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msc_kiroku2 2007-4-28 12:15
SL須藤・CL平川・清野・山本(記録)

久々の奥多摩、そして久々の平さん登場。
立川発7:05奥多摩行きに乗る。通学の学生が降りてしまうと、休日の青梅線は「登山電車」そのものだ。中高年がこんなに大勢山へ行くものだと感心するが、我々もその中の一部なのだ。駅前は警官が出て登山届けを書かせており、ハイカーの行列が出来ている。東日原行きのバスは臨時も出たが、終点まで行く者は殆どいない。林道歩きは天気良く暑いくらいだ。春の山は芽吹き始め、山桜の花があちこちに見られる。林道歩きに飽きてブツブツ言い始めた頃やっと滝上橋に着く。
10:30溯行開始。初めの滝、直登は右からだがかなり濡れるので、左の側壁を須藤リード。取り付きが難しいが残置シュリンゲが有るのでそれに手が届けばA0。出合いはしょぼいが中はそれほど悪くない。その上の5m滝は一段上がって滝の下を潜り(結構濡れる)右側ののっぺりとした隙間をずり上がる。平さんは濡れたくないとかで、左側の乾いた溝を登ってきたが結構難しい。腐れシュリンゲに目一杯テンション掛けているので、上から見ていてドキドキだ。最後の抜け口が悪いのでお助けを出す。この後は暫く平凡な流れとなる。12時二俣。ここから再び滝場が出てくる。2段10mは直登を避け左のリッジに清野さんが取り付くが詰まってしまい、須藤さんがロープを持って登り懸垂で降りてきた。少し戻って左のグズグズから大きく巻くが少々悪い。少し歩くと右手の岩の隙間から湧き水が流れ出しており、ここから先は流れが細くなるが、まだ滝場が続く。5m程の滝だが取り付きが悪く濡れる。清野さんは左の側壁に攀じ登ってバンドを小さく巻き始めたが、余り良くなさそうなので直登を試みる。須藤さんをショルダーで押し上げようとしたが上手くいかず、山本がツッパリで押し通り後続をお助けで引き上げる。ハング滝は左の枝沢から巻きバンド伝いに滝上に戻ってみたが、その上も登れないのでそのまま左の枝沢を詰めることにする。ガレ登りの詰めだが沢筋はすぐに消えて左の尾根に取り付く。踏み跡の有る枝尾根の急登で、最後は奥壁の隙間をすり抜けて13:55主稜線の登山道に出る。
はなど岩まで歩き、靴を履き替えてウイスキーで一杯やっていたら、雷とともに雨が降り出した。悪い予報は良く当るようだ。雨具を着て歩き始めると、急に冷え込み雨が霰に変わった。一杯水の避難小屋に潜り込み小休止を取る。きれいな小屋で、5?6のハイカーが泊まるつもりらしく寛いでいた。更にウイスキーで体を温め、14:48小屋を後にする。まもなく雨は上がり薄陽が見えてきたが風が冷たく、手が冷える。樹林帯に入ると風も収まり先ほどの雷雨が嘘のように日差しが戻ってきた。
16:17のバスに丁度間に合い、ホリデー快速にのんびり座り、立川で反省会。滝上谷は十数年ぶり二度目の溯行だが、久々の奥多摩の沢をのんびり楽しめた。

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