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msc_kiroku2 2007-11-11 0:00
日程:2007年11月11日(日)
山域:丹沢・モミソ沢
メンバー:木村、須藤(記録)
行程:9:00渋沢駅集合?10:00新茅小屋前駐車場?10:30モミソ沢出合?12:30大棚
    ?(同沢下降)?14:00モミソ沢出合

 今期初めてのアイゼントレーニング、前日10日(土)に行う予定だったが、雨のため延期し参加者も当初4名から木村、須藤の2名となった。
 前日の雨が残りそうなので、集合は当初計画より1時間遅らせ9時に渋沢駅集合。木村車にて新茅山荘前駐車場まで乗り入れる。ここで登攀具を身に付け、冬靴を履いてモミソ出合へ向かう。
 10分程で着き、早速アイゼンを着け軽い足慣らしをしてモミソ沢へ入渓。
 前日の雨のためか、モミソにしては水が多い。出合から100mほどの処から50mほどの小滝の連続帯は靴の浸水を避けるため、一段高いところを巻いた。

 20分程で右俣へ大きく折れるところで、先行7,8名のパーティーに遭遇するが、このパーティーは何故か本流右俣を登ることなく正面の岩壁に取り付いている。こちらとしては都合良く、さっさと右俣を遡行する。
 昨シーズンと同じ場所でアイゼントレだが、慣れたのか思ったより苦労せず、アイゼン登攀が出来ている。雨で岩が濡れているせいもあるが、アイゼンと岩が擦れて火花が散ることもない。
とは言っても、沢靴に比べればやはりかなりきつく、全身汗でぐっしょりである。
 上部のチムニー状の枯滝をいくつか越えて、大棚の下に12時半頃に立つ。

 アンカーにハーケンを木村さんが打って、須藤がリードする。いつも通り上部がいやらしい。
慎重になり、ランニングもこまめにとって手数が多かったせいで、時間をとられまた手足がはってきて、最後の一手に力が入らず、やっとの思いで登りきる。
 続いて木村さんが登りきったところで、さっきとは別の2人男女のパーティーが取り付き始めた。仕方がないので、2人が登りきるまで30分程待って下降を始める。ロープを使っての懸垂下降はよいが、小滝の下降は結構難儀する。スタンスを取るのが難しい。正対して降りることが多いが、前爪2本で体を支えるのは負担が大きいし、心許ない。降り始めの大棚も含め3回ほどロープを出し、14時過ぎに懸垂岩へ戻る。
 懸垂岩では、登攀の練習はせずロープワーク、特にビレイの支点を取る練習を2時間程して帰宅の途に着いた。
 長い距離ではなく、短い時間のアイゼン遡行トレーニングだったが、それでも雪山に入る前にやはりやって良かったと思う。冬靴にもアイゼンにもそして岩にも馴染めた感じで、今年の冬はいつもより緊張少なく登り始めが出来そうだ。

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