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執筆 : 
 2010-9-4 23:50
日程:2010年9月4日(土)
山域:小川山
山行形態:フリー
メンバー及び役割:古屋、木村

記録:
小川山のマルチピッチの入門ルートに行ってきました。
[春のもどり雪] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目のスラブからいきなり緊張の一歩が。久々のスラブなのでかなり怖かったです。2ピッチ目は微妙なフレークを使い登っていく。ルートどりが今ひとつでした。それにしてもピンがない。4ピッチ目のクラック沿いはカムを使いながら抜ける。終了点からの眺めがよく気持ちいい。懸垂の時に下をよく見ないでロープを落としたら木にひっかかり面倒なことになってしまった。気をつけないといけない。
[南稜レモン] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目、右のクラックを使いながら快適なフェイスを登っていく。2ピッチ目、高度感のあるトラバースの2・3歩が怖い。3ピッチ目、クラックはちょっと無理そうだったのでオリジナルルートのスラブを行く。4ピッチ目、カンテ?フェイスを登ると屋根岩3峰の頂上に出た。うーん気持ちいい!南稜レモン良いルートです。次回はクラックを練習して再チャレンジしたいです。
最後にセレクション1ピッチ目のクラックで遊び(これが一番難しかった・・・)小川山満喫しました。


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執筆 : 
 2010-8-6 0:00
日程:2010年8月6日(金)?8日(日)
山域:金木戸川 双六谷本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:木村(SL)、*安田(CL)、*羽生田 *会員外

記録:
8/6 金木戸川林道ゲート7:00?広河原9:10?打込谷出合11:30?下抜戸広河原17:20
8/7 下抜戸広河原7:50?蓮華谷出合11:00?1:1分岐16:40?双六池17:20
8/8 双六池8:00?新穂高温泉14:00

8/6 前夜仮眠した道の駅上宝から車で1時間ほどで金木戸川林道のゲートまで入る。すでに千葉ナンバーの車が2台停まっており先行者がいるようだ。林道を2時間程歩くと取水ダムのある広河原に着く。林道にはトンネルやダムがいくつもありそれなりに楽しめる。広河原から先は右岸沿いの森林軌道跡を歩く。踏み跡が途中で消えたら上の方に登っていくと軌道跡に出る。この道は所々崩壊しておりとても歩きづらい。重い荷物でペースが上がらず入渓点の打込谷出合に到着したのはお昼前だった。
エメラルドグリーンに輝く水面がまぶしい。ここで一泊しても良さそうなロケーション。青いプールにはしゃいで泳いでみると水が冷たい!双六谷にむけて寒さに弱い羽生田は上下ネオプレーン+ライフジャケットを準備、木村は上だけフラッドラッシュを着用、安田は下だけ保温性のあるタイツを身に着ける。沢支度を整え12時頃遡行開始する。いきなり腰まで水につかり身震いしながら岩壁をへつる。広い河原に4?5mもある大きい岩がゴロゴロと散在している。水量は平水くらいか、できるだけ浅いところを選んで右に左に渡渉を繰り返す。小さな滝がたくさんでてくるが激流でとても近づけない。巨岩をつっぱりやフリクションで乗越し、ピョンピョンと飛び石で川を渡る。それにしても重荷を背負ってのボルダー的な動きは非常にツライ。
暫く進むと徒渉するには流れの速い場所がでてきた。念のためロープをつけ安田CLが泳ぐ。激流に堪えられず20mほど流されてしまった。口の中を切ってしまったが他は大丈夫だったのでホッとする。ザックを背負ったまま泳いだので身動きがとれなくなったようだ。2度目は空身でチャレンジし、上から流されながらも見事対岸に渡った。ザックを荷揚げし羽生田・木村と続く。このような場所が2箇所ほど続きかなり消耗する。
疲れてきたがゴルジュ帯の中なので夜雨に降られると嫌なので良い幕場を求めて進む。あたりが薄暗くなり小雨がパラついてきたころに下抜戸広河原に着いた。やや高台のちょうど良い砂地があったので今日はここまでとする。雨もパラつく程度で本降りにはならず焚火をすることができた。幕場のすぐ下の釜で釣り竿を出してみると数秒もたたずにイワナが釣れた。釣り2回目のド素人がまたしても大量のイワナをゲット!焚火で塩焼きにして大満足の晩餐であった。
8/7 初日、行動時間が長かったのでやや遅めの出発。だだっ広い河原を抜けるとまた巨岩帯からゴルジュ帯となる。写真で見たエメラルドグリーンのプールが出現。飛び込んだりして遊んでしまう。水が透明なので底が浅く見えるが水深は深い。水のボリュームがあるので緩い流れにみえても抵抗できず流されてしまう。体力を消耗します。
 白く磨かれた花崗岩の微妙なへつりをクリアし暫く進むとキンチヂミらしき滝に着いた。滝の右手チョックストーンのあるチムニー状を登るようだが、さらに右の流木を利用して上に上がることができた。ザックを荷揚げし、お助け紐で羽生田に続いてもらう。安田CLはチムニーを突破し最後はセイウチ登りで這いずり上がってきた。
 その後も渓相は変わらず巨岩がゴロゴロする中を進む。右岸に入ってくる支流には見事な滝を持っているものが多く、いつか登ってみたいなと思わせる。蓮華谷出合を過ぎ巨岩に飽きてきたころ雪渓が出現した。割れていたので右岸を高巻く。この辺りから左右の稜線が見えてきて周囲の緑も潅木や草原になりアルプス的な景観となる。雪渓はその後2回ほど出てきたが割れていて水流通しを通ることができた。水温がグッと下がってきて足が冷たい。疲労もピークに達しこの辺で一泊してもいいかなと迷うが小屋のビール目指してがんばる。草原の中に最後の1:1の二俣があらわれ右を忠実に詰めていくと40分ほどで双六池に到着した。
 双六のテン場にはたくさんのテントが張ってあり、沢装備の我々は場違いな感じで入場。今夜の夕食は茹でたての枝豆とビールにはじまり巨大なハムとアボガドサラダ・・・これは重いはずだ。一通り食べつくすと、みんなあまりにも疲れていたので倒れこむようにして眠った。

