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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-8-21 16:48
日程:2020年08月2日(日)
山域:奥多摩 鷹ノ巣谷
山行形態:沢登り
メンバー(役割):W(CL)、HR

記録:W
06:45駐車場-07:10出合-1000大滝下- 10:45大滝上- 10:55二俣-13:00奥の二俣- 14:15稜線 16:40駐車場帰着
東日原駐車場(500円/1日)、東日原バス停トイレあり

感想:HR
鷹ノ巣登山口から巳ノ戸橋を渡り、鷹ノ巣から入渓
大滝まで水量が多く、小滝が連続し、渡渉で何回か足を取られる
途中、渡渉で水流を避けるため、上に登ったが、落り口が悪かったので懸垂で戻る
3段12m上段は、つるつる。残置アブミあり、ロープを出してもらった
2段18m大滝は、30mロープだったので、2Pに分ける(残置ハーケン、スリングあり)
2条4mトイ状は、苦手なステミング。高さがあるので怖い。足の置き方をアドバイスしてもらい上がる
二俣を右の水の戸沢へ。ようやく水流が弱まる
奥の二俣でフェルト靴解除
ツメは、苦手なザレ場を登り、地面は軟らかいが、藪こぎなく、尾根へ
稲村岩尾根を下る途中で、尾根を間違い、気が付いて戻る
稲村岩の裏を巻いて、巳ノ戸沢に出たところ、倒木が激しい
沢が倒木でふさがれ、対岸側の道も崩落 
踏み跡があり、木の間をくぐり沢沿いに広くなった沢床まで下降する
巳ノ戸橋までもどり一安心

1年振りの沢で、体は重く、水量が多く、びっくりしました
ビビっているとWさんが必至でフォローしてくれて、とても助かりました
最後の巳ノ戸沢の崩落は予想外でしたが、鷹ノ巣谷は綺麗な沢でした
久しぶりの沢で涼しく楽しかったです ありがとうございました

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-8-21 16:42
日程:2020年07月26日(日)
山域:三ツ峠山 四十八滝沢
山行形態:沢登り
メンバー(役割):F(CL) H(SL) CH(記録)

記録:連休最終日、当初クライミングの計画を相談していたが、連日の雨と当日の不安定な予報から沢に変更となった。
Fさんから「ちなみに行かないよね? 沢(笑)」と連絡が来たが、CHも沢をやめたわけではない。ただ、1年以上行きそびれていただけなのだ。
発売されたばかりの「関東周辺の沢 改訂版」から、近場でヒトもヒルもいない沢として、三ツ峠山の四十八滝沢が選ばれた。MSCでもアイスクライミングでお馴染みの沢だが、沢登りとして歩いたことがあるのは今回のメンバーではHさんだけ。

この日は朝から降ったり止んだりの天候。
北口登山道の駐車場に着いた時にも、止む様子のない雨が降り注いでいた。歩いてすぐの橋から見える滝の水量もだいぶ多い。ひとまず沢に入って様子を見るということで行動を開始した。
アプローチをこなし入渓してまもなく、左足の沢靴のソールが完全に剥がれ落ちてしまった。CHの沢靴は、Oさんから受け継いだカドワックスの年代物。しかも久し振りの沢だというのに急遽参加したので、まったくメンテナンスや確認を怠っていた…。さいわい、ソールがなくてもフリクションには問題ないようなので山行は継続することにした。

そんなアクシデントと裏腹に、気付くと空は明るくなってきており、雲間から青空すら覗かせている。
とはいえ水量が多いことにはかわりなく、大きな滝はすべて巻いて抜ける。それほど大きくない滝についても、流れの中を上がるのは危険と判断した滝は水流を避けて巻いて登ったのでロープは出さずに終わった。何しろ、5〜6mの滝でもそこから落ちてくる水は、「流れ」というより「勢い」。登る者を押し返しそうな強さがあった。
流れの緩いナメのようなところではウォーターウォーキングを楽しんだ。久しぶりの沢はこのくらいが気持ちよい。

最後は、ルンゼはガレガレだったので左岸を尾根通しで詰めて、電波搭ちかくの登山道に抜けた。休憩しているとすぐに雷が鳴り出し、雨音が青々と繁った木々の葉を叩き始める。
下りの三ツ峠北口登山道はとても荒れていて、大きな樹木がそこかしこに倒れており、通過を困難にしていた。雨足も雷もいよいよ激しくなり、早足で降りたいが何度か赤土に足を滑らす。沢の音が大きくなってきた頃には雷鳴も遠ざかり、駐車場に着くと雨も止んでいた。
沢靴は左足に続き右足も、ソールが半分くらいまで剥がれ掛かっていた。

