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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2006-7-16 14:08
くもり一時雨菅原(単独)  西丹沢自然教室の駐車スペースに車を止め、8:30出発。大賑わいのオートキャンプ場を横目に車道を歩き、8:50用木沢出合に着く。ここから登山道に入る。用木沢沿いに左岸から右岸へ右岸から左岸へと木橋を渡り、緩やかに登っていく。木橋は古く、朽ちている箇所が多い。9:30用木沢から離れ、左上のスギの植林地の中を登り、雑木林に変わる辺りから涸れた支沢へ入っていく。この辺りは地図上の登山道とはずれていると思われる。「コシツバ沢」という案内板がある。雑木林沿いの急な登りが続き、蒸し暑い。樹木の葉をたたく雨の音が聞こえ始める。沢の源頭部に登りつめた頃には雨は本降りになっている。雨具を着てもけっきょく汗で濡れてしまうから帽子だけ被ることにする。シャツを濡らしながら笹薮を掻き分けるように急坂を登っていくと急に明るくなり、稜線に出る。10:05 ここが犬越路である。南側は濃い霧に覆われ、展望なし。東側は時折霧の切れ間に小笄の山頂が眺められる。
 避難小屋が新しく建て替えられている。小屋の中で小休止とする。新しい木の良い香りがする。10:30避難小屋を後にし、大室山への急な道を登り始める。雨は小降りになっているが、白い霧が漂っている。乾きかけたシャツも笹薮を掻き分け進むとまたぐっしょりと濡れてしまう。  チュピチュピとけたたましく鳥が鳴いている。1169メートルのピークを越えると平らな道となり、太いブナが目に付くようになる。少し登って1221メートルのピークを過ぎると、急な登りが続き、11:00 ベンチのある1240メートルのピークに達する。アップダウンをくり返しながら徐々に高度を上げていくが、木の根が出ていたり土砂が流れて段差が大きくなっていたりして歩きにくい。やがて植生保護柵が現れ、道は柵沿いに緩急をくり返し登っていく。11:50急なつづら折りの道になる。気が付くと雨はとっくに止んでおり、流れる風がすがすがしい。薄日も差し、蝉がいっせいに鳴いている。空を見上げると、雲の切れ間に青空も見え隠れしている。霧が山肌を縫うように上がってくる。ひと登りすると、12:00ブナに囲まれた大室山の西の肩に出る。ここから大室山山頂までは300メートル、すぐそこである。大室山山頂は樹林に囲まれており、展望は利かない。山頂からは「大室指」「大渡・久保吊橋」への道が北東に、「神ノ川ヒュッテ 日蔭沢新道」への道が東に延びている。これには「耐久レースルート」と記されている。山頂にいると虫の群れが顔にまとわりつき、目や耳にあたってきて煩わしい。早々に西の肩に戻り小休止。ブナの写真を撮ったりしていると、また虫がまとわりつき出す。もう少しゆっくりしていたかったが、12:30ザックを背負って加入道山へ向かうことにする。
 しばらくは樹林の中の木道が続くが、すぐに標高差200メートルの急下降が始まる。道は荒れている。土砂が流れ、組んだ丸太の木が外れて散乱している箇所が多い。13:00破風口という狭い鞍部を通り、15分ほど登り返して道志村への下山路がある前大室というピークに達する。ここからは植生保護柵沿いの穏やかな尾根道を進む。13:30道の左下に避難小屋が見えてくると、加入道山山頂はすぐそこである。ここも樹林に囲まれた静かな山頂である。ブナの混ざる雑木林が霧に煙っている。写真を撮ったりして小休止していると、またも虫がまとわりついてくる。  13:50虫に追われるように下山を開始する。柵沿いの道を急下降し、右に「道志温泉」への道が分かれてさらに下る。道に白い岩が露出している所を通るとすぐに白石峠に着く。14:10。