 体力系の長い沢でした。難しい場所はそんなにないのですが、ルートファインディングでいかに楽するかで消耗度が違う気がしました。巨岩帯とゴーロ帯はかなり飽きてしまいましたが、大きな沢の雄大さを感じることができました。久々に疲労困憊です。イワナを釣りながら沢中2泊くらいでのんびり行くのがいいかもしれません。つきあってくれた二人に感謝です。

ダム好き必見
入渓点
エメラルドグリーンのプール
今回も大漁でした!
支流には魅力的な滝がいっぱい
へつる!
泳ぐ!?
また、へつる。
キンチヂミ。どこを登ろうか?
雪渓
双六池

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執筆 : 
 2009-12-19 1:20
日程:2009年12月19日(土)?20日(日)
山域:広河原沢左俣
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL/記録)、木村、大浦、羽生田、清野

記録:
 19日 7:30船山十字路集合、すでに5,6台の車が駐車スペースに停まっておりテントも数張り。先週とはうって変わり、雪の林道のアプローチ。今回は荷物を背負って左俣を登るつもりだったが結局二俣にテントを張り先週よりもさらに楽。準備をしているとJCCパーティー4人組みが左俣へ入っていく。準備を整え9:40分に出発、二俣から左俣に続く踏み後を追う。おおよそ20分位でF1到着。ここでアイゼンを装着し先行のJCCパーティーを抜く。F2まで来ると単独の若いクライマーが登り返しているところで、声をかけるといつも一人で登っているとのこと。単独でアイスは大変だろうに。今考えればMSCに勧誘すればよかったかも・・・・
 F3からの連瀑帯は雪に埋もれた滝も多いがそこそこ凍っておりノーザイルで楽しめる。まあ、ショボイ氷といえばショボイのだが。下の大滝に到着すると単独クライマーがちょうど登り始め、一本目のプロテクションを取った後にフォール。目の前で目撃してしまった!墜落距離は3メートル位だろうが、特にケガは無いようだった。落ちてすぐには登りはじめる様子もなく、先にどうぞとすすめられたので、古屋リードで取り付く。二本目のプロテクションをきめるところでスクリューを落としてしまう。まだまだリードに慣れていないせいもあるが不覚。さらに後から気づいたが落ち口にもう一本スクリューをきめておけばよかった。潅木の残置スリングでビレイ。後続は中間で登ることになったが二番手の木村さんがかなり苦労している様子。ここまで来る間に、途中アイゼンが2回靴から外れどうも調子がよくなかったが、ここでもしっくりこない様子。そうこうしているうちに2度ほどフォール。いったん降り、大浦さん、羽生田さんと続く。再び木村さんが登るが、腕力をだいぶ消耗している様子。どうやら何とか登り、最後は清野さんがガシガシと上がってくる。この間1時間以上はかかり、下で順番待ちをしていたJCCパーティはしびれを切らし、引き上げていってしまった。単独クライマーは忍耐強く待ち続け、我々が登った後にすぐに登って来た。
 時間がかかりすぎたので、稜線に抜けるのは無理だろうとなり、清野さん、木村さんは下降に移る。古屋、大浦、羽生田はとりあえず上の大滝まで行き下降をすることにする。
単独クライマーもここで下降。ここから上はトレースもうすくなり滝はさらに埋まっている様子。30分も登ると上の大滝らしき場所に到着したがあまり釈然としない。いずれにしろここから左手の御小屋尾根に向かうトレースがあるのでわれわれはここで下降することにする。テン場にもどったのは17時近くになっていた。目的の左俣はほぼ登ってしまったので明日は古屋・大浦・羽生田は三ルンゼ、清野・木村はクリスマスルンゼへと予定をたてる。
 20日 三ルンゼパーティー3人は6:15に出発、本谷に入るとさらに積雪量が増しほとんどの滝が埋まっている。三ルンゼ手前の小滝を登るとそれまであったトレースも消えており、他のパーティーも雪で埋まる谷に見切りをつけ、ここで引き返したのだろう。それでも三ルンゼの入り口までなんとかラッセルし取り付きだけは確認したが、ここで撤退を決定。下降をし、手頃な10メートル位の氷の斜面で各自リードの練習をした。羽生田さんの温度計を見ると氷点下16度。やっぱり八つは寒いと実感しながら正午過ぎに下山開始。テン場に戻ると清野さん、木村さんも戻ってきており、クリスマスルンゼはJCCが取り付いてていて、さすがに昨日の手前取り付けなかったとのこと。かわりに武藤返しの滝で練習してきたようだ。テントを撤収し、船山十字路へ向かう。富士見高原の鹿の湯であたたまり、小淵沢駅前のそばやで軽く腹を満たし、帰路にむかった。(清野さんおすすめのうなぎやさんは17:00からの営業でまたしてもありつけなかった。)




