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msc_kiroku1 2008-8-13 8:00
山域     木曽川 正沢川 細尾沢
日程     2008年8月13日(水)夜?15日(金)>夜行1泊2日
メンバー   CL,食当,装備 須藤  SL,記録 平川
山行形態   沢登り

中央アルプスは立地的に見ても東京、横浜からは中々行き難い感もあって、計画自体も上がる事はないが、以前から気になっていた幾つかの沢の中から細尾沢に行くことになった。
メンバーは須藤、平川の2名だが、足も揃って軽快に遡ぼる事を期待しての入渓であった。
 調布に16時に集合し、須藤車にて道の駅『日義木曽駒高原』には21時に着いた。お盆の休暇中ということもあって多くのツーリングや旅行者が仮眠している。
 翌朝は6時半に道の駅をあとにし、木曽駒高原スキー場に駐車して7時に歩き始めた。
 細尾沢は木曽駒ケ岳にほぼダイレクトに詰め上げるナメの美しい沢である。正沢川本流は大岩のゴーロで細尾沢出合いまでの3時間は少々うんざりさせられるが、細尾沢に入ると渓相は一転しナメが現れ始める。出合いから30分程にある細尾大滝は見事な40mの直爆で青空に映えて美しい。この大滝の巻きが今回の遡行中の核心で左岸のルンゼを詰めて小尾根を乗越す大高巻きになる。ルンゼの最後は脆く立った壁になりロープを出しても良い所だ。

 高巻きから30分程で幕営適地に出る。時刻は12時半なので出来ればあと2時間程遡っておきたい所だが、細尾沢は幕営地が無いのも特徴であり、唯一の適地は最高のロケーションと、豊富な薪もあることから、ここはゆっくりしようという事になった。後から来た2人組も直ぐ下の砂地にテントを張っていた。(全体を通して結果的に最高の幕営地であった)

 翌朝は前情報にあった雪渓処理に時間を取られる事を予想して早めに出るつもりだったが結局出発は7時を過ぎていた。(結果的に雪渓は無かった)
 ここから暫くは多段の50mナメ滝をはじめ、快適に登れる滝が続く。何より明るく開けているのでとても開放的だ。

 水が涸れてガレを詰めて行くが、何処かで枝沢に入ったようで小尾根に攀じ登った所で本来詰める本流が見えた。ここは直ぐ下の枝沢の沢床に一旦降りて上り返すことにする。落石の多いガレを詰め、這松を踏みながら登ること約1時間で木曽駒山頂に立つことが出来た。幕営地からは3時間の行程だったが、最近山行きをサボっている平川は結構ばててしまった。

 山頂を11時前に立ち、車を止めた地点までは約3時間の下りである。結構な急下降で最後は膝が痛くなった。林道終点の沢で足を冷やし木苺を食べた。
 車に戻り、15分程走った所にある『幸神温泉』で汗を流し、蕎麦を食して帰路についた。
 お盆の帰省Uターンとも重なって渋滞にはまり調布着は21時半。簡単に反省会をして家路についた。

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