Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 4月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
執筆 : 
msc_kiroku2 2008-3-15 0:00
日程:2008年3月15日(土) 日帰り
山域:丹沢/葛葉川本谷
山行形態:沢登り
参加者:羽生田(CL)、木村(SL)、森(記録)

昨年も同時期に沢始めで同沢を遡行したが、降雪に見舞われ途中の林道で遡行を打ち切り下山しているため、今回は最後まで詰めようと臨んだ。
渋沢駅に8時15分に集合しバスで菩提原まで行く。バス停から途中の桜沢橋までが毎回迷いがちなのだが今回は迷わずに行く。晴れていて気温も高く、一汗かいたところで途中の桜沢橋に着く。すぐ脇に新しいキャンプ施設が出来ていた。昨年は無かったと思う。立派な東屋もあり忘年会で利用してみたい感じである。素晴らしく豪華なトイレを拝借してスッキリし入渓点に向かう。
葛葉の泉で身支度をして10時に遡行開始する。羽生田CL(初CL)を先頭に、森、木村SLの順で歩き始める。小滝を適当に越えていくとすぐに一部が崩れた滝が現れる。昨年は無かった大石が転がっている。そのすぐ先の5m滝でロープを出す。森リード、羽生田CLビレイで水流沿いに上がる。ここで全員がビショ濡れになるが、気温が高いせいかそれほど寒くはない。がしかし滝上でビレイ中に水流で冷えたのか森の左ふくらはぎが痙攣する。板立の滝は中央が前日の雨のせいか水量が多い。右壁を羽生田CLビレイの木村SLリードで越える。この先、昨年は林道脇の泥壁が崩れて水が茶色く濁っていたが今年はスッキリしている。ほどなく林道をくぐりCS滝を過ぎ富士形の滝に到着し小休止する。中央の樋状は水量が多く右側を越える。途中またしても森の足が痙攣して、ペースを落としてもらう。左が樋状の滑滝を越えると水流が消え源頭部の様相を呈してくる。赤い「左」の看板を過ぎ、最後の二俣で右の大岩を見ながら左のガレを落石に注意しながら間を詰めて進むと、左上方に植林帯が見えてくる。植林帯に入ると前日の雨でぬかって滑りやすく泥と倒木と格闘しながらジグザクに進む。一昨年よりも切り倒された木が増えているようだ。左にトラバース気味に進むも最後は植林帯の右の縁に誘い込まれるように登山道に飛び出た。計画通り三ノ塔まで行く。登山道には少し雪が残っていたが、ここのところの気温上昇ですぐに消えるだろう。頂上で登攀具を仕舞い一休みする。計画ではニノ塔からニノ塔尾根を下って葛葉の泉に下りる予定であったが、三ノ塔尾根を下ることにする。途中から林道をだらだらと下って大倉バス停に16時過ぎに到着、解散した。木村SLは実家に、羽生田SLと森2名は大倉バス停のそば屋「さか間」で反省会を行った。
葛葉川は一昨年・昨年に続いて3回目であるが、今回の遡行ではなんといっても最後の植林帯が核心部であったと思う。いずれにしても、天候に恵まれて快適な一日であった。
以上

葛葉の泉(10:00)?F1(10:20)?板立の滝(11:45)?富士型の滝(12:50)?登山道(14:20)?三ノ塔(14:35)?大倉(16:20)

写真1 小滝の釜をへつる羽生田CL
写真2 F1をつっぱりで登る木村SL
写真3 板立の滝で
写真4 三ノ塔にて

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.msc-jp.net/modules/d3blog/tb.php/511
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.