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カテゴリ : 
執筆 : 
hnyqzi11664 2021-2-13 22:40
日程:2021年02月13日(土)
山域:八ヶ岳/湯川
山行形態:アイスクライミング
メンバー(役割):W(CL)、T(SL)、H(装備)、H(記録)

記録:
何年ぶりの湯川だろう。八王子滝山に集合し、南きよさとでHさんと合流して林道途中の駐車場に向かう。体慣らしを兼ねて林道を歩き、ミクロトワンソンは取り付かれているので白髪エリア右岸に決める。ガイドさんを連れた山岳会パーティが下流側、上流側にHさんが選んだルートにトップロープを垂らす。ここのところの暖気で白髪の所々に禿げ・抜け毛があるものの、それなりに登れる。気温はどんどん上がり時折、対岸の抜け毛の爆音で緊張感が高まる。スクリューでトップロープのルート取りを変えたり、後半は超ミニサイズの氷柱でバーチカルな気分も試す。気温は高めではあったが日陰側のため十分に楽しめた(灯明の湯は休業、ロックとマシュマロも久ぶり)。
5時20分道の駅「八王子滝山」〜林道駐車場 8時ー8時45分 白髪エリア右岸 15時10分ー15時40分 駐車場

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執筆 : 
hnyqzi11664 2021-2-8 22:30
日程:2021年02月08日(月)
山域:八ヶ岳/醤油樽の滝
山行形態:アイスクライミング
メンバー(役割):F(CL)、A(SL)、H(記録)

記録:
シーズン初のアイスクライミングだがアイゼントレを全くせずに参加した。今年も前泊はA邸でお世話になり、各自朝食を済ませて桜平の駐車場へ向かう。林道の醤油樽の滝入口までは30分もかからず、1時間程度でエリアに到着し、アプローチは短い。カチカチの氷をFさんリードでトップロープをセットし、中央、右側、左側の順にロープをずらして各自思い々に登る。平日のためか貸し切り状態のうえ、落ち口の木々が時折なびくが、奥まった地形で風が滝を舐めることはなく寒さを感じない。しかし、在宅勤務で体重が増えたこともありトップロープですら一気に登りきることができず、リードは暫く無理そうだがシーズン初めには手ごろな滝だった。
6時起床(前泊)〜桜平(下)駐車場 8時25分ー9時20分 醤油樽の滝 15時35分ー16時10分 駐車場

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執筆 : 
hnyqzi11664 2020-9-4 22:20
日程:2020年9月4日 金曜(前夜発)発〜9月6日 日曜
山域:南会津 袖沢御神楽沢
山行形態:沢登り
メンバー(役割):F(CL)、H(SL/記録)
記録:
日常がころなる中で徐々に沢登りの感覚を取り戻してきた。2009年、2013年の記録にもあがる銘渓を遡る。張り巡らされた高速の恩恵で2時間ほどで那須西塩原ICを出たが一般道で時間がかかるのは仕方がない。2時間半の仮眠をとり、駒ヶ岳登山口バス停近くの駐車場に車を置いて 6:02貸し切り状態のバスに乗る。小豆温泉で下車のところを運転手さんは登山口前まで運んでくれた。6時半に歩きだす…、道の付け方が普通でないことがすぐ分かる。暑さと重荷での1時間半(45分×2)、直登にしびれてFさん曰く「この山道はやばい」。足もとに垂れるトラロープが国体山岳コースの痕跡なのだろう。避難小屋を過ぎて湿原に着いてみると3時間半、まずまずのペースだ。雲行きはすでに崩れて木道で身支度をするFさんはザックカバーをかけ、藪へ向かう。
藪漕ぎに苦しめられることもなく沢形に入り、沢を下る。ラバーソールを履いていたらこの先もぬめりに苦しめられるところだった。時折、大粒の雨が叩き付けて雷鳴も轟くが流れに濁りはまだなく、昼過ぎに一本立てる。1,202mの幕営適地までもう少しの位置だろうが、テン場を探すことにして右岸奥の藪に高台を見つけてタープを設営する。雨の勢いは増し、タープから流れ落ちる水はナルゲンを瞬時に満たす。1時間も過ぎると日が射してきたが沢は濁流で増水しており、適地まで下るのは止めて一杯やる。焚き火は諦めて夕飯、早めに就寝する。