ここから左に曲がる。まっすぐ行くとモロクボ沢ノ頭である。石がごろごろした涸れ沢を下る。まとわりつく虫が煩わしい。しばらく下ると、水が湧いている所に出る。白石沢の源流である。湧き水で顔を洗う。水は冷たい。沢に沿って下っていくと、何本かの支沢が合流し水量が増していくのがわかる。徐々に白石沢の谷は深くなっていき左岸のスギの植林地に入ると、14:45樹木の切れ間に白石の滝が眺められる。道に案内板があり、「大理石の滝と呼ばれる」と記されている。雑木林の道に変わり、さらに下っていくと、大きな角を持った2頭のオス鹿が谷側の藪の中を逃げていく。15:20林道に出る。しばらく林道を緩やかに下っていくと、15:30ゲートのある用木沢出合に着く。ここには100台ほど駐車できるスペースがある。小休止の後、車道を下り、16:10西丹沢自然教室に辿り着く。
〈コースタイム〉西丹沢自然教室(8:30)?用木沢出合(8:50)?犬越路(10:05,10:30)?大室山西の肩(12:00?大室山山頂?12:30)?加入道山(13:30,13:50)?白石峠(14:05,14:10)?用木沢出合(15:30,15:45)?西丹沢自然教室(16:10)

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msc_kiroku2 2006-7-14 22:30
CL/記録 野口  SL 木村 ムーンライト信州に新宿と八王子から乗り 信濃大町へ  7月15日 タクシーで白沢登山口へ6:00到着 6:20出発 天気予報はあまり良くなかったが 未だ降り出してはいない。 先を急いだが2時間ぐらい歩いたころから 振ったりやんだり の繰り返し、雨具を着たり脱いだり 暑く湿度が高く 有名な急登はなかなかピッチがあがりませんでした 大凪山を越えやっと小屋に着いたのは予定より、1時間遅れの 14:30 そのころには雨も結構降っておりました。明日の予報も期待出来そうに なかったので頂上まで往復することにした 頂上に行っても 見通しは良くなかったが 唐沢岳は見えた。の次、天気が良いときに登れたら 1日は 唐沢岳に当てたいと思った。小屋に戻り 夕食を食べ 早々に就寝 明日の天気はどうかな? 7月16日 朝から雨 仕方なく 燕岳目指して出発 6:10。 ず?っと 雨 雨・・・・ 道はぬかるし回りは見えない 東沢乗越がとても遠かった テント山行の学生かな?の5人 荷物がぬれて重そうで気の毒でした そこから ボチボチ登り 北燕の北側には雪渓が残っており 軽アイゼンを出しました 稜線にでると 雨も風も 本格的 せめてもの慰めは高山植物でした。特にコマクサはとても見ものでした そんな中 やっと燕山荘へ。濡れた物を乾燥室に入れ 大ジョッキーで乾杯 何の? 良く歩った事と無事到着したことにです 7月17日 昨日よりひどい雨風 出発6時35分 何も見えない どこも見えない のでとっとと下山 中房温泉に8:45ついた。10:00でバスが止まってしまうという でも未だ1時間ある 日帰り温泉に入ろう。雨も降っており 朝早かったので 誰もいない温泉 二人で傘をかぶって、温泉に入り 急いでバスに乗り込んだ。穂高?電車に乗って帰った。餓鬼岳への登りは きついので 少し涼しい時期に 天候を見ながら 唐沢岳 も含めて もう一度いってみたい。

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msc_kiroku2 2006-5-21 14:15
