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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2007-3-11 23:50
メンバー:木村(CL・記録)、山本(SL)

8時30分渋沢駅集合であったが電車事故の影響で山本さんが遅れる。天気は雨のちくもり。雨の影響で水量が増してないか不安だ。9時に山本さんを駅でひろい戸沢まで車で入る。小雨の降る中、冬靴を履き準備をする。沢がどんな状態か分からないので源次郎まで行ってみて無理なようだったら沖源に転進することにした。
10時、源次郎ノ沢出会い。雨も止んできたので少し登ってみることにする。F1はいきなり水に阻まれる。沢靴だったら水の中をジャブジャブ進んで滝に取り付くところだが靴が濡れてしまうので滝の右側を巻くことにする。アイゼンでちゃんと乗れるところを探すがなかなか見つからない。左足を爪が引っかかりそうなところに置いたらその岩が崩れてしまった。落下は免れたがそこから動けなくなってしまった。山本さんにお助けロープを出してもらいなんとか這い上がる。いきなりヒヤヒヤした。やっぱりアイゼンだとすべてが不安定である。石のごろごろした河原をそろりそろりと歩いていく。
F5の10mの滝、山本さんが挑戦する。左側のルートにとりつき残置支点にヌンチャクをかけるが、それ以上進めなくなってしまう。やむなくヌンチャクを残置してクライムダウンする。次に木村が真ん中辺のルートを登ってみる。次の一歩を踏み出せず立ち往生しているうちに耐えられなくなって2?3mの所から飛び降りてしまった。運の悪いことに山本さんの足の上にアイゼンで着地してしまった。山本さんの冬靴に穴があき、親指の爪を傷めてしまった。幸いダブルのインナーが緩衝材になって大怪我には至らなかった。
やや意気消沈気味にF5を巻く。その後も主要な滝はほとんど巻いて進んでいく。14時頃やっとの思いで稜線に出る。霰が降っていて展望はよくない。すぐに開作新道で下山し15時すぎに戸沢に戻る。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2007-2-3 18:26
砺波さんからの写真取り急ぎUPします。

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執筆 : 
msc_kiroku2 2007-2-3 18:12
モミソ沢アイゼントレーニング山行記録
記録者 須藤 功

日程:2007年2月3日(土)
参加者:山本(CL)、須藤(SL・記録)、木村、門脇
場所:丹沢水無川流域モミソ沢
行程:8:00渋沢駅集合?8:30大倉バス停?10:00モミソ沢出合着、懸垂岩にてアイゼン
登攀訓練?13:00モミソ沢遡行開始?15:40大倉尾根/堀山着下山?17:00大倉/黒門茶屋着

“バリ、バリ、バリッ!”黄色い火花が散り、金属の焼けた臭いがする。アイゼンの爪が岩にかからず、擦れているのだ。こんな光景を見るのは初めてだが、驚いている暇はない。
息があがり、門脇さんの後を追うのに必死である。
モミソ沢なんて、へぼい。と、思ったのが大きな間違いだった。アイゼンを付けて遡行するのが、こんなにきついなんて、否、ある程度きついとは思っていたが、予想を超えたきつさだった。前爪2本のフロントポイントで滝を攀るのが、こんなに厳しいとは。と、思ったところで後の祭りである。山本さんが、“(アイゼンを付けると)グレードが一つ上がる”と言っていたが、私にとっては一つどころではない。2グレードは裕に上がっている。どんな手を使っても、A0を使うことに恥も躊躇いもなく、もう無我夢中である。しかし、門脇さんはと言えば、息など全く乱れておらず、当然足元にブレは全く見られない。いったいどういう人なんだろう?
改めて門脇さんのバケものぶりを思い知らされた。
 午前中にモミソ沢出合の懸垂岩でトップロープで練習したが、そもそもこれがきつかった。
門脇さんがリードで上がり、ロープをかけてくれる。トップロープで上がるのに、ビビって仕方がない。僅かな凸部、凹部を注意深く見つけて、アイゼンの前2本を慎重に置き、確実にかかっていることを確認しながら攀る。しかし、それを置くのに適当な場所が見つからず、往生してしまい、初めてミシン足なるものを踏んでしまった。クライムダウンもかなり厳しかった。足元が見えないところを、アイゼンの置き場所をそろそろと探りながら降りていくには相当の神経を使う。何とか攀って降りて一杯である。
 懸垂岩で練習したのに、いざモミソ沢を遡行してみると最初のあり様である。山本さん、木村さんと私の3人は、もう目を吊り上げて必死の形相だった。最後の大棚は最上部の核心を何とかA0で攀った。A0でも“やっと”と言った方が正確だろう。そこからの詰め上げがまた
きつかった。必死に登って稜線が見えているのになかなか辿り着かない。“ぜいぜい”と息をはきながら何とか登り詰めた時には汗びっしょり、喉はカラカラ。
 下山してからボードで練習していた皆さんより一足早く黒門に飛び込み飲んだビールは
本当に甘かった。3人にとっては、初めてのとても良い訓練だった。来シーズンも行い、冬山シーズン始めの訓練として是非、定例化していきたい。





