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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
 2009-8-2 22:00
日程:2009年8月2日(夜発)?7日
山域:北アルプス/金木戸川の打込谷出合い付近/○○谷
   当初計画は北アルプス/双六谷・蓮華谷/九郎右衛門沢/五郎沢左俣/黒部川本流・赤木沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:中山(CL)、両角充康(SL・装備)、片倉(記録、配車)、新屋彰啓(食当・写真)

記録: 天気は晴れ、夕立あり
2日(日)
19:30 八王子南口発、片倉車にて神岡町道の駅へ
23:30 神岡町道の駅着

3日(月)
05:00起床、6時前に出発、途中道を間違えても7時に打保着、すぐさま待っていたタクシーに乗り、とって返して金木戸新道車止まで行く。
08:00 金木戸林道は水門まで、11:30過ぎからは4:30頃まで踏み跡をたどりひたすら高巻をして進む。
時間切れ(17時頃)となり、岩の上でビバークとなる。酒を飲みながら楽しいひと時を過ごす。20時過ぎ就寝する。

4日(火)
05:00 起床する。朝食後、6時過ぎ撤退するが、途中で山道を発見し、荷物を置いて再び出合い(打込谷との分岐)を目指す。一時間程度で3本の枝沢を渡り出会い近くに出るが、水量が多く徒渉困難であった。納得して撤退することとし、荷物デポ地点まで戻る。
11:30過ぎほぼ難なく水門地点の林道まで戻る。そのあと、中山氏と新屋氏は、間違えた山道ポイントを確認に行く。
12:00 水門から車止まで約3時間、15:07に着き、中山さんがタクシーを呼びに携帯可能地域まで先行する。
15:40 タクシーにて打保の片倉車まで戻る。両角、新屋の両氏は明日帰宅、中山氏と片倉は他の沢に挑戦することとなったが、今晩は4人で新平湯温泉に素泊まりすることとなる。平湯温泉バスターミナル付近で夕食をしたのち素泊り温泉で11時ころまで酒を飲みながら、明日の予定地を探す。検討の結果、比較的緩やかな遡行が望める○○谷となる。

5日(水)
5:00 起床、帰宅する両氏を平湯温泉バスターミナルまで送った後、途中のコンビニで朝食をし、折立へ向かう。有峰湖手前では有料道路(1800円)を渡る小熊を発見した。
8:00 折立着。一時間ほどで○○川の○○橋に着く。
9:40 遡行準備をした後、遡上を開始する。行き成り進行困難な堰堤にぶつかる。石を積み上げてあるところを流木を利用して突破する。
単調な遡行で飽きが来た頃、鳶谷との分岐に差し掛かるが、何せ遡行図がない。出発時に合わせたはずの高度計の高度とも高度が違う。不安を胸にとにかく遡上を継続する。このまま単調なゴーロが続くのかなと思い気や、激流の飛沫を浴びながらの少し緊張する滝登りとなる。それから間もなく鋭いゴルジュを迎える。時すでに15時を過ぎている。覚悟をきめて高巻敢行、50分ほどで突破する。これで一安心するが、また、ちょっとしたスラブに差し掛かり、少し胸が躍るが難なく通過する。4時を過ぎビバーク地を探すが、なかなか良いところがない。
16:30 それなりの所で妥協する。
17:00 中山氏は岩魚釣りをする。片倉は火をおこすが、二人ともなかなかうまくいかない。中山氏が釣りから戻り、火をおこす。片倉は米を研いで、食事の用意をする。雨も降らず、快適に夕食と日本酒をのみ、疲れ果てて、お休みとなる。中山氏は真夜中に起きておき火の面倒を見ていたようだ。増水がないかも調べていたのかもしれない。。

6日(木)
5:00 起床。7:00過ぎ幕営地を立つ。途中岩魚の魚影が前よりも増して目につく。行く先々での岩魚との出会いにたまらず中山氏が岩魚釣りに勤しむ。するとすぐ釣れる。1匹、2匹、片倉もやってみると30センチほどの岩魚が針にひっかかる。魚は再び沢に戻す。今日の沢はこじんまりした、小気味のよい遡行である。
そうこうするうち太郎小屋のアルバイトが釣りをしているところに出くわす。場所をはっきり確認して片倉は安心する。その後、小一時間ほどで尾根に出る。詰めの登りも緩やかで草花が咲き、酔いもの、いや良いものであった。
10:58 太郎平小屋の西側尾根に出る。ここで遡行体制をとく。
13:30 太郎山登山口着。デポした車で着替えたのち今日の宿泊先である新穂高のまほろばへ向かう。例外なく途中の農協ストアで酒とビールを購入する。
16時30分頃まほろばに到着する。早速中山さんと家族風呂に入り、ビールで乾杯する。風呂のはしごをして一般風呂に入る。
21時頃、二人とも疲れたせいか、就寝することにする。夕食はウナギと岩魚の刺身と飛騨牛を日本酒を嗜みながら美味しく頂く
翌朝、三々五々起きて風呂に入るなり、酒を飲むなり。朝食もうまかった。
14:20頃、八王子駅北口着、自宅についたのは16号が込んでいて、自宅についてのは17:30であった。

感想など。
今回は計画に変更があった。
双六谷から蓮華谷、黒部川本流、赤木沢のコースへ行けなかったことは少し残念であった。。その代り、真川の○○谷を足の爪が剥がれるまで十分堪能できた。
はじめての、沢釣りで岩魚が釣れたこと。2万5千分の地図のみで谷を遡行でき、その上、素晴らしいゴルジュに遭遇し、それを高巻したこと。4日間の長い時間に挑戦できたこと。その他、いろいろの授業を受けられたこと。また、次回の北アルプスへの足掛かりとなった。



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