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msc_kiroku2 2008-6-27 22:41
2008年6月27日(金)夜発?29日(日)
山行形態:沢登り
山域:新潟県津南町、清津川・釜川右俣
メンバー:山本(CL) 清野(SL)、羽生田、片倉、朴、戸田、小林(記録)、

スケジュール
27日(金)。22:15、清野車@新座、片倉車@津田山、出発。==25時、越後田沢駅(仮眠)
28日(土)。晴午後から曇
5:30起床==7:00林道ゲート(950mH)==8:00取水口(820mH)遡行開始==10:40左俣との分岐==15:40一の釜(下)(930mH)==16:40?17:00二の釜の上(960mH)で作戦会議。(千倉沢を断念し、ヤド沢を詰める方針に)。==18:40幕営開始(1050mH)。
29日(日)。夜半から本降、昼間も小雨
4:40起床、7:00出発。(ヤド沢を登らず、真西に藪こぎし、尾根を2つ越え林道を目指す)==9:30小休止(1235mH)==10:15林道到着(1270mH)==11:20駐車場到着。
(その後、12:00グリーンピア津南で風呂、13:30へぎ蕎麦、清野号は16:10新座駅解散)

今年夏の目玉の一つ、清野沢学校の初めての定例山行。初めての沢の朴、12年ぶりの沢中宿の小林、緊張して望む。食当だった柴田が体調で参加できず準備した豪華カレーを食す。両リーダーの言葉によると、「初心者には少し厳しかったが、沢登のすべての要素が網羅。欠けていたのは、焚火、三つ釜の滝での遊泳位。」との事。



10:40左俣との分岐での写真。既に雪が見え始め、雪解け水は冷たい。行動中人と会ったのは、取水口の少し上で、釣り人ひとりが居ただけ。清野も、新規購入の釣竿?で挑戦した。釣果は?秘密です。



本当に色々な場面の連続だった。数m?20m位の泳ぎが5?6回あったか。ゴルジュ、スラブのトラバース、高巻きも4回ほどあり、(初心者にはかなり厳しく思える)急斜面での藪こぎ、10m程の懸垂下降も一度あった。

10:50戸田の平泳ぎ。泳ぎ終わった後、岩に取り付けず、手袋をはずす。(翌日の反省会でも議論となったが)手袋の選択も指付きかどうかなどまだまだ判らない事が多い。 泳ぎ(というかセコンド以下はロープに引かれると言った方が正確だろうが)では、小林は初めリックを背負って平泳ぎをして腰が伸びてふくらはぎが攣ったりしたが、最後はリックを前に抱きバタ足する業も試してみた。



14:00スノーブリッジ。高さは5m以上か!。



15:40一の釜下に到着。 この後、三つ釜の絶景を見たのは良いが、一の釜の右高巻、セド沢での15m滝の右側への巻きで時間を食う。小林も、タイブロックを忘れ、プルージックに気を取られ、足で登れず、ごぼう登りも出来ず、気力体力も失せてしまう。


土木工事15分ほどで6名が横になれるスペース確保。タープ用ロープの一端は向こう岸に取り、タープ2つを掛ける。寝ている足から沢まで20cm!の為、夜中の増水対策で荷物整理、30分以内に撤収脱出できるよう指示を受け寝た。夜半に降り始め、小林は実戦で初めてツエルトを使い寝袋毎包まるなどしたが、翌朝も幸い増水はなかった。

翌日は、スタートから、スラブの直登20mから始まり、樹木・草つき・泥泥・笹の中の藪こぎすること3時間強で、標高差200mをやっと登り林道に到着した。きつい藪こぎだったが雨に冷やされ丁度良い有酸素運動となった。小林も、怪我上がりの膝は持ったが、技術は勿論の事だが、持久力も途絶え、全身筋肉痛となり、指先も傷多数、と、技術面以外にも反省点だらけであった。終わってみると、怖かった登攀も、ずぶぬれを危惧したタープ下の野営も、アドバイスを受けてばかりの生活面技術面も、大変楽しく、素晴らしい思い出となっている。

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