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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2008-4-1 0:00
日程:2008年4月1日(火)夜発?2日(水)
山域:谷川連峰(遡行した沢を滑るシリーズ ?)
形態:山スキー
メンバー:中山 一

8:45天神平ロープウェー駅(シール徒高)→9:50-10:00熊穴沢避難小屋(+スキーアイゼン)→11:30-50肩ノ小屋(アイゼン)→13:10-30オジカ沢ノ頭(スキー滑走)→赤谷川1,450m地点(シール+スキーアイゼン徒高)→16:30-40万太郎山(スキー滑走)→18:40バッキガ平吊橋前(スキー滑走後徒歩)→20:40-50毛渡橋(タクシー)→21:10越後湯沢駅
4/1(火) 仕事を終えて帰宅後JRを乗り継ぎ水上駅に23時過ぎに着き、予約のタクシーにて無人のベースプラザ(天神平ロープウエー駅)で軽く前夜祭をした後、早々に就寝。
4/2(水) 平日のため始発8:30のロープウエーに乗りスキー場の右端からシールを装着し歩き始める、他に5-6人のテレマーカー&山スキーヤーが終始後続してくる、薄い雲は出ているが晴れ、前々日から昨日昼までの降雪&強風のため所々ラッセルとなるがほぼコースタイムで、雪ノ下に隠れて見えない「熊穴沢避難小屋」に到着、ここからは尾根の傾斜が増し雪も硬くなるのでスキーアイゼンを装着、これが正解で順調に「肩ノ小屋」到着。
    シールを剥がしスキーをザックに取り付けアイゼンを履き「オジカ沢の頭」まで歩きとなる、幸いなことに風がないがラッセル&アイゼンに雪が付くなどで時間が掛かる、「オジカ沢ノ頭避難小屋」から「赤谷川源頭部」の大斜面(写真添付)に飛び込む、山スキーをやっていて幸せと感じる瞬間です、堅雪の新雪を楽しんでいると段々傾斜が緩みスキーが滑らない(実はシールの糊がスキーのソールに残りワックスが全く利いていない状態でした)、一ヶ所左岸からの尾根を少し登り返して滝を巻き標高1,450m地点から「万太郎山」から右岸に降りてきている尾根を登り返す、標高差約500mを2時間かけて頂上に、ここでも急傾斜でクラストした頂上直下の斜登高でスキーアイゼンがとても有効だった。
「万太郎山」頂上から稜線を少し「仙ノ倉山」方面に行ってから右側の「毛渡沢東俣」に飛び込む、傾斜はかなり厳しく優に30°以上のバーンが続き緊張の連続、谷底に降り立つと右岸の尾根には巨大な雪庇が連続し休憩もできない、やがて左岸から「シッケイ沢」が交わり谷幅も狭まり水流も出てくる、滑らないスキーに苦労しながら時間に追われながら徐々に暗くなることに焦りながら「バッキガ平」を目指す、やっとのことでヘッデンのお世話にならず吊橋に到着、ここからはヘッデンのお世話になる、スキーとストックをザックに付け恐怖の吊橋へつり渡、雪のため橋の桁は外してあるので欄干を横にズリ進むしか手はない、渡り終っても対岸がハングした雪壁になっていて苦労して這い上がる、雪に隠れた林道を探しながら暗くなったなか行くが30分ほどで電池が切れるが、幸いなことに月明かりで結構明るいしかし時間だけがどんどん過ぎていく、ようやく除雪作業のショベルカーに行き当りほっとする、ここからはスキーを担ぎ「毛渡橋」を目指す長い歩きボロボロになってやっと上越線のガード、関越自動車道の高架潜り越後湯沢のタクシーを呼びやれやれ、疲労困憊してしまい大いに反省。

・ロングコースなのでロープウエーの始発時間が1:30早い土日祭日のほうが有利。
・シールの糊がスキーの滑走面に付着して緩斜面でスキーが全く滑らず時間をかなりロスしてしまった。
・アイゼンに雪が付着し数歩でダンゴ状態になってしまい上記と同じくロスしてしまった。
・電池の予備を持っていくのを忘れてしまった。
・スキーアイゼンは有効、堅い雪(クラスト・アイスバーン)での斜登高では絶大な威力をみせる。

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