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iceclimber_msc 2020-11-29 11:40
山行報告書

日程:2020年11月29日朝発〜日帰り
山域:丹沢/モミソ沢
山行形態:アイゼン遡下降
メンバー:W(単独)

 懸垂岩では講習会らしき男女。若い5〜6人が訓練にいそしむ姿を遠目に、古いシャルレのアイゼンを装着してひとり入渓する。グリベルG12より安定感がある気がした。途中縦クラックに左足の踵を揚げてはめ込んで立ち上がったところバックルが岩にはまり込み抜けなくなって右のスタンスが置けない3点支持状態で右往左往したが、ねじり戻したらどうにか外れて一安心したことがあった。ゴルジュの4m滝と大棚は巻いて登った。大棚については、ロープ長さが足りない為シャントでは危なく次回の為に上部の登り方について検討をするにとどめた。

 本谷出合までの下降では今回計4回の懸垂をした。大棚すぐ下の3m滝では大岩にロープを直に大回しで懸垂した。ゴルジュの4m滝については遠目の立木から懸垂した後にシャントで登り返し。こちらについては左足のスタンスが少ない点について以前から困っていたが今回は開眼することが出来た。足回りの感覚は問題なさそうだが重荷での冬季縦走にはまだ不足があると思われた。行きも帰りも渋沢〜大倉間のバスは満員だった。

携行装備:30mダブルロープx2本、シャント、コングスライダー+7mmロープ、バイル(ハンマー)、ハーケンx3本(使用せず)
記録:9:18大倉行バス乗車、10:35大倉発、10:40モミソ沢出合、12:35大棚上部、13:00大棚下、14:20本谷出合着、16:00渋沢行きバス乗車

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iceclimber_msc 2020-11-23 13:10
山 行 報 告 書

日程:2020年11月23日(月)
山域:富士山
山行形態:個人山行 トレーニング
メンバー及び役割:F(CL)、A(SL・記録)、T、H

記録:
水ヶ塚公園に朝6:30分集合、7:00出発。今回は須山口(標高1450m)から登りはじめる。下部は樹林の中を歩き、三合目を過ぎると樹林を抜け前方に宝永山とその火口が大きく見える。見上げると富士山は上部が薄っすらと白くなっていたが、実施その場に行ってみると岩の側面が凍って白くなっているだけで登山道に雪はなかった。

山頂までアイゼンを装着することもなく、この日の気温も高く冬山のアウターを着ることもなかった。とはいえさすがに上部は風も強く冷たい。標高3200mくらいを過ぎると頭痛がはじまり足も重くなる。富士山特有の高度障害と強風も重なり歩行が安定しない。最後の9合5勺からは牛歩の歩みとなり、制限時間13:30に10分遅れでなんとか山頂に到着した。その時点では頭痛は治まっていたが、下山を始めると再び頭痛がはじまり、結局下山してもその痛みは続いていた。

今回雪山のトレーニングにはならなかったが、3000mを超える山に登ると普段の登山では体験できない様々な体の異変や気象環境を垣間見ることができ、改めて富士山のパワーを感じた。17:20水ヶ塚到着、久々の長丁場の歩き、下山ラスト30分はヘッ電のお世話にもなった。

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iceclimber_msc 2020-11-22 13:20
山 行 報 告 書

日程:2020年11月22日(日)
山域:表妙義(妙義神社〜相馬岳〜中ノ岳)
山行形態:個人山行 縦走
メンバー及び役割:KO(CL・記録)、KA(SL)

 前夜18:00厚木駅セブンイレブンでピックアップ。
妙義山最寄りインターの松田井妙義から道の駅みょうぎまではコンビニや食事をするところがないので、1つ手前の富岡インターで降り、食事をしてから道の駅みょうぎに向かう。道の駅みょうぎには21:00に到着。多くの車中泊の車で賑わっている。トイレには売店のある第一駐車場にあるが、登山利用者は道を挟んだ反対側にある第二駐車場の利用を推奨されている。なので、私たちも第二駐車場に車を停める。駐車後速やかに就寝し、明日に備える。

 5:00起床。鎖場の渋滞を警戒して、計画より30分早い6:00に出発する。先行者は単独1名。最初の鎖までは急な坂山道を登る。歩き始めて40分で最初の鎖場に着く。ここは緩斜面のため鎖を使わず上ったほうが安全である。鎖を上りきったところが大の字である。そこから稜線までも鎖場があるがホールド、スタンスは豊富なので落ち着いて登れば問題はない。稜線には出発から1時間強で到着した。稜線は50センチ〜1メートルくらいの幅で、両側は着れ落ちているので高度感がある。歩くには特に問題はない。ただ、風が強いと怖いかもしれない。また、進むに連れて鎖場のホールドが小さくなっていくので、慎重になる必要がある。特に慎重になったのが、大のぞきを越えた先にある下りの鎖三段で、鎖に荷重をかけて懸垂下降のように足を張りながら降りた。ここは今までよりホールドが小さく、鎖でも降りられるが、より安全を確保するならば懸垂下降で一気に降りてしまったほうがいいのではないかと思った。相馬岳からホッキリまではアップダウンを繰り返し、主に山の北側を巻くように道がついている。鎖場もあったが、それよりも落ち葉が滑りやすく、何でもないようなところで足を取られることがあり、そちらのほうが危なく感じた。