懸垂岩を登る。前の二本の爪で立ち込むのが最初は怖い。





 どんな場所でも細心の注意を払わないと歩けません。



 大棚を登る。最後の核心部をどうやって乗り越えられたのか今となっては不思議で
す。



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msc_kiroku2 2006-12-23 8:07
メンバー:両角、寺本、小林、高森、片倉、砺波(記録) ○冬至の翌日かつクリスマスイブイブの12月23日午前9時、天気:快晴、風なし。メンバーは、京浜急行追浜駅に集合し、鷹取山のゲレンデまで移動する。ちょっとしたアルバイトであったが、横浜中心部まで見渡せる景色に疲れを忘れる。 ○午前9時40分、鷹取山到着し、本訓練のための身支度を開始する。 ○午前9時55分、両角講師より、本日は、研修会方式で行い、今年習ったことを復習し、寺本講師が来たら登攀と懸垂下降を行う旨の訓示があった。 ○最初に、登攀で使用する用語・名称の復習を行った。世代ごとに使う用語は分かれており、岳連としても統一しようと試みているが果たせていない。登攀の最中に、パートナーが発した用語・名称を知らないでは済まされないので、各用語になじんでほしいとのこと。新田次郎と井上靖の小説で用語を覚えてしまった砺波記録係は、年の割りにいまどきの用語が把握できないことがあるので、気をつけることとする。 ○次にクライミングロープの太さや特性をロープに触りながら、次のことを復習する。 ・最近のロープは強度を維持しつつ、細くなってきている反面、キンクしやすくなっているので注意が必要である。 ・クライミングロープは、山行中苦労しないように、山行前にキンクをとってから持ってこないくること。 ・クライミングロープの束ね方、巻き方はひととおりこなせるようになること。 ○クライミングロープとの関連から、携行すべきスリングとカラビナの種類と特性について講義を受ける。
○午後0時10分、天気晴れ(若干の高積雲)気圧999hpa、昼食をとり、午後0時30分再開、雲量5、確保器について、支点設定(ボディビレイ、支点ビレイ)、支点に適した物(生木、ボルト、アンカー等)について復習。 ○午後2時頃、両角講師と寺本講師が設営したクライミングロープで、懸垂下降の復習をした後に、最近流行のバックアップおよびインラインエイトノットの仕方を紹介。 ○午後3時頃、登攀組(寺本講師)と小技組(両角講師)に分かれ、それぞれ講義を行う。記録係砺波は、足の甲に熱傷を負っており、クライミングシューズをはくことができず、片倉さんと小技組で、ロープワークの復習を行う。その過程でバタフライノットを教わりつつ、3分の1滑車の原理でロープをきちんと張る方法を教わる。登攀組みの小林、高森は、寺本講師のもと、リードを務めるつもりで練習を行う。 ○午後4時30分、日没のため本日の状況終了。天気、快晴、雲量0、気圧996hpa。 ○追浜駅の中華料理店で、反省会を行い、午後7時解散となった。(了)

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msc_kiroku2 2006-9-10 16:17
山本・野口・西村・青木・寺本(CL・記録)  横山協まつり兼第11回クライミングコンペに、今年もMSCは参加しました。  今年は、昨年のルールが変わって、2本のルートを登るのは変わらないのですが、トップロープの場合は、到達点で決まる獲得点数の7割を獲得点数として、リードの負担を考慮したものとなりました。団体戦は、出場選手の上位点数の4人の点数で競うことは同じです。  MSCとしては、エースの菅原さん、中山さん、両角充さんを欠くメンバーで戦わざるを得ない状況でした。しかし、前日の訓練に参加した山本さんが急遽参加してくれることになり、叉、応援に両角充さん、菅原さんが駆けつけて下さり、盛り上がりました。  結果は、参加メンバー全てが前年の得点を上回ることが出来ましたが、団体戦で7位でした。残念ですが、叉、練習してレベルアップを図りながら、参加したいと思います。  他山岳会は今年は昨年とは異なる強力メンバーを投入してきましたし、例会として位置付けしての参加が目立ちました。団体戦一位は蝸牛山岳会でした。個人は霧峰山岳会の酒井さんでした。  来年は、横山協の60週年記念の年でもありますので、MSCの皆様には、大いに奮っての参加・応援を期待しております。
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