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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2006-1-8 23:50
メンバー:両角・清野・野口・山本

 23時八王子駅集合。両角さんの車で中央道を甲府へ。道の駅「白根」の向かいにある農協か何かの建物の軒下でビバーク。ホントに物凄く寒い。シュラフに潜り込んで手だけ出して寝酒を呑んでいたのだが、寒いと言うより痛い。ここでこんなに寒いのだから、山へ入ったらえらい事だろう。厳冬期の登山は体に悪い。春山がいいなー・・・
1/7 南アルプス林道のゲートが8時に開いた。夜叉神峠入口まで車ではい入り、8:30歩き始める。ホントに寒いんだから。暗くて長いトンネルをコツコツと歩く。アスファルトの道をプラブで歩くのは辛いものがある。気温がかなり低いのだろう、少しでも吹かれると凍るようで、厚着しての林道歩きでも汗が出ない。ボーと歩いていた訳でも無いのだが、間抜けな事に鷲住山から吊り尾根へ向かう分岐を見逃してしまい、立石沢辺りで間違いに気付いたがもう後の祭りだ。吊り尾根の計画を諦め、広河原経由で大樺沢から北岳をアタックする事にする。13:11広河原着。大樺沢へ向かうが、道を間違えてしまい、白根お池へ向かう尾根上の道を進む。間違いに気付いたのは、翌朝歩き始めてからだった。情けない。15時、樹林帯の中1855m付近にて幕営する。余り良い幕場とはいえないが、兎に角整地する。サラサラの雪で踏んでも踏んでも固まらない。何とか無理やりテントを張ったが、非常に居住性が良くない。何とかテントに潜り込むが全く寒い。後は、酒呑んで飯食って眠るだけ。明日は早起きしないと頂上は踏めまい。夜は満点の星空でした。
1/8 珍しくテントで熟睡できた。こんな事は滅多に無いのだが、低い方の端で寝た両角さんは、雪が沈んで体が落ちてしまいちっとも眠れなかったとぼやいていた。外は快晴だ。5時起きしたものの、飯を食い水を作るうちに結局出発は7時となった。荷を軽くして一気にアタック。余り雪も無いので輪かんを残地して出発する。10分も歩くと雪が深くなり始め、この道が白根お池へ向かう道であることを示す道標があった。ベンチが有り平らな広場になっており、どうせなら此処に泊まっていれば快適な夜を過ごせただろうが、分からないのだから仕方が無い。此処からは、ひたすら尾根上の道を登ることになるが、だんだん雪が深くなり、膝・腿くらいのラッセルとなる。トラバースに掛ると更に雪は増え、処によっては腰以上のラッセルを強いられた。このルートは、雪が積もってから殆ど誰も踏んでいないのではないかと思われる。10時半、白根お池小屋に着く。この先も暫く樹林帯が続く訳で、このペースではとても山頂は踏めまい。お池小屋は最近建て替えられたのか、新しく綺麗な小屋だ。冬期小屋として一部開放されていた。少なくとも、ここら辺りに泊まっていなくては、登頂は無理だ。11時下山開始。テントを広河原まで下ろす。会山行なのに全く間の抜けたことになってしまった。
 翌朝は早々に引き揚げ、温泉につかる。いざ出発と思いきや、車がエンストし・・・・近所のガソリンスタンドの人に助けてもらう。八王子まで戻って、大いに反省する。山に入る前に道を間違えてしまうとは、・・・人任せにしてはいけない。もっと緊張感を持たなくては。と言う訳で、公式記録として残せないような顛末でした。記録からは密かに抹消して下さい。

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