 ホッキリから先は今までのコースより難易度が上がったような気がした。ホッキリから鷹戻しまでの間にあるトラバースの鎖場は逆層で日陰にあるのでしめっており、傾斜があるわけではないが気を抜くと危ないので、セルフを取りながら通過した。鷹戻しはホールドが豊富なのでクライミングとしては全く難しくはないが、地上までの高さがかなりあるので、万が一のことを考え始めると手に汗をかいた。鷹戻しを超えて降りる2段鎖場は薄かぶりでスタンスが見づらかったので、ロープで懸垂下降した。60メートルロープ1本で一気に2段を降り、無理に鎖を使って降りるより安全で力を使わずに済んだ。(50メートルロープでも一気に降りられると思う。)そのあとの鎖場はロープを出すことはなかったが、東岳と中ノ岳の下りの鎖は懸垂下降で降りてしまったほうが楽だと思った。中ノ岳を下ったところに新しく設置されたフィックスロープがあり、そのロープ沿いに歩けば問題ないが、地図上の道とずれているので、注意が必要。(地図どおりに稜線上を歩いたら道がなくなり、斜面を下って登山道に出ることになった)

 中ノ岳をと西岳の間のコルから中ノ岳神社までは特に危険なところはない。中ノ岳神社についたのが14:00だった。そこから道の駅みょうぎに戻るため車道を歩き、途中、大人場を経由して、15:00に駐車場に到着した。
表妙義は一般登山道であるが、事故が起きることを想定して歩くとやはりロープワークやクライミング技術があったほうがいいと思った。鎖は設置されているものの、場所によっては支点が浅い部分もあり、いつ抜けるかわからないところがあった。また、フィックスロープは角がある金属に直接通されており、テンションがかかったら断切する可能性がありそうだった。なので、そういう設置物にも危険があるということを理解して歩かないと重大な事故になりかねないと思った。同日、他の登山者の中には空身の人もいて、もし行き詰まったときにどうするのだろうと、他人事だが冷や汗をかいた。安全登山のために定期的に歩行訓練と登攀技術の確認が必要だと感じた。


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iceclimber_msc 2020-11-15 11:30
山行報告書

日程:2020年11月15日(日)
山域:奥秩父 川上村 男山ダイレクト・天狗山ダイレクト
山行形態:岩登り マルチピッチクライミング
メンバー(役割):F(CL/記録) H(SL)

記録:
10月に偵察に行ったルートへHさんに同行してもらう。1日で2本のルートをこなすので、7時に川上駅前に集合。
気温は3度、すぐに男山登山口へ移動し車をデポ。偵察のおかげで迷うことはなかったが、1時間15分くらいかかり取り付き着。8時半過ぎスタートで3ピッチを約1時間強、岩稜を少々歩き男山山頂へ。写真を撮って直ちに下山開始、ほとんど走って下り、11時前に車に戻る。
エネルギー補給後天狗山登山口の馬越峠に移動する。天狗山ダイレクトの取り付きは男山ダイレクトよりわかりやすく、こちらも迷うことはないが、トラバースする地点がポイント。12時半クライムオン。先行のパーティーに7P目で追いつく。9P終了時点で3時15分、踏み跡を辿り天狗山山頂へ。

紅葉は終盤で見ごろは過ぎているが、360度の大パノラマが広がり、晩秋の川上村のレタス畑が眼下に拡がる、簡単だが気持ちの良いマルチルートを予定どおり2本こなせたことに満足した。ルートは歩きの部分もかなりあり、岩場は全体的にルーズな印象、ほぼ支点はないため、岩のチェックは十分に行って登らなければならない。

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iceclimber_msc 2020-11-7 11:40
山行報告書


日程: 2020 年11月7日(土)
山域:鷹取山/コノ字
山行形態:訓練個人山行 
メンバー及び役割:W(CL) H K 
天候:曇

行動時間:集合 9:40 解散 15:00

概  要:鷹取山の磨崖仏裏の前浅間広場に集合後、コの字裏フェースのトラバースにてアイゼント・バイルトレーニング及びフリークライミング訓練を集中して訓練した。
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