Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 5月 » »
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-6-15 9:40
日程:2009年6月15日(月)
山域:烏帽子沢奥壁南稜
山行形態:岩のぼり
メンバー及び役割:古屋(CL)、木村(記録)、H、O(会員外)

記録:
去年から行きたかった憧れのルート南稜にいよいよ挑戦することになった。天気は上々、晴れていればテールリッジを見逃すことはない(2週間前の苦い経験を思い出す)。テールリッジを登り岩壁の基部をトラバースして南稜テラスに達する。MSCの2名と会員外の2名でそれぞれパーティーを組み登攀開始。Hさん、Oさんは経験者なので先行してもらう。月曜日のためか他のパーティーは全くいない。今回は平日休みの人ばかりが集まったが、こういう点はありがたい。
1ピッチ目(古屋)フェイスからチムニーを越える。2ピッチ目(木村)快適なフェイスからバンド状を左上。3ピッチ目草付帯。4ピッチ目(古屋)フェイスからリッジへ上がる。5ピッチ目(木村)これまた快適な馬の背リッジ。6ピッチ目(古屋)核心部のフェイス、フリーだと1・2手厳しい。最後のフェイスは岩から水が滲みだしておりホールドが微妙でした。
できれば国境稜線に抜けたいところだが、午後からは雨という予報だったので終了点から懸垂下降で下山する。MSCは8?のロープだったのでこれは使わず、HとOの9?のロープで4人が懸垂下降する。5回の懸垂で南稜テラスに達した。途中空中懸垂になる場面もあり、ロープは9?のほうが良いと思った。(8?だとすごく伸びるので)南稜を登った時間よりも懸垂で下降した時間のほうが長くかかったようだ。Oさんにロープを肩にかけて少しづつ出しながら懸垂する方法を教えてもらう。3人がそれぞれ1回づつ練習し、テールリッジ末端まで降りる。懸垂下降をこんなに連続してやるのは初めてだったのでいろいろと勉強になった。
初めての谷川の岩登り、楽しく登攀することができた。



カテゴリ : 
 »
執筆 : 
 2009-6-12 1:20
日程:2009年6月12日(金)?6月14日(日) 
山域:奥秩父 釜の沢西俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:新屋(CL) 片倉(SL) 戸田(食当) 大浦(記録)

記録:
6月12日(金) 前夜21:00八王子南口集合 中央高速経由 西沢渓谷道の駅 三富泊
6月13日(土) 5:00起床 7:00西沢渓谷駐車場に移動 6:30 出発  14:30 幕場1740 m 左岸 泊
6月14日(日) 5:00起床 7:00 幕場発 13:45 西沢駐車場戻り

12日(金) 21:00八王子駅南口集合 戸田車で中央高速経由 140号線経由で雁坂トンネル直前の道の駅三富に23:20到着。 食堂前でテント泊。 この季節、床にはツバメの落し物が多いが、広々としていて快適。

13日(土) 5:00起床 学生集団の喧噪で目が覚める。天候晴れ。6:30 西沢渓谷入口の無料駐車場に車を移動し、6:45に出発。 西沢、東沢分岐の二股を通過すると渡渉する箇所が出てくる。山の神までは縦走路、と思いこんでいた私は慌てて沢装備を整える。
8:50 乙女の滝到着、休憩。 出発後、すぐに「ウルイ」の群落を発見。、岩場のやや高いところに生えており、採りにくいが、新屋、戸田コンビの軽業師コンビがショルダー、ヘッド?技を連発して、大収穫を得る。
9:15 東ノナメ 休憩、撮影、ウルイ採集。
10:00 西ノナメ 休憩、撮影、テラスまで登る。
10:20 金山沢、信州沢の出会に着。釜の沢出会を見逃していたことに気付かず、信州沢に取りつく。ナメが出てきて間違いに気付いて引き返す。40分のロス。 
12:30 魚止メノ滝着。 東京農大探検部、広島からの?ガイドツアーの大集団が滝を登れず大渋滞。20分近く待たされるが全く進捗なしなので、滝の右岸からとりつき、集団をパス。
12:30 両門の滝着。休憩後、西俣の巻き道と思われるところに取りつく。泥壁で大高巻きになり、怖い思いをする。滝の直登は不可能に見えたが、どのルートが最楽?だったのだろうか。
倒木が増え、歩きにくくなりながら、14:30に 1740m付近の左岸 に幕営を決定。 日が高く、天気も良いのでのんびり過ごし、沢の楽しみの大焚き火をする。燃料は沢いっぱいに詰まっている倒木があるので、ほぼ無尽蔵である。 軽業師コンビの獲物のウルイのおひたし、ゴーヤサラダ、タイカレーで夕食。20:00就寝。

