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山行記録 カレンダー
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 2009-2-25 0:30
日程:2009年2月25日(水)
山域:上信越国境・湯の丸山?鹿沢
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:中山(CL)、西村(SL・記録)

記録:
中山さんと湯の丸スキー場行きのリフト券付格安日帰りスキーツアーバス(¥4,900)を利用し、湯の丸山?角間峠?鹿沢のスキーツアーに行くことになった。
池袋サンシャインシティーバスターミナルを7時40分発、湯の丸スキー場10時40分着のバスに乗る。出発時間近くになると何処からともなく数百人の若者ボーダーが集結し、目当てのスキー場行きのバスに搭乗して行くがおじさん山スキーヤーは場違いの感がある。不況などは嘘のようだ。
上信越自動車道に乗る頃から雨が降り始め、標高が上がれば雪になるさと安易に考えていたが標高1700m付近のスキー場に到着しても雨が降り続きしかも雪がない。それでも普段の行いか身支度を整える頃には雨も小ぶりになる。スキー場は滑れる状態で一日リフト券を使いリフト1本だけ使用するという贅沢を味わいつつリフト終点に到着する。シールを着け登山道沿いに湯の丸山山頂に到着するが風が強い。ここでシールを外し滑走開始となる。本来はパウダースノーなのだろうが雪質も若干重いが自分の足前でもなんとかターンが決まりなかなか快適な滑降となった。鹿沢温泉に到着し携帯でタクシーを呼ぶが30分程待たされ湯の丸スキー場に戻る。帰りのバスは湯の丸スキー場を17時10分に出発し渋滞もなく20時頃に新宿に到着し解散となった。実は20数年前に山スキーの講習会で来ているはずなのだが全く記憶がなく今回2回目の山スキーとなった。

スキー場11:30、リフト終点11:40、湯の丸山山頂12:50、角間峠14:00、鹿沢温泉14:50

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msc_kiroku1 2009-2-17 10:10
日程 2009年2月17日(火)
山域 上州武尊/前武尊/荒砥沢
山行形態 山スキー
メンバー 中山
7:50池袋BT (バス)-11:15オグナ・ホタカスキー場-11:50-12:00スキー場トップ(リフト3本)・シール歩行-12:50-13:10前武尊頂上・スキー滑走-13:50-14:00・1350m林道・シール歩行-14:50・1650mゲレンデ・スキー滑走-15:00スキー場下

 格安日帰りバスツア-を利用して今までなぜか行きそびれていた荒砥沢を目指す。天気は晴れてはいるが風が強く冷え込んでいる、リフトを3本乗り継ぎスキー場トップでシールを装着し稜線の右斜面を、やがて頂稜を登るようになると前武尊頂上、屋根しかない鉄製の建物の中に日本武尊の像が鎮座している、目の前には剣が峰が雄姿を見せる基部までカリカリの斜面を滑りいよいよ荒砥沢を滑り始める、膝下くらいまでの新雪で木の少ない気持ちのいい斜面をあっという間に1800mくらいまで滑り沢が狭くなる前に、左岸の小尾根越えて広くて滑りやすい荒砥沢本流に入り主に左岸の斜面をどんどん下っていく、スピードが出すぎたときは新雪に入ると自然とスピードが落ちる、やがて1350mの林道横断地点に着き再びシ-ルを装着してゲレンデを目指す、ほとんどアップダウンのない林道でテレマーカーならシール不要、単調な歩きに飽きたころゲレンデ下部に到着。
そんなに難しいところもなくとても良いル-トです、まだ行ったことのない方にはお勧めします。

写1 前武尊頂上

写2 目前の剣が峰の雄姿

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climbing-nao 2009-2-13 1:00
日程:2009年2月13日(金)
山域:尾白川下流域 ベータルンゼ
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:両角、古屋(CL)、木村

 暖かすぎて氷の状態が心配でしたが、まずまずの状態でアイスクライミングを楽しんできました。アイス初リードでザイル25メートル伸ばすのは、かなり緊張でした。



 7:30 八王子駅で木村さんを拾い、両角邸へ。八王子IC?韮崎IC?尾白川林道ゲート。天候は曇り。夕方から関東地方は大荒れの模様で気温も非常に高い。
9:00過ぎ、林道を歩きはじめるとすぐに汗が噴出す。30分強であずま屋のある日向山登山口。
その脇にガンガノ沢FIの錦滝。ここのところの気温の高さからか氷はだいぶ溶けた状態。
F2にいたっては落ち口から三分の二は水が流れている。すぐに隣の平田ルンゼに向かう。
貧相な出会いで身支度を整え入渓。沢床に氷が出始めたところでアイゼンを着ける。
 貧弱な氷の小滝をいくつか越えていくと、やがて60メートルのナメ滝、こちらもだいぶ溶けていて氷の下の流れが確認できる部分もあったがまずまずの状態。ここまでノーザイルだったが練習のため最上部だけリードの練習。木村さんが快適にザイルを伸ばす。


