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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2007-10-21 0:00
山 域   谷川岳/ヒツゴー沢
日 程   2007年10月20日(土)夜?21日(日)
メンバー 古屋(CL)、木村 
山行形態 沢登り
5:30谷川温泉 ? 6:30二俣 ? 7:00ヒツゴー沢出合 ? 9:30ゴーロ帯手前 ? 11:00稜線 ? 肩の小屋 ? 西黒尾根 ? 13:30ロープウェイ駅
10月20日夜、JR水上駅集合。木村は水上着0時05分の最終電車に乗って行った。改札を出ると先に到着していた古屋さんがベンチで寝ていた。寒そうである。東京とは違い風が冷たく今晩は冷えそうだ。水上駅の駅員さんが私達をみて、翌朝始発の電車が着く前までなら、ドアの閉まる待合室を使っていいよと言ってくれた。おかげで暖かい待合室で体を休めることができた。
 10月21日、4時起床。外に出ると風が冷たい。5時15分にタクシーで水上駅を出発。10分ほどで谷川温泉の登山道入口に着く。登山道入口にはヒル対策の塩水が置いてある。5時30分、まだ真っ暗なのでヘッドライトをつけ、道を間違えないよう注意しながら歩き始める。しばらくすると周囲が明るくなってきて谷川本谷の美しい流れがみえてきた。登山道は所々崩壊しており荒れている。6時30分過ぎには二俣に着く。倒木や巨岩で河原が埋まっておりヒツゴー沢出合は分かりにくかった。出合で準備をしていると男性4人のグループがきたので先行して出発する。
出会いからすぐに滝が始まる。最初の滝はもろに水流を行くルートだ。今回は2人とも初の谷川の沢ということで気合が入っており、寒いけれど思い切って水を浴びて登った。冷たいけれど思ったほどではない。次の滝も頭から水を浴びて登る。なんだかすごく楽しい気分になる。手も足もホールドはしっかりしているので滝は非常に登りやすい。美しいナメや小滝を通過していくと、10mのトイ状の滝が現れる。この滝は左側を登り、なんなくクリアする。休憩がてら周囲を見渡すと、紅葉した山肌と青い空がとても美しい。ここまではノーザイルでこれた。ザイルを出すとえらい時間がかかるよと言われていたので拍子抜けした感じだ。
その後も快適に進み(快適に登るとはこういうことか!という感じ)、最後に20mのチムニー状の滝を登ると連瀑帯を抜ける。チムニー状の滝を登る時には、もう終わってしまうのか・・と感じた。ここまでに1箇所だけ木村がバランスを崩した場所があったが、体全体で這い上がりなんとか落下をまぬがれた。
小休止のあと所々に小滝の出てくるゴーロ帯を進む。時々コケで滑りやすい岩がでてくるので慎重に登る。3m程のコケの小滝は落ち口がいやらしい。木村が先に行きなんとか這い上がった。後続の古屋さんが突然うゎーと言って落ちた。コケでヌルヌルの壁に足をとられたのだ。びっくりしたが3m程の滝だったので足を打った程度で大怪我にはならなかった。古屋さんでもこういうことがあるのかと少し驚く。




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