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執筆 : 
msc_kiroku2 2014-4-28 23:50
日程:2014年4月27日(日)夜発?28日(月)
山域:尾瀬・至仏山
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:N山(CL)、K倉(SL)、N村、N口、S原(記録)

記録: 
鳩待峠に朝7時半に着いたのに二個所の駐車場はすでに満車であった。1台分のスペースを見つけ無理やり駐車したが、平日だからと油断していた。連休を取っている人が多いのだろう。
天気は予報より好転し、時々薄日が差す曇り空である。スキーヤーやボーダーで賑わう鳩待峠からシールをつけて登り出す。雪質はまずまず。4月下旬にしては満足しなければならないだろう。急斜面はあまりなく、傾斜は全体になだらかである。小至仏山は山腹をトラバースして至仏山山頂に3時間弱で着く。山頂には大勢の人が休憩していた。眼下に燧ヶ岳と景鶴山に囲まれた雪の尾瀬ヶ原が広がり、遠くに平ヶ岳、会津駒ヶ岳を望み、展望に恵まれた。
滑降は最初の計画ではムジナ沢であったが、積雪の状況が悪く、ワル沢に変更。山頂直下は大斜面で、谷に向かって急斜面を滑るもよし、右にトラバースして緩斜面を滑るもよし。大斜面を滑降しワル沢左岸の台地の樹林帯の中に入り、至仏山山頂から50分ほどしてワル沢出合に着く。ここでスキーを外しザックにつけ鳩待峠まで登り返す。
鳩待峠には13時半前に着くが、今日はここで宿に戻って風呂に入り、帰路につく。
今年の尾瀬は例年より雪が少ないらしく、尾瀬ヶ原を眼下に滑降できるムジナ沢がだめだったのが残念であった。また、残雪期の尾瀬にスキーヤーやボーダーだけでなく、多くの登山者が軽アイゼンやスノーシューで訪れていることに驚いた。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2014-4-6 23:50
日程:2014年4月5日(土)?6(日)
山域:八ヶ岳・赤岳主稜
山行形態:雪稜・冬期バリエーション(定例山行)
メンバー: F屋(CL) U野(食当) K田(記録)

記録: 
5日(土)
7:00道の駅須走集合。F屋さんの車に3人乗り込み、美濃戸口へ。10:00美濃戸口で阿弥陀岳北陵パーティーのO浦さん、Y本さん、S住さんと落ち合い、10:20出発。快晴。南沢コース経由で13:00行者小屋着。小屋から少し文三郎尾根方向に進んだ樹林内にテントを張り、早々に宴会モード。夜半から雪が降り出した。
6日(日)
4:00起床。5:50出発。雪のちらつく冬空。間もなく阿弥陀岳北陵パーティーと別れ、文三郎尾根を赤岳主稜取り付きへの赤岳沢トラバース地点へ向かう。6:45赤岳沢トラバース地点。休憩後ザックを背負う際にK田が2本持って行ったアックスの1本を落としてしまう。斜面を滑り出したアックスは途中止まるかにも見えたが、結局赤岳沢方向に消えて行った。授業料が足りないことは認識しているが、ペツル・クォークはさすがに払い過ぎでしょう?
トラバースの際にロープを出して2ピッチで取り付き地点へ。チョックストンが立ち塞がる1ピッチ目、F屋さんリードで登攀開始。途中、U野さん、K田も2ピッチずつリードで登らせてもらう。青空がのぞく瞬間もあったが、基本的に冬空。雪が舞い、登るにつれて風も強まる。ロープワークや段取りに手間取りながらも、12:35赤岳北峰ピーク。小休止・写真撮影を終えると早々に下山開始。14:00行者小屋着。テントを撤収して、15:00行者小屋発。南沢コース経由で17:00美濃戸口着。
感想:
「登攀的」なマルチピッチの雪稜バリエーションは個人的には今回が初めて。積雪量も多く、天候もこの時期にしては想定以上に厳しかったが、F屋さんご指導の下、手間取りながらもなんとか完登できて大きな充実感を感じた。アックス1本失くして金銭的には痛かったが、阿弥陀岳北陵パーティーと一緒に楽しいお酒も飲めて、大満足の山行でした。

以上

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執筆 : 
msc_kiroku2 2013-10-22 23:50
日程:2013年10月22日(火) 
山域:奥秩父 小川山
山行形態:岩登り(自主山行)
メンバー:古屋(CL・記録)、菅原(SL)、栗田

記録:
マルチに目覚めた?栗田さんとともに小川山へ。幕岩トレーニングの成果が出ていたようでした。

まずは午前中、小川山のマルチ入門ルートのガマルートへ。平日なのでもちろん貸切
1P 古屋 2P栗田 3P歩き 4P菅原 5P古屋 6P歩き 7P栗田 12:10 終了点
スラブ状岩壁側へ45メートル懸垂

午後からは定番左岸スラブへ
・ジャーマンスープレックス(10c)
古屋リードトライするも核心で足が止まらず。無念2テン。初トライから4年、リードトライは通算10便くらい出しているが今だ登れず。いつになることやら。トップロープセット後各自1本ずつ。
・ブラック&ホワイト(10b)
トップロープで。各自1本ずつ。核心の2手がなぜか解決。こちらは足がすんなり止まる。今日は下部がいやらしく感じた。菅原さんも独自のムーヴであっさりトップアウト。各自一本ずつ登ると雨がポツリポツリ。16時過ぎ撤収。
いずれのルートもドスラプが初のルートの栗田さんは苦戦。足の置き方、重心移動等ポイントを伝える。

