Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 5月 » »
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
執筆 : 
climbing-nao 2010-2-23 18:06
2010年2月19日(金)夜発?21日(日)
メンバー 山本(記録)・古屋(CL)・木村・大浦(SL)
初日は松木沢黒沢・2日目は霧積に移動しアイスクライミングを楽しんできました。黒沢・霧積ともよい雰囲気でした。

カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2010-2-20 0:00
メンバー及び役割:CL/羽生田、SL/両角、記録/戸田

記録:6:30八王子?9:00美濃戸口?10:30湯川氷柱?15:00までクライミング?16:30灯明の湯?20:00八王子 反省会

両角さんに八王子駅まで迎えに来ていただき中央高速で八ヶ岳に向かう。車に乗り込んでから当初予定していた湯川よりアプローチの短い美濃戸口近くのアイスエリアに行き先を変更。柳川に架かる橋を越えた駐車スペース(5?6台停められる、すでにいっぱい)になんとか車を停めて氷の状態を見に行く。川の対岸にアイスエリアがあるので徒渉できそうな所を探すが、長靴を持っていない羽生田、戸田は靴を濡らす覚悟でないとどこも無理のようだ。氷り具合も分からないし、もちろん靴は濡らしたくないのでここは諦め、八ヶ岳高原道路をもともと予定していた湯川を目指す。
141号線湯川に架かる橋を越え左折、灯明の湯で左折、狭い雪道を行くと途中三脚を構え写真撮影している人が結構見受けられた。

対岸の氷柱が確認できる所で車を停め、装備を整え川に下りる。2ヶ所氷の状態を見て上流に位置する方を登ることにする。羽生田、戸田で左から氷の上に上がりトップロープを2本セットする。これに1時間半もかかってしまう。最後はじっと耐えていた両角さんが登ってきて『何やってんだよ!こういう場合はこうすればいいんだ』とササッと片付けてしまう。そうこうするうちに、来る途中車で追い越した徒歩3人パーティが到着し我々の左側にロープを垂らす。

右側は少し傾斜もあり階段状、左側は立っていて窪んだところがあり難しそう。私は右、左、右と3本登った。氷の状態はあまり良いとは言えなかったようだ。私にはよく判らないがバイルがなかなか決まらなかったように思う。それでもアイス初挑戦だった前回よりも落ち着いて登れたと思う。

途中で両角さんにアイススクリューのセットの仕方を教えていただき、羽生田さんがスクリューをセットしながら登ってみる。アイスをリードしながら登るのはかなり難しそうだ。
羽生田さんが最後に右側を登りながらトップロープを撤収して16:00車に戻り灯明の湯に立ち寄る。灯明の湯の番頭さんも朝湯川の上流部に樹氷を見に行ったらしく『あんなに綺麗な景色は生まれて初めて見た』と言っていた。それでカメラを構えた人が沢山いたわけだ。美しい樹氷をつくるのに最高の気象条件が揃い、地元の人が感動する程の景色の中で一日クライミングできたことに感謝!登っている途中落ちてきた氷が顔に2度も当たり、それも同じ場所で唇の上が腫れてしまい、また左薬指もぶつけたようで赤く腫れてしまった。それでも楽しかったので来シーズンも続けたいと思った。

帰りも夕暮れの八ヶ岳高原道路を南アルプスのシルエットを眺めながら、いずれ冬の鋸岳を登ってみたいなどと話しながら、小淵沢から中央道に乗り、八王子のエジプト料理店でなつ子さんも交え反省会を行い解散となる。
反省点はトップロープを2本セットするのに1時間半もかかってしまったことに尽きる。いろいろな状況で素早く対処できる力を身につけないと本番では役に立たないことを実感した。
両角さん、車の運転も含め一日お付き合い下さりありがとうございました。不出来な後輩ですがこれからもよろしくお願いいたします。 

