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山行記録 カレンダー
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climbing-nao 2011-6-24 0:28
日程:2011年6月17日(金)? 18日(土)
山域:小川山・岩登りの練習
山行形態:自主山行
メンバー及び役割:CL古屋・SL大浦・嶋住・高橋(記録)
記録
○スケジュール
金曜日
21:30新松田駅集合、24:00清里駅到着(泊)

土曜日
6:00起床、霧雨。意気消沈。最寄のクライミングジムはどこだったっけと思いをめぐらせる。
7時半過ぎ、とりあえず行ってみようと清里駅出発。するとなんと途中から地面が乾いてきて時折日が射している。にわかにテンション上昇。
8時過ぎ、駐車場到着。梅雨真っ只中の雨予報だったので空いている。準備後、15分程歩き、セレクションという人気ルートのある屋根岩二峰の取付地点へ。
自分達よりも先に2人組が居たが、降りてきた。前日に雨が降ったのか岩が少し湿っぽかったから諦めたようだ。


【セレクション(5.8)】
8:50?1ピッチ目:大浦さんリード(2高橋、3嶋住さん、4古屋さん)
トップが2本のロープを引いて登り、三番手が更に1本のロープを引いて登るというシステムで、ロープをビレイループの左右どちら側に結んだらいいか、最後までよく判らなかった。
湿気の残る右側のクラックではなく、左側からスタート。大浦さんはすぐ上の方へ登っていってしまったが、自分がやってみると初っ端から難しい。少し左にトラバースして1ピッチ目の終了点。ピッチを切っているテラスが狭くて全員がその場所には居られなかったので、2ピッチ目は、1ピッチ目と逆順で登ることになった。


10:00?2ピッチ目:古屋さんリード(2嶋住さん、3高橋・大浦さん)
スタートしてすぐのスラブがすごく難しそう。古屋さんがじわりと登っていく。嶋住さんは今回が初外岩とのことで、1ピッチ目は怖かったとのことだったが、日ごろからジムで練習しているのですぐに慣れて、落ち着いて難しそうなスラブを越える。
中盤に手がかかる棚のようなところがあり、そこから先は少し傾斜が緩む。


3ピッチ目:高橋リード(2古屋さん、3大浦さん、4嶋住さん)
リードをやってみることになり、ビビリながらスタート。大きなチムニーにチョックストーンが挟まっている箇所をくぐって、奥からバック&フットでずり上がる。一応チョックストーンの上にヒョロリと生えている木にランニングをとってみたけど、木が細すぎて気休め的な感じ。
チムニーを抜け、ピッチを切れそうな場所まで上がる。ロープが引っ掛かっているわけでもないのにものすごく重い。これが屈曲しているということかと思う。
後から3人がいとも簡単そうに登ってきた。

11:40?4ピッチ目:古屋さんリード(2高橋、3嶋住さん、4大浦さん)
身体が半分ぐらい入る幅のクラックからスタート。この日の核心部?全く登れる感じがしない。最初は左足を立木に押し付けてずり上がり、その後右半身をクラックに入れキャメロットの力を借りて登る。クラックから抜けて次の手がかりに行こうとしたあたりで、左足が滑ってテンション。50センチぐらいずり落ちる。
その上も難しくて、苦労しながら登る。

5ピッチ目:大浦さんリード(2嶋住さん、3高橋・古屋さん)
雲行きが怪しくなってきたのと、背後から2人組のパーティが上がってきたのとで、本来のルートである、左トラバース・クラックではなく、そのまま直上してピークへ。
60メーターロープを一杯に出して終了点に到達。頂上に行けたことに大満足。


この後省略したクラックにトライしてみようと話していたが、休憩中に雨がしっかりと降り出し、やむ気配がないので降りることに。下山は雨の懸垂下降。ロープが重くスムーズに動かず、これまで何度かやった懸垂下降の中でこの日が一番難しく感じた。
嶋住さんはエイト環で懸垂下降。先週の訓練が早速実践で役に立っていた。
途中、足の置き場がほぼ無い箇所で懸垂支点の掛け替えが必要となり、バックアップを取っていても、ロープスリングに体重を預けるのはスリリングな気分だった。
傾斜の具合で懸垂支点からロープがなかなか抜けてこなかったりして、古屋さん・大浦さんに苦労をおかけしながら、3回の懸垂下降を経て、取付に戻る。

16時頃撤収、17時頃キャンプ場出発、ナナーズにて川上村特産品レタス購入。
新松田のドライブインはるみにて夕食後帰路へ。

○所感
どのルートに行っても、どこもかしこも登るのが大変。「難しい」か「ものすごく難しい」か、どっちか。
「あ、ここは登れそう」って思える日は来るのか。
ご一緒させていただいた皆さま、お疲れさまでした&ありがとうございました。

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