Welcome Guest 
山行記録 カレンダー
« « 2024 4月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
月別アーカイブ

-

カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2010-4-10 0:00
メンバー及び役割:羽生田(CL/装備)、片倉(食当)、戸田(SL/記録)

記録:
10日 6:30八王子集合?9:42菅の台発バス乗車?10:40しらび平発ロープウェイにて千畳敷?11:12千畳敷発?12:12乗越浄土?
    14:00過ぎ山本・古屋合流?14:30伊那前岳途中まで往復?15:30?16:30コンテの練習?20:00就寝
11日 4:00起床?8:00撤収開始?8:45下山?9:40ロープウェイ?10:40バス乗車 

昨年の4月訓練山行で目指すことのできなかった宝剣岳に再チャレンジ。
10日の天気予報は晴れ。見ごろを迎えた桜を楽しみながら、中央道を駒ヶ根に向かう。途中八ヶ岳を過ぎた辺りで古屋さんから連絡が入り、サギダル班は千畳敷に着いたとのこと。快晴の千畳敷でザギダル尾根を前にさぞかし心弾んでいることと思われた。それから遅れること3時間弱、我ら宝剣チームも暖かくさえ感じる千畳敷に降り立つ。晴れていたのも束の間、なにやら怪しげなガスがかかり始める。準備を整え乗越浄土を目指す。途中傾斜が増し、雪面が硬くなってきたところでアイゼンを着ける。シリセードで下る人、スキーで下降する人に注意しながら歩を進めるうちに傾斜が緩み、前方に指導標を確認、左に進む。すっかりガスに包まれトレースを辿るうちに管理センターの小屋が現れる。視界は10m程か。風が強く幕営地を決めかね、とりあえず空腹を満たす。そのころにはガスが晴れて青空が広がる。

伊那前岳に続く稜線が美しい。風も収まり、結局幕場は昨年と同じ場所にし、整地しているところにサギダル班が到着。サギダルの頭から宝剣山頂の稜線上でガスに巻かれ、雪の状態も悪いこともあり極楽平から下山、千畳敷から乗越浄土に登り返してきたそうな。お疲れ様でした。

テントを二つ並べて張り、時間もあるので伊那前岳に向けて出発。行動を始めると途端にガスが湧き出す。トレースや前方の岩を目印に進む。左側の稜線に近づき過ぎないように注意しながら和合山を越え、一旦下ってから上り返し、少し岩が出ている所を登った辺りまで行き、一服してから折り返す。帰りはさらにガスが濃くなり、トレースを見失うほどだった。目を凝らしても真っ白で、もしトレースもなにもなかったら方向を見失ってしまうかもしれないと思った。気軽に散歩程度のつもりで出かけた伊那前岳だったが、ころころ変わる天候のお陰で、貴重な経験ができた。無事テントに戻り、羽生田・戸田は山本さん指導の下、コンテの練習をする。風も強まり体も冷え切ったところで訓練終了。各班テントで夕食後就寝。
11日は4時起床。5時の時点で以下のような方針を決定。6時、明るくなってから状況を見て判断。7時、再度判断。9時を最終判断とする。が、天候は一向に回復する兆しもなく、強風に加え霰やら霙がテントを叩き、8時撤退を決める。風に飛ばされないようにテント撤収。視界のない中千畳敷に下る。そのような悪天のなかでも2人パーティーとすれ違った。ずぶ濡れになった荷物を整理し、ロープウェイ、バスを乗り継ぎ、菅の台駐車場へ。こまくさの湯で温まり、食事を済ませて各車帰途に着く。

近くて遠い宝剣岳。来年の再々チャレンジに闘志を燃やす面々でありました。 

カテゴリ : 
 »
執筆 : 
skip 2010-4-3 0:00
山行形態:沢登り(アイゼントレーニング)
メンバー及び役割:山本(CL)、門脇、古屋、戸田