メンバー:菅原 野口 両角  5月だというのに梅雨入りしたような天気が続いていたが、今日は久しぶりの五月晴れである。新松田駅に着くと西丹沢行のバス停にはすでに長蛇の列ができている。列の前の方に野口、両角、扇原の三人の姿がある。扇原は一人で下棚の写真を撮りに出てきたという。8:10発のバスに乗り込み出発。9:20扇原と別れて大滝橋でバスを降りる。しばらく林道を歩き、東海自然歩道になっている大滝沢沿いの山道に入っていく。新緑の中、快適に足が進む。バスは満員であったが、大滝橋で下車したのは私たちのほかに数人。静かな山歩きである。  10:19一軒屋避難小屋。ここで小休止し、大滝峠上に着いたのは11:07。他の人たちはここから畦ガ丸へ向かったようである。私たちは11:18大滝峠上を出発し屏風岩山に向かう。両側を笹薮に囲まれた道を下って行くと、今日はまだ誰も歩いていないのだろう、先頭を歩く私の顔に蜘蛛の巣が付く。朽ち果てたベンチのある大滝峠を過ぎると、緩い上り下りをくり返し、ブナの混じる雑木林の小道を進んで行く。風がすがすがしい。ところどころ東側の展望が開け、丸い山頂の権現山が眺められる。11:52屏風岩山に着き、ここで大休止とする。
 この樹林に囲まれた静かな山頂に立つのは私は二度目である。風が涼しく上着を着る。東に延びる尾根にはしっかりとした踏み跡があり、来週行く予定の箱根屋沢を屏風岩山までつめ上がるとここに出てくるという。12:27屏風岩山を発ち、南に延びる尾根を二本杉峠に向かう。緩い上り下りをくり返し徐々に高度を下げていく。尾根の西側はヒノキの植林地、東側はブナの混じる雑木林が続く道を軽快に歩く。峠間近で急下降となるが、落ち葉が道を覆い大変滑りやすくなっている。立木に掴まり掴まり下っていく。平らなところに降り立つと尾根から外れて北に延びる道があり、その道から登山者が一人現れた。急坂の入口には道標もなく、落ち葉が道を覆い隠しており、峠の方から来るとわかりにくいところである。その登山者は道を見失って引き返してきたようである。  13:15二本杉峠着。ここは十字路になっており、東は中川、西は大又沢、南は私たちの次の目的地、世附権現山方面である。小休止していると大又沢方面から登山者が一人上がってきた。13:33二本杉峠発。ここから権現山まで270メートルほど登り返さなければならず、目の前の植林地の急斜面をまっすぐ息を切らして登っていく。849メートルのピークを越えると東側の斜面が大きく崩れたところに出る。細川沢の源頭である。そこは東側の展望が開け、西丹沢の山並みと中川温泉の町並みが眺められる。ここで一息入れると再び急斜面を登っていき、14:12権現山山頂に登りつめる。  私は権現山山頂を始めて踏む。樹林に囲まれた広い山頂でベンチがある。山頂の東側に「権現山 標高1019米」の道標が立ち、浅瀬入口へ下りる踏み跡が続いている。西側にはミツバ岳を経て浅瀬へ下りる踏み跡が延びており、林の中には石祠があってお賽銭が手向けられている。ここで大休止し、14:40浅瀬入口に向かって山頂を発つ。
 踏み跡はしっかりとあり、立木に黄色やピンクのテープが巻かれ下山路を導いてくれる。道標も「→丹沢湖2.3km」から始まって要所要所に立っており迷うことはない。15:10鹿柵が現れると柵沿いにしばらく下り、鹿柵を三回ほど越える。木の枝越しに丹沢湖の水面が見えてくるとバス停は間近である。東京電力の施設の脇を下り、15:45落合隧道の入口に辿り着く。登山道入口には「→権現山2.8km」「権現山まで踏跡不明瞭 初心者の通行不向き」と書かれた道標が立っている。「浅瀬入口」のバス停は目の前である。15:58発のバスに乗り帰路に付く。 〈コースタイム〉大滝橋(9:25)?一軒屋避難小屋(10:19,10:33)?大滝峠上(11:07,11:18)?屏風岩山(11:52,12:27)?二本杉峠(13:15,13:33)?世附権現山(14:12,14:40)?浅瀬入口(15:45)

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msc_kiroku2 2005-9-13 15:36
