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climbing-nao 2011-2-15 21:50
2011 2/11?2/13 戸台 上ニゴリ沢 アイスクライミング

メンバー 古屋 山本 木村 羽生田

二日間雪に降られましたがアイスクライミングを楽しむことが出来ました。

ラッセルが大変でしたがアプローチが短いのでおすすめ!

12日は、成長著しい羽生田さんのリードでトップロープを張りしっかり練習できました。

13日は各自リードの練習、昼までの予定を少しオーバーして駐車場には16時過ぎに戻る


やまさんのタイ料理は、ますます本格化し、キムコさんの大胆なキムチ鍋とマッコリで食事も素晴らしかった。最後は高遠の「だるま」でソースカツ丼締め!
調布21時で解散

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執筆 : 
iceclimber_msc 2011-1-31 9:50
日程:2011年1月29日(土)朝発?30日(日)
山域:奥秩父/鶏冠谷
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:羽生田(CL/記録)・白川(食当)・門脇(SL)・古屋

記録:
天気は晴れ、8時30分八王子に集合して高速に乗る。小仏トンネルを抜けると山の杉が枯れているようにみえたが雄花の蕾のようだ。杉花粉の季節はもうまじかなのだろう。10時5分にバス停下の駐車場に着いたが、当日のみ参加の古屋さんは9時にみとみに到着しており、先行して沢に入っている。付近の凍り具合を観察しながら林道を進む。橋まできたが堰堤の流れは凍っていない。鶏冠谷の氷は期待できない雰囲気のようだ。東沢本流の凍った所を渡り、左岸の河原の奥に幕場を確保する。
11時50分、ダメもとで出発、鶏冠谷へ向かう。飯盛沢で後ろから追いついてくる古屋さんと合流する。乙女の滝の先まで東沢を散策してきたとのことで、凍り具合は東沢の方に軍配が上がるとのこと。14時前、目的地の奥飯盛沢に到着。

凍ってはいたがアイスをするには寂しい。鶏冠谷の右岸の氷でリードとロアーダウンを数回、古屋さんは氷壁を選び、1時間半ほど遊ぶ。17時過ぎに幕場に戻り、日帰りの古屋さんを見送る。古屋さんの情報をもとに明日は乙女の滝を下見することに決まる。
5時起床、テントキーパーの門脇さんに見送られて6時30分出発、正午前には戻る約束をして乙女の滝へ向かう。
ほら貝のゴルジュ手前では右手の枝沢に取り付き、時間をロスする。途中、バイルのブレードでカッティングしてアイゼンなしで通過する場面もあり、8時50分に乙女の滝に到着する。

5時過ぎにテント場を通過していった2人パーティが既に取付いており、後からきた茅ヶ崎山岳会2人パーティを含めての3パーティだ。岳連の番外編沢登り講習「釜の沢」のときの記憶がよみがえる。一本立てたときに門脇さんがラバーの沢靴で歩くように上ってみせた沢だ。
1時間半は遊べるので1段目に取付く(この判断が甘かった)。50m近くあるが傾斜はきつくはない。しかし、ピックを抜くと水が滲みだす柔らかさで刺さったピックを抜くのに手間どり、白川さんが上がってきたときは10時に近い。持ってきたロープは60m1本だけなため2回の懸垂下降となり、さらに時間が経過する。11時30分、予定では幕場に着いている時間に下り始めることになり12時45分に戻る。沢通しに門脇さんがこちらの様子を窺っている。心配をおかけて本当にすみませんでした。予定の13時30分には撤収を終えて今日も軽快に渋滞のない中央高速で戻った。

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執筆 : 
climbing-nao 2011-1-17 22:33
日程:平成 23年1月7日(金)?1月8日(土) 
山域: 八ヶ岳阿弥陀岳広河原沢左俣
山行形態: アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL) 大浦(SL・記録)
記録:1月7日(金)夜発 8日(土)広河原沢遡行

