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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-29 13:57
日程:2020年9月21日(月)
山域:那須山塊/茶臼岳〜朝日岳
山行形態:ハイキング
メンバー:S

 連休の温泉お遊びに併せて足(ヒザ)慣らしハイキング。茶臼岳には春夏秋冬登ったことがあるが、朝日岳を初めて登る。峰の茶屋近辺や茶臼岳とともにあまりの人の多さにびっくりした。首都圏から近く温泉もあるので、足が向きやすいのだろう。下山途上で左靴底がはがれ応急処置を繰り返し。以下に時間経過のみ記載。

6:40沼原駐車場-8:00姥が平-9:20茶臼岳-10:40朝日岳-隠居倉(大休止)-12:40三斗小屋-14:40沼原駐車場 

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-29 13:28
日程:2020年09月21日(前泊)朝発〜日帰り
山域:早池峰山/奥鳥沢
山行形態:遡行
メンバー:W(単独)

 熊鈴を忘れたので道の駅はやちねで売っていた熊鈴を購入。うすゆき山荘前から翌日登る予定の岩場を観察する。地図と照らし合わせるもどこをどう登ってもガレの連続のようだった。20年振りだろうか一人の山小屋は薄暗くライトを灯し読書で時間をつぶす。地元スーパーで買ったレトルト米と酒は期待以上で岩手県の印象がもっと良くなった。日が落ちると一人宮城ナンバー男性が入ってくるもコロナ懸念か結局河原坊に上がっていった。

 明けて翌朝、下見では山荘からすこし上の沢から下降する予定だったが早々に濡れる気になれず樹林をまっすぐ進み降りるとすぐに浅い沢型を捕まえることができた。そのまま懸垂無しで難なく本谷に降り立つ。むしろ沢から降りると広いインゼル堰堤の上に出るので奥鳥沢にすすむにはこの方が都合が良さそうだった。二つの大きな堰堤下を進み右岸を簡単に巻き上がる。夜と朝の区切りの時間にうごめく動物たちの気配がただならぬ濃厚で、時折笛を吹きこちらの存在を知らしめ先に進む。まったく難しい所は無い。白い大理石の沢床を過ぎるとやがて奥壁に着く。しばしその先どのように進むかを思案する。正面左にはチョックストーン滝があるが方向的にそれは本谷と思われ、むしろその右から流れるルンゼを登ってみることにして取付く。下部のようなヌメり、滑りはまったく無く、コンパスの指し示す方向にひたすら登っていく。振り向き下を伺うと200mは下だろうか単独行がもう一人いる。一人きりでないことは何故かつまらなくもあり、追い付かれては困るような気もする。一方で高度を稼ぐ程にガスは濃厚となり僅かでもプレッシャーが有ることは何故か有難かった。途中うっかりハイマツ帯に入っていることに気づき水平トラバースで20m程のハイマツ漕ぎの羽目になったもののその後はガレ場が少々、あっさりと縦走路に出てしまった。

 山頂に出ると驚く程の人の渦。分かれて行動中だった家族の迎えを待つ間に良く晴れたうすゆき山荘前の広場で装備を干して時間をつぶしながら半日もかからず登った早池峰山を改めて仰ぎ、花か紅葉の時期が良かったと思った。受理されず行けなかった沢の代案ではあったが後泊の安比高原の宿(GOTOトラベル)や行き帰りの車中で普段見ることのなかった息子の成長に気づきがあり、これはこれで楽しかったと思えた4連休だった。

前泊装備:3sシュラフ+カバー、エアマット、コッフェル、テルモス、水入れ、ガスセット
携行装備:30mロープx1、スリングx2、カラビナx1 、熊鈴、他
山行記録:9/21日(月)5:00 起床 5:50 うすゆき山荘発 6:00 入渓 6:50 大理石滝 7:20 1ルンゼ出合 7:35 奥壁着 9:15 縦走路 10:10 早池峰山頂 11:45 小田越着 12:30 河原の坊ビジターセンター着 13:00 うすゆき山荘着

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-29 13:20
日程:2020年09月13日(日)
山域:釜無川水系 神宮川 ヤチキ沢
山行形態:沢登り
メンバー(役割):F(CL)、A(SL)、T(記録)