     両角さんもブランクを感じさせないクライミング

 この上で沢は二つに分かれるが「松竹梅の滝」を目指し右俣へ。途中氷の中途半端な3m位の滝がちょいと微妙で超えるのに少々苦労する。時折、強風とともに雨が落ちてくるが本降りにはなってこない。14時過ぎに、40メートル松竹梅の滝に到着する。沢を懸垂で下降しなければならないのであまり時間は無いがとりあえず中段までということで木村さんリードで滝の右側下部から取り付く。15メートル伸ばし中段で支点をセットし、ロアーダウン。ロープを一旦抜いて、続いて古屋リード、両角さんがフォロー。これも練習のうちとスクリューを回収しながらクライムダウンしようとしたが、どうせなら上まで抜けましょうということで残り25メートルを古屋リード。まともなリードは初めてだったのでライン取り、スクリューのセットにも手間取り傾斜はそれほど強くないが時間がかかってしまった。落ち口付近はバイルを打ち込むとそのまま氷が塊で剥がれ落ちそうなくらいでかなり緊張。滝上は潅木の数箇所に残置スリングがあり支点豊富。中間で両角さん、ラスト木村さんで全員完登したが時刻はすでに17:00近い。


     一番余裕だったのは木村さん?

 下降は懸垂を6本位。途中ロープの回収で引けなくなり数メートル登り返したり、ヘッ電の世話になりで林道に戻ったのは19:00を過ぎていた。更に車まで30分。雨も本格的にふりはじめたが気温は相変わらず高いようで暖かい。両角さん曰く「この辺の氷は今日で最後」。
 まったく寒くないアイスクライミングと初リードの達成感、更に暗闇の懸垂等、日帰りであったがなかなか盛り沢山で、心地よい疲労感にも包まれた充実のアイスクライミングであった。
 八王子で食事をして解散。古屋が自宅に着いたのは午前0時30分をまわっていた。

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msc_kiroku1 2009-2-11 10:00
日程:2月11日
山域:南会津 三岩岳
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:柴田 記録 SL、他 5名(会員外)

11月風邪、12月MTBで肋骨強打、1月肘に水から化膿で発熱と11月移行満足に体を動かせない
状態が続く。

ということで久しぶりのバックカントリー、、、、だったのですがまたもや、けが。


体動かしてないから軽めにしてくれとお願いしていたのだがやっぱりハードな
標高差1200mの南会津三岩岳へ。

小豆温泉近くの駐車場を出発が9時半。
沢沿いに上ることにする。
今年は雪が少なく沢が埋まっておらず沢のトラバースがなかなかスリリング。
板を長いのに変えたんだけどこれが藪の中では取り回しがやっかいで体力消耗してしまった。
人数が多かったこともあり結局ここで約2時間消費してしまった。

沢をクリアしてあとは尾根伝いをさくさくと登る。
天気は快晴。無風。
尾根沿いはブナの原生林が広がっている。
開放感があって非常に快適。
ただ久し振りの山行で悲しいかな体がだんだん重くなってくる。
完全な筋力不足。くやしい。

時間400mペースで高度を稼いでいくが1800m地点、あと200mを残してタイムアップ。
最後はひたすら緩斜面を登る感じだったし、帰りもきつそうだからということで潔く山頂は諦めた。

