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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2005-11-2 16:12
メンバー 両角CL 中山SL 古屋 記録  3週続けての岩トレ。次は超沢の第2スラブに挑戦したいと考えていたが、引き続き実現してしまった。本日は快晴。先週のような雨の心配もない。集合は八王子南口に8時。ジムニーに揺られ9時半駐車場着。10時にバットレス着。第2スラブ取り付き基部に荷物をデポ、そそくさと準備をし10時20分登攀開始。他パーティーはなし。システムは先週と同じ。まずは両角氏がリード。桧のテラスの手前で少し手こずっていたが、一旦右横にトラバースしテラス上に出る。ここでピッチを切るのかと思っていたが、ここから左奥のコーナー基部まで進み、ここでピッチを切る。セカンドは古屋。テラス下は、なるほど少しいやらしい。両角さんが手こずったのがわかる。セカンドの強みで直上し桧のテラスに出た。ここまでロープの掛け替えをしてきたがザイルが張られている状態の実践ではやはり戸惑った。  最後は中山氏で古屋がビレイ。登ってくる姿が見えないのでロープの張り具合がつかみづらい。いよいよここから核心の第2スラブへ、古屋リード。  「途中のバンドでピッチを切ってもいいし、そのまま行ってもどっちでもいいよ」の中山、両角両氏の言葉にとりあえずバンドまでと思い、ザイルの流れに注意し慎重に進む。第2スラブの真下まで来ると、ダイナミックなスラブが目に飛び込んできた。陽に照らされたスラブは黒光りし余計にツルツルに見えた。意を決する。  途中のバンドまでは意外にカチッとしたホールドに導かれロープもクロスすることなく到着した。ピッチを切るかどうしようかと一瞬迷ったが、そのまま進むことにする。が,見上げると左のコーナー側に良さそうなホールドがありその誘いにのってしまったのが間違い。こちらは第2スラブコーナールート(??)進むにつれ頭上の壁が迫ってくるしホールドは細かくなる。そのうち下から「ザイル半分」の声。ヌンチャクの残りも心配になる。
(第2スラブ)  ここは無理せず、少しクライムダウンしやや強引に右にトラバースし通常ルートに戻る。細かいフェースを登り左コーナーに戻り終了点。どの位の時間を費やしたのかわからなかったが時計を見ると12時をまわっていた。心地良い緊張感の残る中ビレイ、両角氏、中山氏と続く。ビレイの最中に見下ろすとやはりバンド付近から一旦右に出るルートをとっていた。やはりルートファインディングも重要である。  右ルートの懸垂下降点まで歩き小休止後下降。13時30分基部に一旦戻り昼食を取った。  天気もいいし、他パーティーも相変わらずなし。ここはもう一本ということで、右ルートの滑り台の上の「左の滑り台をやろう」の中山さんの言葉に早速取り付く。今日は右端基部からではなく、踏み跡をたどり天狗の肩まで左上するルートを取る。 難なく両角リードでチムニーを10メートル位登り、そこからほとんど歩くように天狗の肩まで。中間は中山氏、最後に古屋。  2ピッチ目は古屋リード、先週はテラスまで直上したが、今日は途中から右側に寄りテラスに出てピッチを切る。中山氏、両角氏と続き、ここからいよいよ中山氏が満を持してリード。ここから見える左の滑り台に向かうコーナーまでのフェイスがかなり厳しそう。残置も少なそうである。とりあえず右の滑り台のコーナーに向かうルートを取るがコーナーまで来ると、フェイスに向かうトラバースが切れ落ちておりかなりヤバそうとのこと。  ここは無理せず、そのまま右の滑り台へ。さすが中山氏、あっと言う間に滑り台を登りきってしまう。続いて古屋、先週の登りを思い出しながら、セカンドではあるがかなり慎重に登る。最後に両角氏。
右ルート(滑り台)  3人が登り切ると陽は完全にかげり、16時をまわっていた。  早速下降点より懸垂し帰り支度をし17時前に岩場を後にした。なんとかヘッ電の世話にならずに駐車場に17時20分到着。  なんだか今日はとても疲れた。夜の街に消えていく両角夫婦と中山氏を見送り古屋は帰路に向かった。
右ルート終了点

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