今シーズンの小川山はこれにて閉店。もう少しクラックを登り込みたかったがまた来シーズンの課題としよう。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2012-4-22 23:50
日程:2012年4月21日(土)?22日(日)
山域:上越 荒沢山?足拍子岳
メンバー:古屋(L)、大浦(食当)、高橋、木村(記録)

 一日中天気予報とにらめっこしていたが土曜は晴れ、日曜は下り坂の予報は変わらず。行き先を決めきれずに金曜の夜八王子駅に集合した。1day白馬にアラサー女子チームは盛り上がっていたが、リーダーらの冷静?な判断で上越方面に転進することとなる。
 越後中里駅でビバーク、翌朝はゆっくりめの7時起床。予報通り天気は上々、さて雪はどんなだろう。車を走らせると山の斜面の雪はだいぶ融けたようだ、稜線沿いには所々雪庇のかけらのようなものがついている。上にいけば雪はあるのかなということで荒沢山から足拍子の稜線を歩くことにした。
 8:30スタート、まずは樹林帯の急登。わずかに残っている雪をつないで登るが、所々どうしても藪に出てしまう。上越特有の笹薮をぐわしっと掴んで登っていく。期待して尾根に出ると雪がない。部分的に雪が残っているが、ほとんど夏道(藪)が露出している。かなりはっきりした踏み跡が出ていたのでこれをたどり昼前には荒沢山に着いた。あぁっ、もっと雪の上を歩きたい!白馬の真っ白な雪稜をイメージしていたので、この落差にしばらく頭が動きませんでした。あまりに暑いのでTシャツ一枚になり、残雪の練乳カキ氷を食べて大休止。そういえばみんな顔から異常なほどの汗を流していたなー。
 小一時間ほどのんびりしてしまった。どうするのかなと思っていると、このまま行くようなので渋々ハーネスとアイゼンをつける。12:30頃荒沢山を出発。藪と残雪と露岩のミックスをアイゼンで黙々と進む。高度はほとんど変わらないのだがアップダウンがあり、すっぱり切れ落ちた稜線なので露出したところなど妙に怖い。錆びた番線やペンキの注意書きが時々出てくるので夏は結構登られているルートなのだろうか?藪がきれた所が懸垂ポイント。20mほど降りてそこから登り返し。結構悪そうなのでロープを出して一応確保してもらう。木登りなので沢の高巻きに似てます。暑いのですぐバテてしまいポカリをグビグビ飲む。と、その時さきほど歩いてきた荒沢山直下の沢筋から大量のデブリが落ちていった。うわー怖い、ほとんど底雪崩れ。
 振り返るとすぐ下に高速道路があり、ほとんど進んでないような気が・・・。引き続き藪のナイフリッジを進みようやく真っ白い雪の斜面に達した。手前にはなぜか大量の鹿の糞(納豆化したものもアリ)。ザクザクと春の雪を踏みしめる、楽しい時間はすぐ終わり足拍子の山頂手前で雪はとぎれてしまった。ここまできたらということで藪を少し登ると山頂へ、なんと頂には白いカモシカが佇んでいた。我々の愚行を不思議そうに見ていました。
 この先、稜線づたいは薮が出ているので、さきほどの雪の斜面を下り良さそうなところをトラバースすることに。腐った雪に足をとられて滑るすべる。雪面を登り返すと、またまた藪に突入。この頃には雲行きが怪しくなってきて稜線に出ると風が強い。なかなか幕営地まで着かない焦りと疲れが皆の顔に浮かんでいる。ここから先が勝負だ!と門脇さんがいたら言いそうな感じ。藪・岩ミックスの稜線を慎重に下降していく。途中何度かロープを出す。藪のきれた急な雪壁に行き当たると、誰かの残置シュリンゲが潅木にぐるぐる巻きにされて支点となっていた。ちょっとあやしかったのでバックアップを追加して懸垂に入る。なかなかルーファイが難しい!というか楽しい。べったり雪がついていたらかなりヤバそうなルートです。
 そんなこんなで時間も差し迫ってきた頃にようやく今日の幕営地、ぶなの樹林が見えてきました。暗くなる前でよかったです。最後の稜線は雪をつないで歩けたのでとってもラクでした。19:00幕営地着。久々の長時間行動に満足感・疲労感たっぷりです。大浦シェフ特製のタイカレーとビールで疲れを癒しました。
 翌朝、まったりと起きて8時頃出発。下りはまあまあ雪がついていて、所々藪を転げ落ちながら10時には車を置いた橋のたもとに帰ってくることができました。駒子の湯と中野屋のへぎそばで〆、日本酒とビールが美味しかったです。
冬装備で藪山という日本的な泥パインをやってしまいましたが、GWの予行演習に少しはなったかな?

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執筆 : 
msc_kiroku2 2011-3-6 23:50
日程:2011年3月4日(金)夜?6日(日)
山域:足拍子山
山行形態:雪山(自主山行)
メンバー:古屋(CL)、山本(SL・食当)、白川








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