カテゴリ : 
執筆 : 
climbing-nao 2010-2-6 20:48
日程:平成 22年2月 6日(土) 
山域: 南アルプス 芦安の氷瀑 カモシカルンゼ マシラルンゼ
山行形態: アイスクライミング
メンバー及び役割: CL 大浦 SL 古屋(記録 )  
記録:
 早朝5時に集合し大浦さんの車で芦安に向かう。芦安温泉を過ぎ桃の木温泉方面に進むと道はダートに変わる。御勅使川と上荒井沢の分岐の駐車スペースに車を停め、7時40分に歩き出す。天候は雪。崩壊した林道にはトレースがあり30分ほどで左岸にトリコネル、さらに5分程で林道脇のカモシカルンゼに到着。大浦リードで取り付く。上部の立った凹角もなんなくクリアし灌木でビレイ。以下つるべで登る。カモシカルンゼはF4まであり短いがマルチのアイスを楽しめるがF4は氷結状態があまり良くなくここから懸垂。11時に林道に戻る。 
続いてマシラルンゼへ。カモシカルンゼから更に5分、イワザルフォール、キカザルフォール、ミエザルフォールと3ヶ所の氷がある。
4人パーティーがキカザルフォールにトップロープを張っていたので30mのイワザルフォールから登る。下部はナメ状の緩い傾斜だが上部が悪い。 洞窟状の最上部まで登るが懸垂支点がないので氷柱にロープをまわし懸垂で下降。本来は途中から右手側の灌木を目指して登るのだと思うが氷が薄いのでパスした。
4人パーティーがいなくなったのでキカザルフォールへ。落ち口手前に先程のパーティーが残置したスクリューとヌンチャクがあり、ありがたく利用させてもらう。古屋リードで取り付くが途中テンションA0を交えなんとか登る。大浦さんフォロー後懸垂。回収したスクリューとヌンチャクは4人パーティーのリーダーに返却しました。帰りはトリコネルの下まで見学に行くがこの氷を登れるようになるにはまだまだ修行が必要だと感じた。3時40分車にもどる。

カテゴリ : 
執筆 : 
hnyqzi11664 2009-12-27 1:20
日程:2009年12月27日(日)?2010年1月1日(金)
山域: 北海道 大雪山 層雲峡
山行形態: アイスクライミング
メンバー及び役割: 大浦(CL) 白川(装備) 羽生田(SL・記録) 門脇
記録:

27日 7時 羽田集合 7:40発? 旭川空港着?上川町?層雲峡温泉
28日 9:30 駐車場(国道 林道入口)?10:30 林道終点?(右俣)?12:00 ブルーウルフ滝下?12:35左斜面上 15:00下降? 16:20 駐車場
29日 9:30 駐車場?銀河の滝取り付き 10:00 下段 1P 30m ?中段 2P 40m ?11:50 中段 3P 30m?上段 4P?上段 5P 30m 下降(撤退)?15:35下段取り付き
30日 午前中 流星の滝(見物)午後 銀河の滝 1P 30m
31日 午前中 銀河の滝 1P ?旭川
01日 旭川? 帰路

27日 移動(買物)日
顔を刺すような寒さはなく予想外に暖かい、天気のよい旭川に着く。現地情報を提供してくれた大浦さんご用達の店「山工房」に寄ると思わず気に入った品々を購入してしまった。ホームセンターでは石狩川を渡渉するための長靴を調達する。上川町のあさひ食堂のラーメンが旨かった(1月までは溝ノ口KSP前にチェーン店あり)。銀泉閣にチェックイン、長靴に履き換えてレンタカーで駐車場へ向かう。石狩川を渡渉して銀河の滝の取り付きが見える斜面からの下見、宿から30分もかからない。下段で練習していたという男女2名のパーティの話では氷爆の状態はいまひとつのようである。
28日 ブルーウルフ
天気よし。足慣らしにブルーウルフを選ぶ。ワカンを付け、昨日確認しておいた国道の取り付きからニセイノシキオマップ川沿いに踏み跡のない林道を順調に進む。林道終点からさらに左岸を進み最初の右俣に入ると奥の方に、コバルト色の感じのいい氷瀑がそそり立っている。しかしここからが一仕事、膝まであるラッセルでやっと滝下に到着。近づいて見ると氷の状態はシャンデリアであまり良くない。
安全な場所を求めて手前の左斜面をさらに登り一服するが、すでに12時半。ラッセルが効いて気力がやや低下気味だ。身支度後、門脇さんの段取りで左斜面の岩下にアンカーを作成し(ハーケンを残置してしまう)、落ち口から時折降る塵雪崩の中を大浦さんが掛けたトップロープで、各自2本ほど練習した。早々に引き揚げ、外灯の燈る国道の駐車場に戻った。