他にだれも入っていなかったので完全なノートラック。下の雪はぐさぐさだったのに上はきちんとパウダー。
テンションがあがる。

滑る。

気持ちいい?。

で2本ほど滑ってメロウなオープンバーンへ。
今年の課題は縦に切る。
ということで縦へ。

スピードがでる。

白いやわらかそうな雪の塊がぽっこり。

よけるべきかどうしようかと悩んでるうちに、
吸い込まれるように。

気がついたら地面の上にダンッ。

ショック症状で全身の筋肉が収縮。吐き気が襲ってくる。

パニックに陥らないように、まず深呼吸して体をチェック。

腰と股関節がちょっとへんな感じ。

でも動く。

膝、相当に強打したからやばいかも。

骨と間接チェック。

大丈夫。

ただ膝が腫れていて曲げにくいけど痛いだけでなんとかなる。

ひとまずヘリ呼ばないですみそう。
よかったー。

ひとまず膝に雪に突っ込んで冷やし、気持ちを落ち着ける。

振り返るとぽっこりはでっかい切り株だったのでした。そりゃかなわんな。


以後は左足荷重、急な斜面を斜滑降とキックターンをからめて下ることに。

この残りの下り800mが生コン、モナカで細尾根あり、沢沿いのトラバースありで
ほんときつかった。五体満足でもアドベンチャーだね。あれは。

結局最後は日暮れ直前。
着いたときはほんと嬉しかった。
迷惑掛けた皆さん申し訳ございませんでした。

要因としては

最終的には体力不足による疲労から くる集中力の低下
怪我の前のイメージと筋力不足からくる動きのギャップ
筋肉疲労による反応の遅れ
オープンバーンということから気持が緩んでいた

というところか。

山は誰もはいってないオープンバーンがたくさん広がっていたし、雪質もいいしいい山でした。ブナ林もきもちよかった。
もうチョイ沢が埋まって雪もよかったら、ずいぶんと登りも下りも楽だろう。
今年は厳しいかもですが来年はぜひリベンジしたい。



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執筆 : 
 2009-2-11 1:00
日程:2009年2月11日(水)
山域:御坂 大幡川 八十八大師沢
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:木村(記録)、Y(会員外、CL)、H(会員外)

記録:
 8時30分、登山口から登りはじめる。天気は曇りだが思ったよりも暖かい。10分くらい歩くと左側に沢が現われる。登山道には雪はなく沢もまったく氷っていないが、この辺りで入渓する。暫くはフラットソールでの沢歩き。薄く表面に氷が張っている場所もあるが、とてもアイスという雰囲気ではない。これは冬の沢登りだねとアイスから頭を切り替えて遡行を続ける。10時頃、突然氷の滝が出現!おぉーと興奮する。我慢して登った甲斐があった。傾斜もきつくなく初心者に手頃な感じの滝である。



まずはHさんがリードに挑戦。一段目、二段目は問題なくクリア、三段目にさしかかると50mロープがギリギリ足りるかどうかだったが、なんとか滝を抜けて支点をつくれたようだ。木村がセカンドで上がる、三段目の滝は下からは良く見えなかったが、かなり立っていてしょっぱい感じ。セカンドでもかなりドキドキした。さすがHさんである。続いてYさんが登ってきて3人で一息つく。今回は中山さんより譲り受けたアイス用のアイゼンを使用、縦走用と比べるととってもラクに氷にツメがささる。アイスは道具次第ということを実感。



 さらに進むとこれまた適当な小滝が出現、木村リードで挑戦。一段目の上部2mほどの立っている氷を登ろうとするが、壁の途中でアイススクリューを打つのはとても大変。少しクライムダウンして安定した場所でスクリューを打ち直しなんとか壁を乗り越えた。二段目の滝は問題なく通過し、上部の氷にスクリューを2本打ち込み支点をセットした。傾斜の緩い小滝でもリードとなると緊張の連続、なにからなにまで初めてやる事なのでなんて楽しいんでしょう。
 もう少し先に6?7mの階段状の滝が出現、これはYさんリードで取付く。今日は半年振りくらいの山行らしいが、3人の中では一番アイスの経験があるので余裕な感じで登っていく。



 滝の上部で休憩し遡行図を見るが自分達がどこにいるか全く分からない。水流も消えこの先はガレた沢をたどるようなのでアイゼンをはずす事にする。枯沢を30分ほど登り右側の尾根に抜けると登山道に出た。四十八滝沢を詰めるとアンテナ塔に行き着くはずだがどうも見当たらない。倒木に巨大なサルノコシカケが生えていたのでいろんなポーズで記念撮影する。下山し始めると雪が降ってきた。30分ほどで入渓点に戻った。そこで気がついた、自分達が登ったのは四十八滝沢でなく隣の八十八大師沢だったことに・・・。25m大滝も出てこないしどうも変だと思ったんだよな?。まあ初心者には調度良いアイスクライミングだったので良しとしよう。今度来る時は四十八滝沢を遡行するぞ。
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