記録:
「新版 東京起点 沢登りルート100」に新たに収録されたヤチキ沢へ行ってみた。
駐車スペース場を8:50頃スタート。神宮川を渡って、(橋はないが問題なく渡れる)林道の続きを進む。スタートから20分位、神宮川の堰堤を2つ過ぎて左手から出合う沢がヤチキ沢のようだ。水量は少な目、傾斜は立って見え、一見すると遡行対象のようには見えない。ここでハーネスを装着する。
入渓すると、印象通り、連続して小滝が続く沢であった。河原歩きはほとんどなく息を切らしながら登る。
ロープを出したのはくの字状8mの1箇所。巻き道もあるようだったが、折角だからとトライ。滝の落ち口は結構立っていてフォローだったけれど緊張した。
くの字滝を超えると、時折ナメ滝が出てくる。多少滑っていたけれど登れる範囲。10:30二俣で小休止。
二俣の上は、流石に南アルプスの沢ゆえか水が冷たく感じられた。直瀑8mは唯一登れず。巻きは左から。短いが良くはなかった。11:05頃二俣に到着。左に踏んだような跡があり登ってみると、比較的はっきりした踏み跡に合流した。(トポでは「水の涸れたところから左側に踏み跡が出てくる」となっているが、まだ水は涸れていなかった。)
時々不明瞭になるトラバースの踏み跡を30分程辿り、現在は廃道になっている登山道に合流する。登ってきている人がいて驚いた。この登山道をしばらく進み、途中から左の尾根を下るのだが一度見過ごし尾根の入口を行き過ぎてしまった。三角点を見かけたら行き過ぎである。
尾根の下りはかなり急で、この日一番神経を使ったパートだった。途中で折れた木に手を掛けたら、根っこから折れて人間大の朽木が谷筋を転がり落ちて行き、音もすごくて肝を冷やした。13時林道帰着。
神宮川でスパッツやガチャを洗って、むかわの湯で体を洗って帰路。下山の尾根は大変だったが、コンパクトな沢で時間に余裕があり気軽に楽しめて良かった。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-15 14:43
日程:2020年8月28日(金)〜29日(土)
山域: 丹沢/蛭ケ岳縦走
山行形態:個人山行 
メンバー及び役割:K
天候: 晴れ

行動時間 
8/28
10:36 橋本駅発 11:15三ケ木着 12:10同バス停発 12:40平丸着 12:50登山口発 13:30登山道発見 15:30平丸分岐着 16:00水場 
16:30黍殻避難小屋着 19:00就寝 
8/29
4:30起床 5:30発 6:20姫次 7:55蛭ケ岳登頂 9:55丹沢山頂着 10:15発 12:00本間の頭 13:20金冷シ 14:20宮ケ瀬三叉路バス停 
14:50本厚木駅行バス乗車

概況
 平丸の登山口からの登山道が見つからず、バリエーションルートに取り付く。もっと登山道を探せば見つかるのに、やたら険しいルートを選択してしまう。悪い癖が出てしまう。おかげで650m付近まで沢の詰めような登りをしいられてしまった。おまけに、気づいたときは反対の方向に登っていた。ようやく登山道に戻った時には、大分労力を使ってしまっていた。これが確実に二日目のバテにつながってしまったことは否めない。
 気を取り直して、着実に登山道を歩き、平丸分岐に出る。東海自然歩道をのんびり進み、黍殻避難小屋の手前の水場で3リットル弱の水を汲みとり、四角い、倉庫型小屋に着く。それに似合わず、中はこぎれいでありがたい。早速、コーヒーを沸かして一息入れる。夕食を食べてから、明日の朝食の支度をして19時過ぎに就寝するが、眠れたのは21時手前であった。夜、時々目が覚めた。時には、鹿の鳴き声に、そして空を見上げると金星やらオリオン座がひかり輝いていた。