メンバー 古屋(単独) 休みが平日なんで会山行に参加できない日々が続いています。前々から行きたかった北アルプスの縦走に行って来ました。 三つ又まで行ってクルマをデポ。前常念、常念、大天井、一泊目はそこの予定だったので昼前に着いてしまったため西岳まで行きました。ここでテントを張り、この日は終日天気がよく槍も見えたのですが、翌日は東釜尾根、槍の穂先に行くころには霧雨。なにも見えない状態。降りてきたら風も強くなったが行けるだけ行こうと南岳山荘。テントが張れない風速18m。11時頃着いたのですが、酒を飲むしかないんで3日分の酒を飲んでしまった。翌日も天気が悪かったが回復するというので、ガスの中大キレット、北穂高まで登って涸沢に降りてくることには視界もよくなり、涸沢9時、横尾にテン泊するつもりだったが、蝶が岳に登り(ここもガスっていた)翌日はきれいなモルゲンロードが見れた。9時前には駐車場に着き、ホリデー湯でお湯を浴びて帰ってきた。 次は奥穂から西穂、あと北穂も歩いてみたい。

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msc_kiroku2 2005-8-9 10:19
2005年8月9日(火)晴れ メンバー 菅原 (釼持 西尾)非会員  二ツ森、白神岳に続き、真瀬岳は白神山地の山としては三座目である。今回は真瀬川の水源、真瀬岳にする。標高987.7m、三角形の山である。  8:20旅館を出発し、青秋林道から中ノ又沢沿いの林道を走る。中ノ又沢は禁猟、この林道は初めてで、渓相を眺めながら走る。黒滝は車窓から眺めるだけにし、帰りにゆっくり見学することにする。 出発してから35分程で林道終点に着く。林道終点は広場になっており、水場がある。湧き水が勢いよく出ていて、冷たくて美味しい水である。ミズを採りに来た人たちと出会う。  身支度をして9:15出発する。沢は水が涸れていて渡渉なし。杉林の平地は一面ミズの原っぱになっている。「真瀬岳登山口」の道標の所で道は左に曲がり、ミズで覆われた道を進む。夜露で膝下が濡れてくる。二つ目の沢も水が涸れていて渡渉なし。  杉の植林地帯を登っていくと雑木林へと変わっていく。振り返ると日本海が見えてくる。銀色の幹をしたブナの木も現れてくる。夏山らしくところどころ高い笹の木が行く手を遮るように道を覆い、笹を掻き分けるように進まなければならない。真瀬岳は三角形の山でずっと登りが続く。息が切れる。高度を上げていくとブナの木も多くなってくる。息を切らしながら、ふっと見上げると、真瀬岳の三角の山頂が大きく近くなっている。800m地点辺りである。空が開け、山頂が間近いとわかる所で一息入れ、「さあ、あと一登り!」と声をかけ、笹を掻き分けて登っていくと、ひょこり山頂に飛び出た。山頂は狭く、三角形の頂点に立っている感じである。白い柱に真瀬岳山頂と記された標識が一つだけ立っている。11:33 休憩を入れて2時間20分程で登ったこと になる。  旅館で作ってもらった握り飯を頬張り、汲んできた水でコーヒーを飲む。1時間半程休憩して下山にかかる。下山の途中、腕章をつけたお年寄り二人が登ってくるのに出会い、姿は見ないが鳴き声から猿と思われる動物の気配を間近に感じ、犬を連れた二人連れにも出会う。猿は別にして真瀬岳に登ってくる人がいるとは意外であった。ぐんぐんと高度を下げ、14:17、 1時間半程で林道終点に辿り着く。  林道終点の湧き水を飲み、身体を拭く。アブがうるさく付きまとう。旅館の人へのお土産に湧き水をペットボトルに汲み、帰路に付く。途中車を降り、黒滝を見学する。水は少ないが、黒い岩肌をつたい流れる水が日の光に輝いていたのが印象に残る。
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