F3あたり


12m大滝




クリスマスルンゼ 取付いてるのはJCCのみなさん。



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執筆 : 
 2009-12-4 1:10
日程:2009年12月4日(金)発?5日(土)
山域:裏同心ルンゼ
山行形態:アイスクライミング
メンバー及び役割:古屋(CL/記録)、木村


4日 8:30 赤岳山荘駐車場発 10:30赤岳鉱泉着 テント設営後、裏同心ルンゼにてアイスクライミング
5日 裏同心ルンゼ?大同心基部?大同心稜下降?赤岳鉱泉16:00赤岳山荘駐車場
 
 今シーズンの初アイス、二日にわたり裏同心ルンゼにてアイスクライミング。氷結状態はこの時期としてはそれほど悪くはないのかもしれないがどの滝も三分の一位は雪に埋もれている感じ。
それでもシーズン最初にしてはまずまずのアイスが楽しめたと思う。
初日はF5から下降、二日目は大同心に抜け、南稜の偵察をしてから大同心稜を下降した。
 金曜、土曜での山行だったので人も少なくなかなか快適であった。
 なお、古屋はヘルメットを忘れ赤岳鉱泉でレンタルするが一日1000円で二日で2000円を支払うが、これはボッタクリでしょと思っていたところ返しに行くと、「すいません、一日500円でした」
との事。得した気持ちと騙された気持ちで複雑だが、小屋番さんしっかり頼むよ。
 まあそもそもヘルメットを忘れるこちらが悪いのだが・・・・・・


良い天気、大同心と小同心。


F5、全体的に氷はまだやわらかいです。


大同心に向ってルンゼをつめる



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執筆 : 
 2009-11-27 8:40
日程:2009年11月27日(金)
山域:広沢寺 岩トレ(セルフレスキュー訓練)
山行形態:訓練
メンバー及び役割:木村(記録)、Oさんほか3名(会員外)

記録:
 Hと救助法の訓練をしようということになり、Hの知合いOさんと平日動ける人を誘って広沢寺でレスキュー訓練をすることになった。ふたを開けてみるOさん以外全員女性で珍しい状況となった。山歴もみなさん様々、みんなとても熱心で大変有意義な時間を過ごせた。ただ、主催者のHが風邪でダウンし参加できなかったのが残念。まだまだやることはたくさんあるので第二回目を近くやりたい。またゲレンデとはいえ実際の岩場でやると緊張感が違い実践的な内容になりよかった。

訓練1.岩場のハングしているところを登り返しで自己脱出
     本当の岩場でやるととても大変、特にハングを越える所から上がロープと岩が接しているのでプルージックを上にずり上げるのがとてもやり難い。

訓練2.カウンターによる懸垂下降
     まずは樹林帯でセット方法を練習してから緩傾斜の岩場でやってみた。負傷者との距離のとり方や、バックアップの方法によってスムーズにロープが出ないこともあるのでいろいろ試してみて良い方法をみつけたい。

訓練3.1/3システム
     時間切れで1回セットしてみたが、うまくあがらなかった。次回の課題としたい。


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