14日(日) 4:00 フライを打つ雨の音で目を覚ます。雷鳴も聞こえる。ああぁ、今日は雨か・・・、と思いながら、二度寝を決め込み、5:00起床。晴れ間が広がっているではないか! ラーメン、ハーブチキンで朝食を認め、7:00出発。今日はツイてるぞ。日ごろの行いが良いのは私だ!とそれぞれ勝手に思いながら、遡行再開。
ナメ滝、小さく、苔で滑る滝を登る。10m程度までの小粒の滝がほとんどで、ロープが必要なほどの滝ではないが、苔で滑りやすいので慎重に登る。 前日は沢歩きだったが、今日は沢登りらしく、やや緊張する場面がでてくる。倒木で前進を阻まれるので、右の尾根に取りつき、9:00にミズシから伸びる南南西尾根稜線に出る。このあたり、シャクナゲの群落で藪漕ぎはひどくはない。
9:50 ミズシ着。富士見とミズシの間の中間尾根を登ったつもりでいたので、しばらく現在地の確認に手間取る。
10:20 甲武信岳山頂着。しばし休憩、写真撮影。甲武信小屋まで移動。
11:00 雹と雨に降りこめられていた甲武信小屋発。
13:30 西沢山荘着。 13:45 西沢渓谷駐車場着。
道の駅で昼食、西沢渓谷白龍館で入浴後、東京方面に向う。中央高速が渋滞していたので、長野原まで甲州街道を走り、長野原ICから中央高速で八王子まで移動、18:00 八王子駅北口で解散。

全行程で、運よく行動中に雨に降られなかった。入梅後だからこいつぁ僥倖としか言いようがない。
釜の沢西俣は倒木が多く、ビバークサイトは1860m二俣以降では見つけにくいだろう。また、倒木を押しのけるので、渓流手袋よりは革ヨ―テ(溶接用厚革手袋)の方がケガをしにくいので良いだろう。バックパックの外にモノをつけていると、一挙に箔がついてしまうので、バックパック中に入れた方がいいのは藪漕ぎと同じ。私の銀マットはボロボロになっていた。焚き火をしたい人には、折りたたみ鋸の持参を勧める。丸太クラスが転がっているので、鉈で切っていては握力が持たない。





カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-6-5 9:40
日程:2009年6月5日(金)
山域:谷川岳・一ノ倉沢・衝立中央稜
山行形態:岩のぼり
メンバー及び役割:中山(CL)、木村(記録)

