Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 5月 » »
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku1 2009-2-11 10:00
日程:2月11日
山域:南会津 三岩岳
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:柴田 記録 SL、他 5名(会員外)

11月風邪、12月MTBで肋骨強打、1月肘に水から化膿で発熱と11月移行満足に体を動かせない
状態が続く。

ということで久しぶりのバックカントリー、、、、だったのですがまたもや、けが。


体動かしてないから軽めにしてくれとお願いしていたのだがやっぱりハードな
標高差1200mの南会津三岩岳へ。

小豆温泉近くの駐車場を出発が9時半。
沢沿いに上ることにする。
今年は雪が少なく沢が埋まっておらず沢のトラバースがなかなかスリリング。
板を長いのに変えたんだけどこれが藪の中では取り回しがやっかいで体力消耗してしまった。
人数が多かったこともあり結局ここで約2時間消費してしまった。

沢をクリアしてあとは尾根伝いをさくさくと登る。
天気は快晴。無風。
尾根沿いはブナの原生林が広がっている。
開放感があって非常に快適。
ただ久し振りの山行で悲しいかな体がだんだん重くなってくる。
完全な筋力不足。くやしい。

時間400mペースで高度を稼いでいくが1800m地点、あと200mを残してタイムアップ。
最後はひたすら緩斜面を登る感じだったし、帰りもきつそうだからということで潔く山頂は諦めた。

他にだれも入っていなかったので完全なノートラック。下の雪はぐさぐさだったのに上はきちんとパウダー。
テンションがあがる。

滑る。

気持ちいい?。

で2本ほど滑ってメロウなオープンバーンへ。
今年の課題は縦に切る。
ということで縦へ。

スピードがでる。

白いやわらかそうな雪の塊がぽっこり。

よけるべきかどうしようかと悩んでるうちに、
吸い込まれるように。

気がついたら地面の上にダンッ。

ショック症状で全身の筋肉が収縮。吐き気が襲ってくる。

パニックに陥らないように、まず深呼吸して体をチェック。

腰と股関節がちょっとへんな感じ。

でも動く。

膝、相当に強打したからやばいかも。

骨と間接チェック。

大丈夫。

ただ膝が腫れていて曲げにくいけど痛いだけでなんとかなる。

ひとまずヘリ呼ばないですみそう。
よかったー。

ひとまず膝に雪に突っ込んで冷やし、気持ちを落ち着ける。

振り返るとぽっこりはでっかい切り株だったのでした。そりゃかなわんな。


以後は左足荷重、急な斜面を斜滑降とキックターンをからめて下ることに。

この残りの下り800mが生コン、モナカで細尾根あり、沢沿いのトラバースありで
ほんときつかった。五体満足でもアドベンチャーだね。あれは。

結局最後は日暮れ直前。
着いたときはほんと嬉しかった。
迷惑掛けた皆さん申し訳ございませんでした。

要因としては

最終的には体力不足による疲労から くる集中力の低下
怪我の前のイメージと筋力不足からくる動きのギャップ
筋肉疲労による反応の遅れ
オープンバーンということから気持が緩んでいた

というところか。

山は誰もはいってないオープンバーンがたくさん広がっていたし、雪質もいいしいい山でした。ブナ林もきもちよかった。
もうチョイ沢が埋まって雪もよかったら、ずいぶんと登りも下りも楽だろう。
今年は厳しいかもですが来年はぜひリベンジしたい。



トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.msc-jp.net/modules/d3blog/tb.php/1072
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.