7日夜、21:00 南足柄市内のコンビニ駐車場で集合、山中湖経由で中央道小淵沢ICを降りる。冬の八ヶ岳のお約束パターンになった感のある、いつもの移動方法。これまた定番化したIC横のスーパーでビールとつまみを買い、道の駅小淵沢でビバークする。
8日、5:30起床。快晴で非常に寒い。6:20道の駅を出発、7時前には船山十字路に到着。12月にはこのあたりは雪が全くなかったが、今回は別荘入口から一面の雪。ルンゼのラッセルが心配になる。7時過ぎに駐車場を出発し、約1時間で左俣F1に到着。快適なペースで飛ばしてきた。上部に大滝(下の大滝、上の大滝)が2つあるが、下の大滝まではロープは要らない小滝が連続する。氷結状態は良い。アックスもクランポンも良く効き、全く不安を感じずに登って行ける。雪はあるものの、古いトレースが新雪の下に残っており、ラッセルの苦労はあまりない。しかし、寝不足から軽度の高度障害でも起しているのか、体が重く感じられ、動作も切れがなくノソノソとしか動けない。どうやら二人とも同じ症状らしく、なかなか苦しい登攀となる。
高度を上げると、雪が深くなり、ラッセルがだんだんと苦しくなるうちに下の大滝に到着。
下の大滝は、昨年の偵察時に見たときより幅が狭いが、氷の状態は今年の方が固くて良い。氷が立ち気味でスクリューも決めにくかったが、正面から右に回り込んで登り切る。
下の大滝を超えると、雪はますます深くなり、トレースはなくなった。小滝をいくつか越えるが、ロープは不要で、ノソノソと高度をあげる。この日は気温が低く、登るにつれて氷は固くなり、アックスを打つと剥離する状態に変わってくる。11時前に上の大滝に到着する。正面突破を試みるが、固い氷の垂壁に、アックス、クランポンが決まらず、残念ながら左岸樹林帯を巻くことに決定する。しかしこの巻きが、岩に乗った不安定な雪を越えねばならず、かなりヒヤヒヤする。30分を要して高巻いた後、少しだけ意地を見せ、トップロープで大滝を試登する。懸垂下降で滝下まで降りるときに、ロープの流れを変えるため、スクリューを2本打つが、固い氷になかなか決まらず、クランポンも刺さりが浅い。果たして、トップロープとフォローのビレイでそれぞれ登るが、氷の難しさと疲労とで一気に登れず、テンションをかけながらの試登となる。上の大滝を越えれば、遡行は終了する。更に深くなった雪に喘ぎつつラッセルし、御小屋尾根の登山道に14:00にたどり着く。御小屋尾根から船山十字路までは良く踏まれており、歩き易いが、既にヘロヘロになっている身には長い下山路に感じられる。16:20船山十字路着。小淵沢IC横のスーパーで飲み物を購入し、中央道経由で帰る。交通量が少なく、渋滞が全くないため2時間半で南足柄に到着した。

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執筆 : 
climbing-nao 2010-12-30 15:40
メンバー 古屋 木村   ACY Yさん Hさん

28日に入山するも、午後からの積雪と悪天により、5合目でテントを張り翌日本谷にまでラッセルで下降、谷の中もラッセルのため、坊主の滝だけ登り撤収。翌日に下山した。右俣は完全に雪で埋まった模様でやはり、12月の中旬位までが良いようだ。篠沢七丈瀑はなかなか良い状態に見えました。

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執筆 : 
climbing-nao 2010-12-20 22:20
日程:2010年12月18日(土) ?12月19日(日)
山域:阿弥陀岳 西面 広河原沢 3ルンゼ 
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:CL 古屋、SL 大浦、記録 羽生田 、木村


記録:
12月18日(土)
7時 開成駅集合?船山十字路(駐車場)?12時 幕場?武藤返し?ポストクリスマスルンゼ?幕場
12月19日(日) 4:00起床 
5:30出発?(寄道)?8:40 3ルンゼ?10:00前 大滝上?11:50 登山道P4?14::20 青ナギより沢底-16:00 駐車場