記録:
 前日にロープウェイ駅に泊まり5時過ぎに出発、天気は曇りであまり良くない。一の倉沢出会いに6時到着。ガスっていて視界は良くない。テールリッジまで雪渓上を歩いていく。傾斜はそんなにないのでアイゼンなしのアプローチシューズでどんどん登っていく。20分程登ると右手に尾根の末端が見えてきた。基部を巻いて雪渓をさらに詰めていく。視界が悪くテールリッジがどこか良く分からない。そのうち雪渓の傾斜が厳しくなってきて足だけでは立っていられないようになってきた。そんな中、横に一歩踏出した足がスリップしそのまま20m程滑落してしまった。滑落停止しようとバイルを雪面に打ち込むが入らない。体を仰向けにしたら全体の摩擦で止まった。止まったから良かったものの、滑り落ちてシュルンドに落ちたりでもしたら大変なことになっていただろう。両肘は擦り傷で血だらけになってしまった。幸い傷はそれだけだったので、呼吸を整え中山さんのいる所まで登っていく。中山さんも相当ビックリしていた。
小雨が降ってきたし視界が悪く傾斜はキツクなる一方なのでアイゼンなしでこれ以上の登行は無理ということで下降することになる。イザ下降となっても下るのは登るのより難しい。先程の滑落もあったので慎重になる。スノーボラードの懸垂下降で傾斜が緩む所まで降りていくことにする。雪面のでっぱりを中山さんがたくみに見つけダブルロープ50mで下降していく。下降した先でも次の支点となるような雪のでっぱりを見つけるのが大変。また、ロープが雪に食い込んで回収できなくなる事もあるので小枝のようなものを一箇所でも挟んでおくとロープが動きやすいそうだ。2回の懸垂で傾斜の緩んだ地点に到達した。そのまま雪渓を下降していくと、左岸から声が聞こえてくる。どうやら視界が悪くテールリッジを見逃して、だいぶ上まで登ってしまっていたらしい。
もう少し下降するとテールリッジの末端が見えてきた。戦闘意欲はなくなっていたが、せっかくここまで来たのだからとテールリッジを登り中央稜の取付きまで行く事にする。テールリッジは雨で濡れていたがフリクションのきく靴ならば快適に登っていける。一箇所ホールドの乏しい所には残置ロープがついていた。テールリッジを登りつめると、そこが中央稜の取付きとなる。この天気だが2パーティーが取付いていた。せっかくなので1ピッチ目だけ登らせてもらう。先程の雪渓下りでロープを使いドロドロになっていたので非常に扱いづらい。岩が濡れているので快適とはいえないが、なんとなく感触をつかむ。時間に余裕がなかったので今日はここまでとする。下降ではダブルロープ50mの懸垂でなくシングル25mで懸垂する。8mmのロープだと岩の間に挟まって回収できなくなることがあるようだ。面倒でも小刻みにしたほうが良いとのこと。テールリッジから先はまた雪渓下り。傾斜は緩いが慎重に降りていく。出合に到着した時はホッとした。
今回は反省点が多い。雪渓歩きに不安があるならアイゼンを持ってくるべきだった。また、暑いので半袖で歩いていたが、そのため両肘を擦り剥いてしまった。やはり長袖のほうが良い。滑落停止の技術もちゃんと練習しないといけない。地形の把握も良くできていなかったためテールリッジを見逃してしまった。勉強になったことも多かった。スノーボラードを使った懸垂下降は初体験だった。近いうちに中央稜には再チャレンジしたい。

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-6-5 1:30
日程:2009年6月5日(金)夜発?7日(日)
山域:那須山域 シシ山
山行形態:山菜採り
メンバー及び役割:清野(CL、配車)、山本(SL)、門脇、西村、清水(食当)、両角(配車)、白川、大浦、片倉(記録)

記録:
天候は6日は、小雨後曇り、7日曇り一時薄日あり、両日とも風少々。

5日(金)
20:00 流山おおたかの森(清野、門脇、西村、片倉)発、と八王子(両角、山本、白川、大浦)発 
22:00 一陣の流山おおたかの森組は道の駅友愛の森に到着し、二陣を待たず、スグサマ酒宴に入る。ちょっと高いが屋根もあり柱も石で太くしっかりしている。
24:00 二陣が到着する。この時すでに一陣は熟睡体勢の者も多い。 

6日(土)
06:00 起床
07:20 道の駅友愛の森発。
09:30 シシ沢のシシ橋着
12:00 参加者はシシ沢にて、三々五々、ミズ、アイコ、フキ、アザミ、タケノコ、ウド、シドケ、タラノ芽、ニセコゴミをとり、シシ橋に戻る。
13:30 12時過ぎにシシ沢を出て、一里滝沢の幕営地近くの駐車場に着く。
ついでに、近くにある、昨年から建て替え中の大黒屋を訪問したところ、営業は6月下旬からとのこと。来年のお風呂が楽しみである。  
13:50キャンプ用のコンロ、ガソリンなどを持ち、幕営地に着く。
14:00 門脇さん、山本さんは一里滝沢を遡上して、再び山菜とりに行く。さすが、居残り組とは山菜採りの意気込みが違う。偉い。
    この間、残ったメンバーは、待っていましたとばかりアルコールと山菜天ぷら、おひたしなどに舌づつみを打つ。
17前に門脇さん、山本さん山菜採りから戻る。
19時頃まで山菜料理を味わった後、就寝する。
ただ、アルコールの調達に落ち度があり、特にビールが飲めなかったことが残念であった。全く酒飲みはいやだね。

7日(土)
05:00 起床
8:30 テントを撤去し、那須湯本温泉に向かう。
9:30 「板室健康のゆグリーングリーン」前で近隣の送り迎え付きの入浴客と一緒に待つこと30分、やっと風呂にありつく。参考までに記すと、おとな利用料金500円です。
11:00 万歳楽到着。ここで、まぐろの煮付けと山菜をつまみながら、待望のビール、日本酒を心行くまで頂きました。ドライバーの西村さん、山本さんご苦労様でした。
 