29日 銀河の滝
ライマンの滝で練習するつもりであったが予報では30日の天気は下り坂、予定を変更して本命の銀河の滝を登ることにする。石狩川を渡渉し登山靴に履き替え、身支度をする。取り付き地点までひと登りし、ハーケンで支点を取る。下段1Pは左の岩壁沿いを大浦リードで登る(他にハーケンを持ってきておらず若干不安が)。残置支点を使い、白川フィックス、羽生田、門脇の順に初めは氷だが後半は緩い雪面を登る。2P目も大浦リード、ルートは右から回りこむようにして氷面を登る。残置は見当たらず、スクリューを支点にして白川の後、羽生田ややずらして門脇のダブルで登る。中段3P目は羽生田リード、20mほど登ったところの残置を使い、白川、続いて大浦・門脇のダブルで氷面を登る。上段4P目も羽生田リード、岩壁沿いに氷面を15m登り、残置を一回見送ってさらに10m上の残置まで雪面を登る。白川、門脇、大浦の順に登るが足場が狭く、5P目のリードは大浦に交代する。岩壁からやや離れたところの氷面を30mほど登ったところで行き詰る。シャンデリア状で悪い。ビレイ地点から様子を見守るが、氷の色は白く、取り付いている所から滝中央に寄ったあたりからは水が流れ出ている。いろいろ挑戦しているがこれまで。門脇さんの声がかかり、落ち口まで残すところ5?6mだろうか、断念。懸垂で登ってきたルートを下降する。途中、2P目に残置が埋もれていないか岩壁に沿って掘り起こしながら下るが見当たらず、仮固定してアンカーのスクリューをねじ込む。3人が懸垂した後、下の残置で確保してもらい、スクリューを回収してクライムダウンする。宿に戻り、買出しをして反省会へ。



30日 流星の滝見物、銀河の滝1P
予報では天気は下り坂、取り付きまでの時間が短そうな流星の滝を選ぶ。中央部は凍っていないが対岸から見ると1Pあたりが青く、登れそうに思える。
昨日と同じ所を渡渉し、銀河の滝の出合いを渡り、靴底の下を流れる音に緊張しながら出合いを奥へと進む。氷瀑の左岸が登れそうに見える。滝下が見え始めると今度は右岸が登れそうに見える。しかし滝下までくると左岸はシャンデリア、右岸1段目の氷面は雪崩た後のもの、2段目の雪面には強い皺がよっている。右岸の高台に上がり滝見物に変更、残念だがしかたない。
隠れている足元のクレバスに注意しながら足跡伝いに左岸へ渡り、出合いへ急ぐ。天気はまだ崩れていない。銀河の滝への分岐点まで戻るとどうしても1本登りたくなり、3人はガイド本にある下段中央左カンテ1P 30m へ向かう。下段中央にはガイド山行の男女2名が取り付いている。羽生田リード、白川、大浦の順に登り、岩壁に沿う昨日のルートを懸垂下降した。門脇さんはタバコを吸いに石狩川を渉り、登る様子を対岸から見学していたとのこと。雪の降る夜はしっかりと反省した。予報では明日の天気は悪い。



31日 登り納め
起きてみると天気は悪くない。午前中の予報は曇りから晴れに変わっていた。これなら1本いける。日課となった石狩川の渡渉、昨日の反省をふまえて再び銀河の滝1Pに向かう。緩い斜面はすっかり雪に覆われている。大浦リード、白川、羽生田、門脇の順に登り納めた。今日は男2名のパーティが下段中央に取り付いていたが、駐車場に戻るころにはもう3Pあたりを登っていた。
旭川に戻り山工房に寄った後、予約のホテルに向かう。お目当てのジンギスカンの店は携帯が繋がらない。歩いてみると大晦日でシャッター街になっている。開店前に飛び込んだ店だったが他の肉も味わえ、当たりの店でよかった。

01日 帰路
天気は雪。時間潰しに北海道護国神社へ初詣してから空港へ向った。搭乗便になる機体がまだ羽田を離陸していないとかで1時間ほど遅れた。待ち時間、北海道限定の缶ビールを今一度味わい、帰路に着いた。お疲れさまでした。

メインディッシュの銀河の滝、最上部の氷の状態が悪く完登はできなかったが達成感は十分に得られた。
個人的には今年2月の湯川デビューからするとかなり経験値が上がったように思う(やるべきことはまだまだあるが)。みなさん、ありがとうございました。

