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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
 2009-2-11 1:00
日程:2009年2月11日(水)
山域:御坂 大幡川 八十八大師沢
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:木村(記録)、Y(会員外、CL)、H(会員外)

記録:
 8時30分、登山口から登りはじめる。天気は曇りだが思ったよりも暖かい。10分くらい歩くと左側に沢が現われる。登山道には雪はなく沢もまったく氷っていないが、この辺りで入渓する。暫くはフラットソールでの沢歩き。薄く表面に氷が張っている場所もあるが、とてもアイスという雰囲気ではない。これは冬の沢登りだねとアイスから頭を切り替えて遡行を続ける。10時頃、突然氷の滝が出現!おぉーと興奮する。我慢して登った甲斐があった。傾斜もきつくなく初心者に手頃な感じの滝である。



まずはHさんがリードに挑戦。一段目、二段目は問題なくクリア、三段目にさしかかると50mロープがギリギリ足りるかどうかだったが、なんとか滝を抜けて支点をつくれたようだ。木村がセカンドで上がる、三段目の滝は下からは良く見えなかったが、かなり立っていてしょっぱい感じ。セカンドでもかなりドキドキした。さすがHさんである。続いてYさんが登ってきて3人で一息つく。今回は中山さんより譲り受けたアイス用のアイゼンを使用、縦走用と比べるととってもラクに氷にツメがささる。アイスは道具次第ということを実感。



 さらに進むとこれまた適当な小滝が出現、木村リードで挑戦。一段目の上部2mほどの立っている氷を登ろうとするが、壁の途中でアイススクリューを打つのはとても大変。少しクライムダウンして安定した場所でスクリューを打ち直しなんとか壁を乗り越えた。二段目の滝は問題なく通過し、上部の氷にスクリューを2本打ち込み支点をセットした。傾斜の緩い小滝でもリードとなると緊張の連続、なにからなにまで初めてやる事なのでなんて楽しいんでしょう。
 もう少し先に6?7mの階段状の滝が出現、これはYさんリードで取付く。今日は半年振りくらいの山行らしいが、3人の中では一番アイスの経験があるので余裕な感じで登っていく。



 滝の上部で休憩し遡行図を見るが自分達がどこにいるか全く分からない。水流も消えこの先はガレた沢をたどるようなのでアイゼンをはずす事にする。枯沢を30分ほど登り右側の尾根に抜けると登山道に出た。四十八滝沢を詰めるとアンテナ塔に行き着くはずだがどうも見当たらない。倒木に巨大なサルノコシカケが生えていたのでいろんなポーズで記念撮影する。下山し始めると雪が降ってきた。30分ほどで入渓点に戻った。そこで気がついた、自分達が登ったのは四十八滝沢でなく隣の八十八大師沢だったことに・・・。25m大滝も出てこないしどうも変だと思ったんだよな?。まあ初心者には調度良いアイスクライミングだったので良しとしよう。今度来る時は四十八滝沢を遡行するぞ。

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