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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2006-4-23 23:50
メンバー:西舘彰(CL) 山本(SL) 野口(装備) 西舘章(食当) 門脇 両角 清野 小林 木村(記録)

4月22日(土)
 清野組(清野、山本、西舘夫妻、小林、木村)は6:00に和光市駅集合。8:30に土合の駅に到着。前日に現地入りしている両角組(両角、門脇、野口)と合流し駅で準備する。8:50駅を出発。最初からやや急勾配の道を登っていく。ところどころ岩や木が露出している場所以外は歩きやすい。途中、木村のメガネが壊れるが清野さんに応急処置をしてもらう。高度をあげるにつれ天気も良くなっていき、対岸の谷川岳が姿を現してきた。白毛門からの景色はすばらしいと聞いていたので山頂が楽しみになってきた。
 12:10山頂手前、見晴らしのよい緩斜面で休憩。白毛門の全容がみえる。アイスクリームのような印象。ここからは二班に分かれ、ザイルで確保しながら山頂を目指す。門脇組(門脇、山本、西舘彰、野口、木村)が先発。最後の急斜面、息をきらしながら登る。ちょっとした岩場を越え13:40に山頂到着。まもなく両角組(両角、清野、西舘章、小林)も到着。360度の展望、青空がとても気持ちよい。もう少しこの景色を眺めていたいが、14:10には出発。踏み跡のない緩やかな尾根をのんびり歩く。
 15:10今夜の幕営地に到着。テントを設営し、門脇さんのビールで乾杯。と、そこへ怪しい人影が。なんと中山さんと青木さんのスキー隊と遭遇。偶然なのか予定通りなのか? だがスゴイ人達である。「泊まっていけばいいのに」という声を振りきって二人は下山。少し羨ましげに二人を見送り徒歩隊は食事の準備にとりかかる。まったりと夜は更けてゆき20時頃終身。

4月23日(日)
 5時頃起床。一夜明けてみるとメンバー数名の顔に異変が。トマトのように赤くなったり、赤と白の二色使いになったり・・・お肌を大切に。7:00出発。最初の登りは急斜面で息がきれる。登りきったところで休憩。門脇さんが自作のワカンを装着。ワカン歩行の練習をするそうだ。こういった姿勢を見習わねば。10:00赤沢山到着。赤沢山を出発してまもなく、先頭を歩いていた清野さんと山本さんの二人を見失う。
 残りの七人は門脇さんの先導で土合駅を目指す。途中、雪の急斜面で小林さんが足を滑らせ滑落。5?6mほど滑って大木に激突し停止した。幸い腕や肩の打撲程度ですみ、大怪我にならなくて良かった。みんなややショック状態なので平らな場所で休憩し態勢を立て直す。しばらく進むと地表面の露出したドロドロの斜面に出る。笹や木の根をつかみながら降りる。が、今度は野口さんが枯木を抱えてドロ斜面を落ちてしまった。数mでストップし、一瞬ヒヤリとしたが事なきを得た。必死で降りようとするが最後の急斜面が難しい。真下に沢が見え、なんとなく嫌な感じである。そこで門脇さんが先に降り、ザイルで確保してもらいながら懸垂下降する。どうやって降りたのか記憶にないが、なんとかアイゼンの履ける場所まで降りて一息つく。やはり山は最後まで気が抜けない。
 12:30ようやく土合駅に辿り着き、待ちくたびれた清野さん・山本さんと合流する。温泉に入り、蕎麦を食べ、帰途につく。清野組は柏で反省会をし解散。
 途中緊張する場面もありましたが、天気に恵まれ予定どおりのコースを歩けたので充実した山行になりました。雪山では水を持っていかなくてよいのでとても楽です。だいぶアイゼンに慣れてきたので、今度はワカン歩行やラッセルの訓練をしたいなと思いました。

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