8:00宝鉱山駐車場/8:30北口登山道入口/9:20入渓(装備装着)/11:30水源/11:55電波塔/13:35登山道入口





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iceclimber_msc 2020-4-2 6:01
日程:2020年03月13日(夜)発〜15日(日)1泊2日
山域:上越/白毛門〜丸山乗越〜赤沢山
山行形態:雪山縦走
メンバー(役割):U(CL/装備)、W(SL/記録)、K(食当)、Y(食当)

 先週の谷川雪上訓練の時よりは暖かい土合駅にて就寝。明けて土曜日の朝は曇り空。見上げる白毛門山頂付近に黒々とした岩肌。土合駅周辺の雪解けもとても早い。白毛門駐車場も5〜6台分は停められるくらい雪が無い。「雪が無いと肩を登るのが厳しいよね」でも、「行ってみなくては分からない」。全く雪のない登山道をしばしゆくと降雪が始まる。雪というよりはみぞれ。1050m付近で固めの雪が始まりアイゼン装着。松の木沢の頭は視界悪く見えるのはジジ・ババの岩くらいまでで一ノ倉はまったく見えず。肩付近から白毛門沢方面に全層雪崩が何か所も起きており、今年の気温の高さが伺える。肩の直下でしばし休憩。左の草付きまでまくり、先行者たちのトレースで出来上がった階段状の雪壁を登る。登ってみれば雪面に数か所の亀裂が走っていたものの難なく山頂に立つことができた。
 記念撮影の後、丸山乗越方面に進む。山頂まであったトレースはその先全く無くなった。CLのナビで順調に進む。クラストでよく締まった雪面の上に10?弱の新雪が積もり、途中でワカンに切り替えて進む。Kさんがここまで案外すんなり進んでこれたので気を良くしていたのか楽しそうに雪庇の近くを歩いている。その先1526mピークで北東に切り雪庇を避けて丸山乗越に下りていくのだが、なだらかな窪みの上にできた雪庇にまっすぐKさんが進んでしまい軟雪の上に不時着。本人「雪面が見えていなかった」とのことでした。気を付けましょう・・。
 丸山乗越には早々に到着。みぞれがひどかったので、濡れたものを乾かすことに。そののち昼寝、うたた寝を交えつつ、会の今後のこと、新人勧誘のこと、等議論するが結論は特に出ない。山は静かに新雪をテントに打ち付け日は傾いていった。夕飯はKさん用意のシャケのチャンチャン焼。山で食べるのは初めてだったが、甘い味噌だれにてなかなかの美味。
 夜半にバサバサと大きな音が続いたので「雨かな?」と思ったけれども明けて外に出てみると新雪が10?弱積もったか。思っていたよりは冷えなかったがそれなりに降ったようだった。丸山のピークをパスする際に6年前に御大と来た時のことを一人思い出す。「この辺はもういいだろう?」と恐らくは雪の奥利根を目指せという趣旨だったのだろうか。あれからどれだけ進歩しだだろうか。答えは出ないままに、急に冷えた風が新雪とともに山稜に吹く。その内に日が差し、午前中の内に陽だまり雪稜漫歩となった。ポイントとなった赤沢山からの土合方面への分岐はCLの的確なナビにより方向をとらえ沢型の左岸から白毛門駐車場を右に見て土合山の家の池の裏からの下山となった。最後の沢型の前後は傾斜が急でかつ雪もすくなくガレた斜面を木を頼りに下山する形となった。天候悪かったせいか終始誰にも合わない静かな山行だった。間に合いそうなので「先週に続きあしま園に行こう」、となり店には入れたが「食材が品切れになった」と帰されてしまい残念。たむらで胃袋を満タンにして帰路とした。

携行装備:基本装備(アイゼン、ピッケル、スコップ、わかん、ヘルメット)。火器はMSR+大ボトル(ほぼ使い切り)。5天NO.1の本体は大分古いがまだまだ現役。

記録:3/13日(金)22:30 厚木駅セブン集合(U車)3/14日(土)1:00 土合駅着 6:00 起床 7:20 土合駅出発 10:20 松ノ木沢の頭着 10:50 白毛門肩の下着 11:40 白毛門山頂着 12:35 1526mピーク 13:00 丸山乗越着 3/15(日) 4:30 起床 6:20 出発 7:30 1462mピーク手前のコルを見下ろす平地で小休止 9:55 赤沢山山頂着 12:00 土合駅着