記録:
今回の山行は、山本、戸田が新しい冬靴を買ったのでその慣らしを目的に計画、の筈がいつの間にか、超豪華メンバー+αでのアイゼントレーニングになっていた。ついでに戸田のロープワーク短期集中も行われた。
門脇、山本、戸田の3人は、渋沢7:50発のバスに乗り込み大倉から戸沢に向かう。途中、古屋車にピックアップしてもらい、予定よりも早く行動を開始することができた。水量は意外に多めで、このところ渡渉で水に浸かってしまうのがお決まりの戸田は、きっちり雨具を着込む。10:00本谷F1に着く。今日はリードを全て戸田に任せる、という話になったらしい。できるかどうかは分からないが、こういうチャンスは滅多にないので、あまり深く考えずに与えられた役割を果たそうと思った。
本谷F1?F3、F5(ここは頑丈な鎖が設置されているのでリードもどき)と沖源F1のリードをやらせてもらった。最後は沖源F2を古屋リード、戸田セカンドで登り終了。懸垂下降2本で本谷に戻り、道の荒れた書策新道で下山。書策新道の入り口には通行止めの黄色テープが張られていた。16:00前には駐車場着。



本来の目的だった靴慣らしとしては、山本さんの靴はまるであつらえたように馴染んで、アイゼンとの相性も良かった様子。私のやっと手にした冬靴はというと…、まず朝バスに乗り込む際ベンチに置き忘れ、門脇さんが回収してくださり、下山時にお決まりのドボンで靴の中まで水が浸入し、靴下を濡らしてしまった。前途多難な感じではあるが、もっと履き慣らして馴染ませていこうと思う。
短期集中リード講習の感想としては、落ちないで良かった、の一言。一番手こずったのは沖源F1で、残置支点を探せずに下から指示してもらい、何とか1本目のカラビナにロープを掛けるまではヒヤヒヤした。支点は私が見つけられなかっただけで、他にも沢山あったと聞きびっくり。山にも遠近両用眼鏡が必要かも。なわけではなく、私に注意力がないだけでした。中間辺りでも動きが止まり、内心もう降りたい、ここで落ちたらどうなるか、との思いも沸くが、自分で登るより他に選択肢がないことに気づき、スタンスとホールドを何とか見つけて、恐る恐るアイゼンの前爪2本を突き立てて体重を移動し立ち込んだ。怖かった。無事に登り切ったときはほっとした。リードをする人はいつもこのような緊張感で登っていたのだと実感できた。大変貴重な訓練をしていただきありがとうございました。門脇さんからは、ガチャ類をもっとすっきりまとめて身につけるよう助言をいただいた。自分なりに工夫してみようと思う。

カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2010-2-20 0:00
メンバー及び役割:CL/羽生田、SL/両角、記録/戸田

記録:6:30八王子?9:00美濃戸口?10:30湯川氷柱?15:00までクライミング?16:30灯明の湯?20:00八王子 反省会

両角さんに八王子駅まで迎えに来ていただき中央高速で八ヶ岳に向かう。車に乗り込んでから当初予定していた湯川よりアプローチの短い美濃戸口近くのアイスエリアに行き先を変更。柳川に架かる橋を越えた駐車スペース(5?6台停められる、すでにいっぱい)になんとか車を停めて氷の状態を見に行く。川の対岸にアイスエリアがあるので徒渉できそうな所を探すが、長靴を持っていない羽生田、戸田は靴を濡らす覚悟でないとどこも無理のようだ。氷り具合も分からないし、もちろん靴は濡らしたくないのでここは諦め、八ヶ岳高原道路をもともと予定していた湯川を目指す。
141号線湯川に架かる橋を越え左折、灯明の湯で左折、狭い雪道を行くと途中三脚を構え写真撮影している人が結構見受けられた。

対岸の氷柱が確認できる所で車を停め、装備を整え川に下りる。2ヶ所氷の状態を見て上流に位置する方を登ることにする。羽生田、戸田で左から氷の上に上がりトップロープを2本セットする。これに1時間半もかかってしまう。最後はじっと耐えていた両角さんが登ってきて『何やってんだよ!こういう場合はこうすればいいんだ』とササッと片付けてしまう。そうこうするうちに、来る途中車で追い越した徒歩3人パーティが到着し我々の左側にロープを垂らす。