7時、開成駅に集合し、大浦車にて古屋さんをピックアップしてドライブ気分で小淵沢へ向かう。八ヶ岳はフリカケのような雪化粧だが天気はいいし、数日前からの急な冷え込みでアイスは期待できそうだ。まだ開店していない「やまと」を左手に、船山十字路まで無積雪の道を走る。
二俣の平坦地まで雪はなく幕場には昼に到着。雪は薄く昨年同じ時期に幕営したとは思えない。しかし意外に寒い。幕営を済ませて体慣らしに奥へ向かう。
まず、武藤返しでトップロープにて各自1回足(腕)慣らしをする。今シーズン初でもある一登目を登らしてもらう(ロープセットはそろそろ志願するようにならなくては)。無キズの氷柱にもとてもわくわく、何かが違うようだ。
続いてクリスマスルンゼへ。4人のパーティが取り付いている。下段(昨年は半日がかりで掘り出した)で練習するつもりであったがあっさりと変更。大浦・木村組が先に取り付いている対岸のポストクリスマスルンゼを追従する。マルチピッチの練習は実戦さながらとなる。全員が垂暴10mの滝下に着いたころは16時20分!もうすぐ日が暮れる。
辺りに適当な支点は見当たらない。怪しい草付を古屋さんリードで這い登り、7?8m上の立ち木を支点に50m×8φダブル+60m×9φシングルの変則な結びで懸垂下降する。セットとロープダウンに若干手こずるが本番を想定した練習になっていたとは誰も思わない。すでに1時間経過、ヘッ電をつけて幕場へ沢を戻ることになるとは。これまた想定していなかったにちがいない。今宵は熟練調理人による、ささがきゴボウがひかるきりたんぽ(ごちそうさまでした)。木村さん持参のメープル、上品な甘味もグッドでした。

4時起床。夜間もそうであったが刺すような寒さは感じない。各自のメニューで朝食を済ませて5時30分に幕場を離れる。先頭を行く古屋さんを追うように進む。頭では分かっているのだが、無意識のうちにクリスマスルンゼの方向に踏み入れてしまう。足元ばかり見ているせいだろう。本谷ゴルジュ奥の滝は昨年より氷は少ないが水が吹き出すところはなく良く凍っている。暫くして「対岸に氷柱」とある昨年敗退したルンゼ前に到着する。雪は少ないがルンゼの奥までは見えない。一応100mほど登るが支尾根が迫りやはり違う。沢に戻り先ほど下見した奥の滝下まで上がる。今度は右岸の3m程の高さに残置ハーケンを見つける。シャンデリアな滝だ。巻きが無理なことは確認済み。古屋さんのリードでスクリュー2本をねじ込みながら注意深く登る(本日1本目の核心部だ)。登りきると上部に踏み跡があり、3ルンゼ取り付きはまだ先なことを知る。

小休止の後、阿弥陀のP?が見える左へ進むと対岸奥には立派な氷柱、右にはおぉー、3ルンゼ!少々時間的にロスをしたがに8時40分、本谷からルンゼへ分け入る。いよいよ3段30m大滝だ。あっという間に2段目から大浦・古屋組の姿が消える。落石のように降る氷のシャワーが落ち着いたころを見はかり、羽生田・木村組は木村さんリードで登る。頭上のもっこりした氷があらかた弾いてくれるがバンバン降ってくる。
ヘルメットの天辺を前にしてお辞儀の体制でのビレイとなる。支点が流心よりのようだ。が、かわしているのが何故か楽しい。10時前には大滝を登り終えて一休み。まだまだ先は長い。過剰装備の羽生田はアップアップに近い。今回も古屋さんに負荷(60mシングル)をかけてしまう。上へ上へと右よりのルンゼを登る。やがて二俣となり右の尾根よりに踏み跡が続くが、左のルンゼが気にかかる古屋さん。奥に一筋の滝が見える。多分登れそう、ということで左を選択する。滝下までくると思いのほか立っており、またもやシャンデリア(本日2本目の核心部、樋状最奥部6m滝だ)。再び古屋さんリードで慎重に慎重に注意深く・・・、ひやっとする場面をパワフルにリカバリー!見事登りきる。
その後は、これまでの行程を思えば何のその、ひたすら上を目指して登る。頂きは上方にあるが遂に登山道に出る。11時50分P4付近だ。数十歩登っては喘ぎ喘ぎ立ち止まり、また登るの繰り返し。辛うじてついていけた行程を振り返り、充実感に浸る。
下りは南稜を降りる。P3のガリーはハイマツの根に捨て縄を施し、手際よくセットした後45m下の取り付き口まで一気に懸垂下降。続いて青ナギ中間部の下降跡から本谷に向かってこれまた一気に下る。14時15分、なんと幕場まで下り5分の沢底に到着した。16時、駐車場に戻る。ここのところの渋滞にはまることもなく順調に帰宅の途につく。
自分にとって限界な訳、また登るべき山が見えてきたように思います。みなさん、ありがとうございました。
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