感想など
今回は、キョロロン村先のトンネルが開通したため、一里沢より奥に行くことができ、新たな山菜採り場ができた。なお、天気が今一であったので残念、6月では良い方なのかな。
次回は、山菜採りばかりではなく、沢を楽しむ、料理を楽しむ余裕を持ちたい。

カテゴリ : 
執筆 : 
 2009-5-25 23:00
日程:2009年5月25日(月)夜発?27日(水)
山域:北アルプス乗鞍岳
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:西村・野口・片倉・中山(記録)

記録:
5/25 20:30JR八王子南口(片倉車)?24:00乗鞍高原・民宿美鈴荘
5/26 7:45宿?8:05観光センタ-(路線バス)?8:50位ケ平山荘(シ-ル)9:10?12:20頂上(スキ-滑走)?13:00-45昼食?14:20位ケ平山荘?宿
片倉車にて順調に乗鞍温泉民宿「美鈴荘」到着、夜中ながら至福の温泉にて汗を流しささやかに入山祝いを執り行い就寝。
快晴微風、朝風呂・ボリュ-ムたっぷりの朝食を済ませ片倉車にて民宿より5分もかからない「観光センタ-」に行き路線バスに乗る、途中の一般車止めゲ-トのある「七ツ滝」で大勢スキ-ヤ-登山者が乗り平日ながらバスは満員やがて終点の「位ケ平山荘」、5分ほど車道を歩いた後右側の雪上をシ-ル歩行山スキ-が今回始めてもちろんシ-ル歩行も始めての片倉氏もあまり問題なく登ってくる背後には穂高から槍・笠の大展望、「肩ノ小屋口」で一気に目の前が開け乗鞍岳頂上の「剣ケ峰」が目の前、「肩ノ小屋」を目指し緩い登り途中雷鳥を見ながらのたのしいシ-ル歩行、大岩にランチ・コンロ・コッフェル等をデポして頂上を目指す、「朝日岳」と「蚕玉岳」のコルを目指すが段々傾斜が増しシ-ルでは限界に近くなってきたので左側の雪のないガラ場を片倉氏をリ-ドしながら「蚕玉岳」頂上に着く「剣ケ峰」は目前、スキ-をデポしプラ兼用靴でとても歩きにくい岩だらけの夏道を頂上に着き「御嶽山」をバックに記念写真、西村・野口・片倉氏は「蚕玉岳」と「朝日岳」のコルから滑り始めるが初心者の片倉氏はおもうようにタ-ンができず苦労している、中山は3人が滑ったル-トより傾斜がある「剣ケ峰」と「蚕玉岳」のコルから快適な滑りで集合、ワインとフランスパン・チ-ズ・生ハム等のおいしいランチを済ませもう一滑りで「位ケ平山荘」に帰りビ-ルで乾杯しながら下りのバスを待ち美鈴荘に戻り温泉三昧ボリュ-ムたっぷりの夕食後就寝。
5/27 7:45宿?8:05観光センタ-(路線バス)?8:50位ケ平山荘(シ-ル)?11:00蚕玉岳(スキ-滑走)?12:00位ケ平山荘?宿?帰宅
天気は下り坂だが午後までは持ちそうなのでもう一本、前日のうちに準備を完璧に整えて昨日より1時間近く短縮して「剣ケ峰」と「蚕玉岳」のコルからやや急ながら快適斜面を西村・野口両氏と一気に片倉氏(肩ノ小屋まで)の待つ「肩ノ小屋口」まで滑り合流後「位ケ平山荘」まで滑る、小屋の前でバスを待っていると雷が鳴り始め雹・雨 他の登山者・スキ-ヤ-もあわてて下山してくる本降りとなるなかバス・車にて宿に戻り温泉で汗を流し帰宅。
天気・雪質・メンバ?・宿に恵まれ今期最後の山スキ-を楽しみました、初心者の片倉氏は滑りをもう少し鍛えれば快適な山スキ-が楽しめますので鍛えてください。


写1 「肩ノ小屋口」手前をシ-ル歩行


写2 乗鞍岳 左から「剣ケ峰」「蚕玉岳」「朝日岳」


写3 頂上にて


写4 雪上ランチ


写5 西村氏の華麗な滑り


写6 野口氏の華麗な滑り


写7 中山です
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.