 朝4:30起床、ラーメンを食べ部屋を掃除して5:30出発する。1200m程の高度でも少し歩くと汗がにじんでくる。原小屋沢を過ぎ、袖平山との分岐を経て意外と簡単に蛭ケ岳山頂に立つ。そのまま丹沢山に歩を進める。日傘をさして稜線のそよ風を味わいながら気持ちよく歩く。シラヤマギク、ノアザミ、ホタルブクロなどにも癒される。なかなかの稜線歩きである。疲れたころ、ようやく丹沢山頂に着き腹を満たすが、食欲はなかった。コーヒーとパンを食べて直ぐ下山とする。まだ、本日の行程の半分程度だ。丹沢三峰を超えるとほとんど下りである。金冷シのくさり場を難なく通過する。その後もくだり坂の連続だ。暑いなか漸く三叉路のバス停に到着する。アスファルト上のバス停が一番暑かった。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2020-9-10 14:50
日程:2020年8月22日(土)[定例]
多摩川水系 シダクラ沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:W(CL)、K、H、T(SL)(記録)

記録:
新型コロナの感染拡大が続くなか、8月の定例山行としてCL/Wさんがチョイスしたのは、奥多摩御前山の西隣にある惣岳山を源流とするシダクラ沢。当初計画では水根からむかし道を1時間半程歩く予定だったが、連日の暑さと午後からの天候急変を避けるためバスを利用することになった。
 惣岳のバス停からむかし道に下り少し上流側にあるシダクラ橋を渡ったところで沢支度を整え、左にある踏み跡を辿りシダクラ沢に下りる。入渓後すぐの滝で水しぶきを浴びヒンヤリした谷の空気を胸いっぱい吸い込み、やっばり夏は沢に限るとあらためて思った。次に出てきた石積み堰堤の滝は左から巻き気味に越えたが、Wさんは水線突破したかったようだ。その後は二条の滝や多段の滝、いくつもの小滝を、時に腰まで水に浸かりながら越えてゆく。小まめに休憩し水分補給を行い、二俣では現在地確認しながら快調に進む。

 今回Wさんは地形図上で1230mに詰め上がる計画を立てていた。740mの二俣を左に、830mを右に行くと1230mの平坦地に詰め上がるのだが、830m右俣の現状は水が涸れたガレ沢で、左俣が本流ではあるがそちらに行っても直ぐに水は涸れるらしい。しばし悩んだ結果、予定通り右俣を選択する。ガレ沢から間もなく藪となりエッ!こんなところから?と少々不安になるが、再びガレ沢に戻り結構な急登に耐えながら重い足を運ぶうちに疎林の急斜面の詰めに突入。崩れる足場を木の枝や根を頼りに進む。先頭を行くWさんが笛で合図を送ってきた。大ブナ尾根に出たようだ。私は直登を避け何となく踏まれた跡を左に詰め上げWさんより随分上に出てしまった。予定通りほぼ1230mに詰め上がり、計画通りに遡行できて大満足。沢装備を解いて大ブナ尾根を奥多摩湖に下山する。途中にあるサス沢山展望台からは奥多摩湖を見下ろすことができ、昼過ぎでもあるため景色を眺めながら大休止。おにぎりを頬張りながら行動食の袋の中から携帯を発見。遅ればせながら撮った一枚を添付しておこう。



 今回記録係りでありながら、メモを持たず、頼りの携帯も下山時まで車に置き忘れたと思っていたため、写真で記録を残すこともできず、本当にすみません。シダクラ沢はロープを出すこともなく、遡行タイムの半分は詰めという多少物足りなさを感じるかもしれないが、ふわふわした緑の苔に覆われた沢は、個人的に病み上がり初となる沢として十分癒してくれる楽しい沢だった。そして最近はZOOMで顔を合わせるばかりであった会のメンバーと行動をともにできたのも大変良かった。参加の皆さんありがとうございました。

7:00水根駐車場集合、7:13バス乗車、7:17惣岳下車、7:50入渓、11:40大ブナ尾根、12:30サス沢山、13:30奥多摩湖、13:40水根駐車場 解散
追伸:下山時の水根駐車場は満車状態。東京都の都外移動自粛の影響か、休日を近場で過ごす人が多いようだ。その中に同業の沢ヤさんがかなりの数いた。水根沢は結構な密であったと思われる。シダクラ沢は貸切だった。
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