白毛門山頂と丸山乗越幕場




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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-3-16 17:19
3月7日(土)〜8日(日)
山域:谷川訓練
山行形態:訓練山行
メンバー及び役割:S(CL)、W、F、K、U、H(土曜)、T(記録)

記録:
3/7(土)朝に都内発、8時少し前に土合駅着。一ノ倉沢出合を目指す。去年と比べて今年は随分雪が少ない。この日の雪はまだ凍っておらず柔らかかったので、最近雪が降ったようだった。降っていなかったらもっと少なかったのかと思うと、改めて今年の寡雪を強く感じた。
訓練では雪上での支点の構築について検討した。定番のスノーバー(縦・横)の他、デッドマン、スノーボラード、雪袋などで支点を作り強度を確認した。降りたての雪だったので埋めるのは容易だったが効きが悪い。かなり深く埋めないと強度が出なかった。その後、実践で使うことの多いスタンディングアックスビレイの基本形を確認。またスタンディングアックスビレイによる隔時登攀の形を確認した。ロープを流しつつ停める訓練では、滑落役はそりを使って滑った。雪が柔らかかったので、それでもあまりスピードは乗らなかったが、いいアイディアだと思った。(ウエアも傷まずに済む)
訓練後はテントに戻り、宴会&早めの夕飯。この日はお鍋だったが量が半端ない。肉1.2キロ、キャベツ1玉を含む大量の野菜、〆のうどん6玉。しかし7人で完食してしまった。

3/8(日)4:30起床、6:30出発。登山指導センターに荷物をデポして、軽くなって10時までと決めて西黒尾根を登る。登も下りも実践ベースの良い歩きの訓練になった。11時過ぎに下山、お風呂・昼食後解散とした。

訓練の様子


一ノ倉全景


西黒尾根

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-3-2 6:40
日程:2020年2月23日(日)
山域:八ヶ岳連峰 権現岳(敗退)
山行形態:雪山
メンバー及び役割:F、T(記録)

記録:
元々は金曜日夜発、土日で谷川方面への山行を計画していたが、金曜日の夕方になってFさんより体調不良との連絡が入る。鬼の霍乱に驚いたが、翌朝「体調が復活したので再計画したい」と連絡があり治るのも早いと2度驚いた。冬型・強風の予想で山に入るには不適ということであったが、晴れていそうな太平洋側の山域に定め、行けるところまで行ってみようということにする。

2/22(土)21:40高尾駅に集合し、道の駅小淵沢(泊)。暖かかったが、道の駅の時点ですでに風が強かった。

2/23(日)5:00起床、5:30過ぎ出発にて天女山入口へ。7〜8台程度の駐車スペースはすでに一杯。想像以上に人が入っている。邪魔にならないようにゲートの前に車を停め準備をして6:30出発。夏なら車で入れる天女山まで25分程のアルバイト。天女山から先で徐々に雪が出てくる。樹林帯の中でもかなり風が感じられ、止まるとあっという間に冷えて寒いので、汗をかかないように、休憩は座って休まない程度で短く済ませて進んだ。登るにつれて徐々に風が強くなるのを感じていたが、三ツ頭の手前で樹林が切れた瞬間、叩きつけるような風を受けた。耐風姿勢もとりながら進んだ。三ツ頭までは辿りついたが、権現岳までのコースタイム1時間をこの強風の中進むのは無理と判断し、撤退を決定。自分達以外に2組の登山者が三ツ頭のピーク付近にいたが、いずれも強風で戻って権現岳は諦めて戻ってきていた。
10:30に下山を開始。下山ルートの正面に富士山が見えたが、強風が吹き荒れていることを伺わせる恐ろしげなな雲がかかっていた。富士山の右手の南アルプス、甲斐駒ヶ岳のピーク付近は千切れる雲の中だった。
12:30下山。予定より早く下山したので、グルメツアーへ。最近Fさんがハマっているハルピンラーメンで遅めの昼食、お土産にヌーベル梅林堂のくるみやまびこを購入した。帰路、冬の中央高速は渋滞しないのジンクス反して結構な渋滞に遭ってしまったのはやっぱり暖冬だからだろうか。

(感想)
・天気予報は晴れだったし実際晴れてもいたが、山に入るのは不適、を体感。
・登っている最中は一度も見えなかった権現岳の姿が、下山後に見えていた時間があった。遅めに登り始めていれば風が弱まっていた瞬間にピークに行けたかもしれないとわずかに未練が残った。タイミングが重要。

強風の空模様
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