右側は少し傾斜もあり階段状、左側は立っていて窪んだところがあり難しそう。私は右、左、右と3本登った。氷の状態はあまり良いとは言えなかったようだ。私にはよく判らないがバイルがなかなか決まらなかったように思う。それでもアイス初挑戦だった前回よりも落ち着いて登れたと思う。

途中で両角さんにアイススクリューのセットの仕方を教えていただき、羽生田さんがスクリューをセットしながら登ってみる。アイスをリードしながら登るのはかなり難しそうだ。
羽生田さんが最後に右側を登りながらトップロープを撤収して16:00車に戻り灯明の湯に立ち寄る。灯明の湯の番頭さんも朝湯川の上流部に樹氷を見に行ったらしく『あんなに綺麗な景色は生まれて初めて見た』と言っていた。それでカメラを構えた人が沢山いたわけだ。美しい樹氷をつくるのに最高の気象条件が揃い、地元の人が感動する程の景色の中で一日クライミングできたことに感謝!登っている途中落ちてきた氷が顔に2度も当たり、それも同じ場所で唇の上が腫れてしまい、また左薬指もぶつけたようで赤く腫れてしまった。それでも楽しかったので来シーズンも続けたいと思った。

帰りも夕暮れの八ヶ岳高原道路を南アルプスのシルエットを眺めながら、いずれ冬の鋸岳を登ってみたいなどと話しながら、小淵沢から中央道に乗り、八王子のエジプト料理店でなつ子さんも交え反省会を行い解散となる。
反省点はトップロープを2本セットするのに1時間半もかかってしまったことに尽きる。いろいろな状況で素早く対処できる力を身につけないと本番では役に立たないことを実感した。
両角さん、車の運転も含め一日お付き合い下さりありがとうございました。不出来な後輩ですがこれからもよろしくお願いいたします。 

カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2010-1-23 0:00
山行形態:「訓練山行」の日程だけどジャンルとしては「お楽しみ」かな?
メンバー及び役割:CL記録食当山本・SL装備戸田

記録:
23(土)8:30渋の湯・10:35黒百合平・12:15天狗岳・12:40白砂新道入口・15:15本沢温泉
24(日)8:20本沢温泉・11:30海尻

マッタリ山行で北八ツへ。
茅野駅の連絡通路で寝ようと思っていたらストリートダンサーに占拠され、仕方なく茅野市民館のイベントスペースでシュラフに潜り込む。車の音がうるさい。
1/23 朝一番のバスで渋の湯へ向かう。数日前の雨で路面が凍結してバスが登れず、辰野館で降ろされる。天気はまずまず。マッタリとか言いつつも、戸田さんは結構速く歩く。黒百合・中山峠経由で天狗岳山頂に立つ。

ここまでは登山者も多く、しっかりと踏まれているが、天狗を越えて南へ向かう者は皆無。西からガスが出始める中、白砂新道入口へと下る。
登山情報等には、「冬季立ち入り禁止」と書かれているので、静かな山歩きが出来るのではないかと期待。予想通り白砂新道にはトレースは無い。ルートを観察するが、夏道は顕著な尾根上ではなく、沢沿いに絡んで降りるようで分かり難そうだ。出だしは急な雪壁から始まる。50?60m下ると樹林帯に入り南寄りにルートを探しながら進むと、暫くして夏道の赤テープを見付けた。雪が深くなるので、ワカンを着ける。概ね膝上くらいのラッセルで、トレースの無い樹林帯を気分良く突き進む。途中何度か目印を見失うが、南側の沢に降りないよう注意し、地図で見当を付けて進むと、再び目印のテープが見付かる。