すっかり明るくなった5時半に歩きだす。目標だった幕営地は意外に近くであったが昨日の判断に選択肢はない。少し気を引き締めてゴルジュ地帯を抜け、大釜を持つ5m滝はクライムダウンを避けて右岸を巻き、残置された新品の捨て縄で懸垂下降する。御神楽沢の出合までは4時間を要した。雷雨で避難小屋泊りという男性2人パーティーが追いつき、出合の右岸をよじ登って行く(駒ヶ岳山頂でも再会)。しばらく進んだところの4m滝は右壁で荷揚げし、畳岩では好みのポーズで写真に収まり、8m滝は左ルンゼを登り、少しトラバースして下る途中からの残置スリングで懸垂下降する。2段10m滝では上段右の残置スリングにヌンチャクを足してA0で上がる。一本立てた正午過ぎ、振り返ると青い空 白い雲 水の囁き、いい天気だ。

しばらくして幕営を準備する先行パーティーに会う。気がかりな空模様になってきたが昨日のような雲ではなく、予定のテン場を目指してひたすら遡る。ゴルジュの中に5m滝が現れ、根っこを上に向け枯れた倒木が掛かる。"木登り"を選択してFさんは難なく通過するが自分にとっては最難関の核心部となる。倒木の根元でマントリングができず、ソールが滑って何度も筋トレ動作を繰り返す。見かねたFさんにザックを荷揚げしてもらうがもはや空身になっても上がれない。両足の踏ん張りがきかないため右顎を根元にひっかけてバランスをとり、呼吸を整えて体の回復を待ってクリア…!(木登の呼吸 顎ノ型)。その後の7m直漠を手前右から巻くと右岸に潜む幕営適地に着く。雨雲はムジナクボ沢あたりで留まっているようだ。辺りの草刈りと設営を済ませて釣りに行き、型の良い岩魚をお土産に頂くことになる。焚き火の炎は暖炉のように小さくトロトロと、ホテルの気分で一夜が過ぎる。

翌朝も天気がいい。釣果のポイントを教わりながらムジナクボ沢の出合を通過し、右岸の少し先には開けた幕営地が広がる。お助けハンドや小さく巻くなどして、中門岳に遡る出合から先は藪漕ぎに備えて穏やかに滝々を登る。1,800m付近の二俣で水筒を満たしてからは左に進み、その後は右、右と進んで藪に入る。疲れることもなく根曲がり竹を漕いでいると笹原となり、池塘を思わせるような草原から登山道にでた。視線を浴びながら一休みした後、山小屋(ビールで乾杯)を経て下山する。お目当ての「駒の湯」は人数制限のかかる前に入湯でき、南会津で見つけた「かねまる食堂」で早めの食事が摂れたことはありがたい。荷揚げ、お助けハンド、お土産付きと数々のお世話になり、巷のG0T0トラベルキャンペーンとはちがう、"沢の旅"がまたできたことに感謝します。
1日目(曇り雷雨) 三岩岳登山口6:30〜三岩岳避難小屋9:40〜10:00窓明山鞍部(湿地) ミチギノ沢(下降開始)10:40ー12:30幕営
2日目(晴れ) ミチギノ沢(幕営地)5:30ー9:30御神楽沢出合ー10:15畳岩ー15:307m直漠ー15:50幕営地(ムジナクボ沢手前)
3日目(晴れ) 御神楽沢(幕営地)6:00ー9:15二俣(1840m 左)ー10:00中門岳寄りのコル(登山道)〜会津駒ヶ岳 駒の小屋11:30〜13:00滝沢登山口