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-12-19 1:20
日程:2009年12月19日(土)?20日(日)
山域:広河原沢左俣
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL/記録)、木村、大浦、羽生田、清野

記録:
 19日 7:30船山十字路集合、すでに5,6台の車が駐車スペースに停まっておりテントも数張り。先週とはうって変わり、雪の林道のアプローチ。今回は荷物を背負って左俣を登るつもりだったが結局二俣にテントを張り先週よりもさらに楽。準備をしているとJCCパーティー4人組みが左俣へ入っていく。準備を整え9:40分に出発、二俣から左俣に続く踏み後を追う。おおよそ20分位でF1到着。ここでアイゼンを装着し先行のJCCパーティーを抜く。F2まで来ると単独の若いクライマーが登り返しているところで、声をかけるといつも一人で登っているとのこと。単独でアイスは大変だろうに。今考えればMSCに勧誘すればよかったかも・・・・
 F3からの連瀑帯は雪に埋もれた滝も多いがそこそこ凍っておりノーザイルで楽しめる。まあ、ショボイ氷といえばショボイのだが。下の大滝に到着すると単独クライマーがちょうど登り始め、一本目のプロテクションを取った後にフォール。目の前で目撃してしまった!墜落距離は3メートル位だろうが、特にケガは無いようだった。落ちてすぐには登りはじめる様子もなく、先にどうぞとすすめられたので、古屋リードで取り付く。二本目のプロテクションをきめるところでスクリューを落としてしまう。まだまだリードに慣れていないせいもあるが不覚。さらに後から気づいたが落ち口にもう一本スクリューをきめておけばよかった。潅木の残置スリングでビレイ。後続は中間で登ることになったが二番手の木村さんがかなり苦労している様子。ここまで来る間に、途中アイゼンが2回靴から外れどうも調子がよくなかったが、ここでもしっくりこない様子。そうこうしているうちに2度ほどフォール。いったん降り、大浦さん、羽生田さんと続く。再び木村さんが登るが、腕力をだいぶ消耗している様子。どうやら何とか登り、最後は清野さんがガシガシと上がってくる。この間1時間以上はかかり、下で順番待ちをしていたJCCパーティはしびれを切らし、引き上げていってしまった。単独クライマーは忍耐強く待ち続け、我々が登った後にすぐに登って来た。
 時間がかかりすぎたので、稜線に抜けるのは無理だろうとなり、清野さん、木村さんは下降に移る。古屋、大浦、羽生田はとりあえず上の大滝まで行き下降をすることにする。
単独クライマーもここで下降。ここから上はトレースもうすくなり滝はさらに埋まっている様子。30分も登ると上の大滝らしき場所に到着したがあまり釈然としない。いずれにしろここから左手の御小屋尾根に向かうトレースがあるのでわれわれはここで下降することにする。テン場にもどったのは17時近くになっていた。目的の左俣はほぼ登ってしまったので明日は古屋・大浦・羽生田は三ルンゼ、清野・木村はクリスマスルンゼへと予定をたてる。
 20日 三ルンゼパーティー3人は6:15に出発、本谷に入るとさらに積雪量が増しほとんどの滝が埋まっている。三ルンゼ手前の小滝を登るとそれまであったトレースも消えており、他のパーティーも雪で埋まる谷に見切りをつけ、ここで引き返したのだろう。それでも三ルンゼの入り口までなんとかラッセルし取り付きだけは確認したが、ここで撤退を決定。下降をし、手頃な10メートル位の氷の斜面で各自リードの練習をした。羽生田さんの温度計を見ると氷点下16度。やっぱり八つは寒いと実感しながら正午過ぎに下山開始。テン場に戻ると清野さん、木村さんも戻ってきており、クリスマスルンゼはJCCが取り付いてていて、さすがに昨日の手前取り付けなかったとのこと。かわりに武藤返しの滝で練習してきたようだ。テントを撤収し、船山十字路へ向かう。富士見高原の鹿の湯であたたまり、小淵沢駅前のそばやで軽く腹を満たし、帰路にむかった。(清野さんおすすめのうなぎやさんは17:00からの営業でまたしてもありつけなかった。)




F3あたり


12m大滝




クリスマスルンゼ 取付いてるのはJCCのみなさん。



Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.