青空が見える開けた所で休憩し、マッタリ感を満喫する。概ね夏道を絡んで下り、最後は沢を渡って本沢温泉の小屋裏に出る。「白砂新道冬季立ち入り禁止・危険」の大きな看板避けて夏沢峠からの道に出る。
静かな幕場に幕営、戸田さんは温泉に2度も入ってマッタリ。私は小屋でビールを仕入れてマッタリ。

1/23 快晴.雲ひとつ無い上天気だ。最近、下山日に晴れるパターンが多い。林道を一直線に稲子の集落を目差す。


11時18分の小海線に乗り遅れてしまい、待合室でうたた寝をしながら2時間も列車を待つ。寒い?。小淵沢で普通列車の立川行きに乗り換え、ビール・駅弁・昼寝でマッタリと帰途に就く。

戸田さんのコメント:「トレースの無い雪山のルートファインディングの難しさをあらためて実感した山行となりました。」

カテゴリ : 
執筆 : 
skip 2009-12-12 0:00
メンバー及び役割:古屋(CL)、羽生田(SL)、大浦(装備)、片倉(食当)、新屋(食当)、白川、戸田(記録)

記録:
12/11(金) 大浦車(20:30 新松田駅)、戸田車(21:30 八王子駅)  小淵沢駅 泊
12/12(土) 6:00前 小淵沢駅発?7:00舟山十字路発?8:30 1940m付近にてテント設営9:00発?10:30クリスマスルンゼ着 (クライミング) 16:00終了?17:30テン場  20:00就寝
12/13(日) 5:00 起床 7:10テン場発?7:45武藤返しの滝(クライミング)?11:00クリスマスルンゼ (クライミング) 12:30過ぎ終了?テント撤収 14:15?15:00舟山十字路  鹿の湯にて入浴後解散