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執筆 : 
hnyqzi11664 2020-7-24 23:30
日程:2020年07月24日 金曜(朝)発〜7月25日 土曜
山域:利根川水系 宝川支流 板幽沢(奥布引沢)
山行形態:沢登り
メンバー(役割):F(CL)、H(SL/記録)
記録:
天気はよくはないが、宝川温泉には行ったことがないためウキウキした気分で林道を歩きだす。何処かで幕営したことがあるような雰囲気を感じる板幽橋から入渓すると、石が滑る。見た目問題なさそうな所も滑り、迂闊には足を置けない。パターンの擦り減ったVibramソールなので尚更のことなのだろう。11時を過ぎるころからは小雨がぱらつきだす。必要以上に神経を使いながら初心者の身のこなしで大滝にたどり着く。Fさんが先行して絶妙なバランスで大滝をクリアする。
取り付いてみると何度やっても3手目が取れない。荷の重さがバランスの恐怖感を煽る。担いでいたロープにハンマーを結んでハンマー投げを20回ほど試みるが、落ち口に上手く投てきしない。滝の右側にあるというトラロープも見つからないため、滝の左の小沢を沢型付近まで上がってみたらあっさりと巻けた。広い河原を過ぎてからは幕営地の候補になりそうな所を物色しながら布引沢出合を通過し、
右岸入口にトラロープのある3m滝を巻いて暫くすると適地が見つかる。菊石沢出合からだと10分ぐらい手前の左岸、16時前に設営を完了する。焚火は諦めて着替えてお酒で暖を取る…。明け方まで時折りしっかりした雨が降り、タープを伝ってシュラフカバーを濡らす…。明るくなったところで何となく起床すると、水位は10cm以上は増しており、この先を遡る気分にはなれず、朝食を済まして撤収する。
気づくと水位は幾分下がっており下山心に弾みがつく。崖は濡れて滑りやすく、懸垂下降3回で下る。なかでも2回目の5m+3m滝の下降が印象に残る。右岸を斜め懸垂してそのまま流れの淵を、体勢を立て直してロープを十分に弛ませてからは、フライの毛鉤になったつもりで流れに身を任せて次の滝の落ち口の縁を横切る。大滝の上からは左岸を少し上ってから尾根を下るが、下り始めるまでがわかりづらい。尾根に沿って途切れ途切れの薄い踏み跡を下り、右手の板幽橋への分岐を過ぎてからは左手の初沢を意識して下ると突然林道に飛び出し、あっと言う間にゲートが現れる。濁った沢に目をやりながら、林道を歩いていると雨は止み、駐車場に着く。宝川温泉(コロナ半額割引(\1,000) 混浴)と「来瑠里らーめん」(取れたての生卵 かけご飯OK)を食べて爽快な気分で帰京する。沢泊と地形の匂い感を取り戻せたことに感謝して、焚火と釣りは次回の沢に期待したい。

7月24日 9時 宝川温泉 ー 板幽橋11:00入渓 ー 13:00大滝 ー 14:50菊石沢出合い手前の3m滝 ー その先左岸(泊)
7月25日 6:45幕営地 ー 8:00大滝上 ー 9:55林道ゲート ー 11時 宝川温泉

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執筆 : 
hnyqzi11664 2020-7-11 22:20
日程:2020年07月11日(土)
山域:丹沢/玄倉川
山行形態:沢 訓練
メンバー(役割):K、U(CL/装備)、Y(SL)、H(記録)
記録:
予報では丹沢湖の天気は15時ごろから雨だが、それなりの訓練はできるので8時半ごろには全員集合した。1時間かかることなく河原に到着、渡渉しやすい箇所を探すところから訓練を開始する。三密を考慮し、スクラムなどの渡渉術は渇愛して末端交換三角法に絞り、まず、流れのない川堀りで全員がすべての役割を行った。続いて、渡渉も全員が流心を覗く地点まで行き、引き返すことでしんがり役も兼ねた。

休憩の後、沢で用いる主なロープワークを確認してから滝の落ち口などでの支点工作、確保を確認した。林道を見上げる林の斜面でのリード(U),フォロー(K)を終えたところで降りがさらに激しくなり、雷鳴が轟いた時点で訓練を打ち切る。雨は帰り道の林道で上がったが、モミソに続いてまた少し沢の感覚を取り戻せた。蛭を構うこともない、青空な沢が待ち遠しい。
玄倉バス亭 9時過ぎ⇒10時前 小川谷出合より玄倉川上流の河原 12:20⇒13:05 玄倉バス亭
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