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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
msc_kiroku2 2008-7-28 23:20
日程:2008年7月28日(月)
山域:小常木谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(CL・記録)、羽生田(会員外)

記録:
27日の夜に調布駅に集合し、奥多摩方面へ向う。のめこい湯の駐車場でビバークする。
28日天気は曇り時々晴れ。
6:30余慶橋に車を駐車しいざ入渓する。昨夜の雨のせいか本流は濁っており水量も結構多い。本流を渡渉するのは止めて、仕事道から小常木谷に入ることにする。
7:00小常木谷出合い。歩きだしは太陽の光が入ってこず暗い印象であったが、徐々に明るくなってきた。暫くすると奥多摩特有の縞々チャートのナメや小滝が現れとても美しい。朝狩られたばかりの鳥の羽が散乱しているのを発見する。快適に遡行してゆき8:30置草履の悪場のはじまりである兆子の滝に到着。フリーでもいけそうだが念のためロープをだし羽生田さんにリードしてもらう。落ち口の手前にバランスの難しい所が一箇所あるがなんなく越えていく。続いて逆くの字の滝は釜を腰までつかって取付き、つるつるの滑り台のような滝をつっぱりで登っていく。面白い。小滝をいくつか越え、9:30不動の滝に到着。ここは左のルンゼを巻くのだよねと話していると、突然パラパラと雨が降ってきた。ゴロゴロと雷らしき不穏な音も聞こえてくる。これはどうしたものかと経験の浅い二人はまごついていると、大粒の雨が激しく降ってきた。これはたまらんと下降をはじめる。先程登ってきた滝の上で20分程様子を伺ったが雨の止む気配がないので途中撤退を決意する。懸垂下降し沢を下っていくと、なんだか天気が良くなってきてしまった。時すでに遅し、戦闘意欲がそがれてしまった二人はそのまま下降を続ける。悔し紛れにハーケンを打つ練習や本流の渡渉訓練などをしつつ13:00遡行終了。
 久々の沢は中途半端に終わってしまったが、あらためて沢の楽しさを感じることができた。不意に天気が崩れた時にどうしたらよいのか?考えさせられることが多かった。

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