11日夜は雨の降る八王子での集合となった。途中双葉SAで休憩し大浦車に連絡するとあちらはちょうど小淵沢駅に到着したところだった。遅れて24:00前に小淵沢着。バイルやスクリュー等の装備を確認しながらの歓談中、小淵沢止まりの電車が到着。その後も夜行列車が時間調整などで停車していたようだ。駅舎の照明は点いたままなのでシュラフをすっぽり被って眠る。
12日朝、舟山十字路にはすでに数台の車が止まっていた。部分的に凍ってはいるが林道に雪はなかった。登山道に入り登るにつれふくらはぎ位のラッセルになる。古屋さんが先頭で皆が後に続く。今回も重荷に苦しむが何とか沢の流れがあり水の取れる左岸のテン場に到着。雪を踏み均しテント設営。その間に2人パーティーが通り過ぎる。いらない装備をテントに残しクリスマスルンゼ目指して出発。彼らは広河原沢本谷に入ったようでそこまではトレースが付いていた。その先雪の量も増えラッセルも膝下位になる。途中先頭を代わりラッセルしてみるが踏み後を外してしまうと膝上まで潜ってしまい大変だった。途中古屋さんが武藤返しの滝を偵察にいく。なんとか凍っているのでクリスマスルンゼも大丈夫だろうとのこと。
クリスマスルンゼに着くと下段のナメには30?40cm雪が積もっている。上段は中央部分が登れそうとの判断で古屋・羽生田コンビが左斜面から取り付きトップロープをセットするが、それがなかなかのバリエーションルートだったようで2人だけで楽しんでいた。無事ロープがセットされ各自スクリューをセットする練習をまじえながら登るのと平行して、羽生田・新屋・白川トリオが下段の雪を撤去して練習に最適なアイスゲレンデを開設した。
今回新屋さんと私がアイスデビュー。バイルの握り方から振り方、アイゼンの蹴り込み方を教えてもらいながら登ってみる。中央部の少し窪んだところに沿って登っていくと真ん中あたりで狭まってしまい行き詰まる。下からアドバイスをもらい何とか這い上がるが、うまく決まるほどそのバイルを抜くのに苦労し、上を見上げてバイルを振り回しているうちに足元が不安定になるわで、もう何がなんだか分からないうちに最初の1本が終わってしまった。う?ん、よく解らない。解らないまま上段を登る気にもなれず、もっぱら下段で練習に励む。下段はロープを使わずに登るのでそれなりの緊張感はあるが少し傾斜があるので登りやすい。自分なりにアドバイスされたことを復習しながら登ってみるが、刺したバイルの下方向に体重をかけたままうまく体を持ち上げられない。どうしてもグリップが緩んでしまいバイルの中央部を握りなおしてしまう。それでも傾斜のあるところでは何とか我慢して登れるようになるが立ったところでは難しそう。沢山の課題をのこしたまま1日目のクライミングが終了した。
薄暗くなりかけた頃テン場にもどる。今回は6?7人用テントに7人なので必要なものだけをテントに持ち込む。使わないものはツエルトを張ってそこに入れた。夜は新屋食当の鍋を囲みながら皆で乾杯。私も一口ビールを頂く。美味しかった。気をよくして持って行った梅酒をちびちびやっていたら急に起きているのが辛くなり一人横になってしまった。もう少しお酒に強かったら皆ともっと楽しく飲めるのに、今に始まったことではないので諦めるしかない。明日の予定を確認し、テント内を片付け、きっちりマットを7枚並べて眠りにつく。
13日は武藤返しの滝に入り古屋さんリードでトップロープをセットし、皆が1回ずつ登ってからクリスマスルンゼに移動する段取りだ。皆が登っているのを眺めていても「登りたい」という気持ちが沸いてこない。途中先発隊がクリスマスルンゼに向かい先にロープをセットしてくれることになった。1回だけなので取り付いてみることにする。登りながらもどうすればよいのか解らず、気持ちに迷いがあるので上手く登れない。とうとう2本のバイルにぶら下がってしまう。足を蹴り込もうとするが上手く決まらず、腕力も耐えられなくなり下ろしてもらう。登れないまま終わると後に引きずりそうなので、最後に右寄りの簡単そうなルートを登らせてもらう。ここは何とか登れたがすっきりしない。クリスマスルンゼに移り下段で納得いくまで練習する。バイルを握った位置をずらさない。バイルが決まったら下方向に引きつけながら足を2?3歩上に上げる。ここと決めた足場を信用して位置をずらさない。また斜面に正対してトラバースする時のバイルを打つ方向、足の位置などを教えてもらい練習した。もう上段は登らなくてもいいかなと思っていたところ、登り終えた新屋さんの「いい眺めだよ」の一言でやっと登る気になった。古屋さんのビレイで出だしは順調に登りだすが前日と同じところで行き詰まる。両腕を引きつけながら足を思い切って高い位置まで上げてみたところその足場に立ち込めず、身動きがとれずにいたら下から古屋さんが「右足を下に下ろして、その状態で左手を動かせたら上に上げて」と的確に指示を出してくれた。それなら出来るぞと体勢を立て直し、そこからは右手・左手・右足・左足と型通りの動きを意識しないで登ったら「あぁ、これでいいのかな」と少しだけわかった気がした。上まで登って振り返ると北アルプスが白く横たわっていた。天気も良く気持ちがいい。登ってよかった。アイスクライミングの楽しさを少しだけ味わえた。
すでに片倉さんはテントに戻ったようで、新屋さんも写真を撮りながら先に戻ると言う。私も膝の痛みが心配なので先にゆっくり戻ることにする。天気が良くテン場まで静かな雪の八ヶ岳を独り占めした気分で歩けた。テントを撤収し荷作りしていると後の4人がロープを回収し戻ってきた。お湯を沸かし皆でコーヒーを飲んでからテン場を後にした。
新しいことにチャレンジするには勇気と決断、それに根気がいる。興味はあってもキツイしもういっかな、と諦めの気持ちが沸いてくる。そこを何とか気持ちを奮い立たせて行動する。仲間の励ましやアドバイスのお陰でまた一つ勇気をもらった。アイスクライミングが今後自分の中でどのような位置づけになるかわからないが初めの一歩を踏み出せた。参加の皆様、ありがとうございました。
Copyright 2001-2014 msc-jp. All rights reserved.