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iceclimber_msc 2021-12-19 7:10
山行報告書
日程:2021年12月19日(日)
山域:八ヶ岳 編笠山・西岳
山行形態:雪山
メンバー及び役割:K・HN(SL)・T・U・HR・O(CL/記録)

12月の定例山行は、谷川エリアにて土曜日に訓練&日曜日に有志で西黒尾根という計画をしていたが、金曜日の夜から土曜日にかけて新潟・北関東は大雪の予報。2〜3日間天気予報とにらめっこする日々を送った。最終的に道路状況も踏まえて、日曜日に八ヶ岳の編笠山・西岳に向かうこととした。

道の駅こぶちざわに7:30集合。富士見高原登山口駐車場に移動し、8:05スタート。登山口付近は雪がうっすら。シーズン初の雪山登山であったせいか、歩いてもなかなか温まってこない。休憩時にエネルギー補給でおにぎりを食べたが、冷たく固まったご飯が冷たいまま胃に落ちて残るような感じで、いまいちだった。冬の行動食におにぎりは冷たく固くなってしまいやすく難しい。

山頂に向かうにつれ雪が増えたが、柔らかく、傾斜がきつくなってからもアイゼン必須という感じではない。(結局アイゼンは使わなかった。)編笠山の山頂直下の岩場は真冬には完全に埋まってしまうそうだが、この日はまだ岩が出ていた。登り切って12:25山頂。曇っていて風が強かったので記念撮影をした後、すぐに青年小屋へ向かった。数パーティが山頂にいたが、我々以外は編笠山ピストンの予定のようだった。

青年小屋へ向かって下っている途中、登ってくる大人数のパーティがいたために先の様子をうかがうと「トレースがないから引き返すことにした」と言う。トレースが無いのは気がかりだったが、山頂からすでに結構下ってきており登り返す気になれない。ひとまず青年小屋まで進むことにするが、小屋直前の岩場が一番の難所だった。雪のつきが中途半端で、トレースが判らず、雪が岩と岩の隙間を埋めていて足が何度もはまった。13時青年小屋着し休憩。大変長く感じた。
果たして西岳へ向かうトレースはあった。雪のちらつく中13:15に青年小屋を出発し、14:35西岳。樹林の中の緩やかなアップダウンだが雪も多く意外に時間がかかった。西岳からは一気に下り。14:50頃西岳から下山開始で、17時少し前に駐車場に帰着した。

駐車場に戻るとビックサプライズ、新井さんが来ていた。お仕事帰りに富士見高原登山口駐車場を通りがかったところ、見覚えのある車がまだ残っているということで、戻るのを待っていてくれたそうだ。
折角なのでということで全員で国界(とんかつ・ラーメン)へ行き夕飯にした。全員で座れる小上がりがあってとても良かった。18時ごろ帰路、この日の中央道はとてもスムーズで20時には八王子に帰着した。

【その他】
編笠から青年小屋へ向かう途中ですれ違ったパーティはなぜ「トレースが無い」ということで引き返してきたのか?
(推測1)青年小屋までの岩場(雪が中途半端にのった岩場でトレースがほぼ無い、極めて判りづらい)のことを指して「この先トレースがない」と言った。
(推測2)我々(MSC)は西岳から縦走してきたパーティと青年小屋ですれ違ったが、彼ら(引き返したパーティ)が青年小屋に到着したタイミングでは、西岳から縦走してきたパーティが青年小屋に到達していなかった。


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