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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2005-9-30 14:53

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msc_kiroku2 2005-9-28 15:29
メンバー 中山 両角(記録) 28日23時、谷川岳登山指導センター着。木曜日なので誰もいないと思っていたが、先住民が5人もいる。南陵や変形チムニーを登るとのこと。 29日 一の倉沢出合の駐車場に6時着。テールリッジ取付への下降点には先行の2パーティがいる。今年の一ノ倉は雪が多く、ヒョングリの滝上部の雪渓はまだかなり厚みがある。 テールリッジを登り、取付点に行く。取付点は昨年登った中央カンテと同じく、中央稜取付から南陵テラスへ行く途中の烏帽子沢奥壁右端を一段上がった小テラス。 8時登攀開始。 1P 両角/ハング下バンドをトラバースし、テーブル状の岩から左に回り込んで登る。 2P 中山/フェースを左上した50mザイルいっぱいに伸ばす。中山氏やや直上しすぎてノーピンで10mも登ってしまう。あぶない、あぶない。 3P 両角/ここからが凹状岩壁。スラブ状フェースを登る。 4P 中山/凹状岩壁の核心。左側のホールドは細かく、右側のホールドは脆い。慎重に登らないとやばい。凹状岩壁の核心。 9時45分、4P終了点着。上部が崩壊しているのと、両角がリハビリ中なので、同ルートを懸垂下降する。ゆっくりと温泉につかって帰宅。

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msc_kiroku2 2005-9-22 3:33
参加者門脇(CL) 西舘彰芳(SL)西舘章子(食) 須藤 樋田 上林 作田 青木(記録) 9月22日(木) 23時30分塩山駅を目安に集合。急遽不参加が出て結果8人が集まる。釜ノ沢経験者は門脇・青木・上林であとの5人は初めて。今晩は峡東タクシーを間借りする。お互い持っているノコの品定めなどしながら1時間ほど談笑。就寝1時。 9月23日(金) 6時起床。余裕を持って出発する。青木が出張帰りでノートパソコン持参だったため,WEBで天気予報をチェック。荷物は峡東タクシーにデポさせてもらう。6時45分にタクシー2台で出発。西沢渓谷入り口まで6180円。秋に入り朝は少々寒い。空は青空でわずかに鱗雲が出ている。2日目は天気が心配されているが,とりあえずいい出だしである。 8時入渓。身支度をしている間,単独と3人のパーティと出会う。鶏冠谷入り口を確認して左岸の登山道を行く。途中門脇さんを中心にキノコ採取が始まる。食べられるキノコを見つけることが今回のサブテーマとなる。上から見るゴルジュの水は青く美しい。ホラの貝沢は本流まで降りて登り返す。 山の神で休憩。高度計をあわせる。雲5%以下の青空で,暑くなりそうな気配。ここからの部分は滝もなく谷の間の徒渉が続く。谷は曲がりくねっているので時折地図で位置を確認する。地形図と実際の距離感覚の関係をとらえ地形を読む訓練になる。乙女の滝を確認。 東のナメ沢下で休憩。この時間日差しがまっすぐ入って美しい。みんなで取り付いて遊ぶ。水のないところを登るが,ナメは手がかりがわずかで靴底をどこまで信用できるかが試される。西舘さん青木は何とか1段目をクリアするが,須藤さんが途中身動きが取れなくなり,上林さんが後ろから足を支えたりしたがうまくいかず,結局門脇さんが上から人間支点でザイルをたらし,ゴボウで登らせる。須藤さんナメはこれまでにない経験と話す。上のほうに3人ほど取り付いているのが小さく見えた。 西のナメ沢下で休憩。何人か取り付くが,こちらは傾斜がきつく誰もうまくいかない。それを横目に門脇さんがステルスでスタスタ上っていったのには驚かされた。 大きな平らな釜の縁を滑らないように歩く。中には滑る者もいるが,たいした深さではないので初めから水の中を歩くのも手である。その釜に流れ込む速い流れを超えるが,慣れないと足を取られそうに感じる。その後トイ状の滝を登って越えるが,そこでは流される人が続出した。水流を恐れて溝をそれると傾斜がある分足元がおぼつかなくなるが,結局水流は超えなければいけないので片足を入れたとたん足を取られる。こういうところでは却って水流の強い溝の部分にしっかり足を差し込んだほうが,水圧が足を押さえてくれるので安定して登ることができる。最後に岩と岩の間から水が落ちているところを水圧を受けてずぶ濡れになりながら乗っ越して完了。 下流部は水量があり時折このような面白いところがある。あるところでは丸テーブルの形をした小滝を直登したが,水に覆われて見えないが,実はテーブルの下に足場がある。こういうところをぬれながら征服するのが水好きにはたまらない。 金山沢との分岐は,金山沢のほうが直線ルートなため気をつける。このあたりから曇ってきたが,谷が狭くなり木々の中に入ることもあって肌寒くなってくる。すぐ魚止めの滝だが,ここもナメの要素があってわずかな手がかりを元に這い上がり,巻く。その後有名な千畳のナメになる。雑誌にも取り上げられるきれいなところであるが,今日はすっかり曇りでよどんでしまっているのが残念。傾斜は緩やかだがわずかな足がかりがあるだけ。水流の中のフリクションが試される。この感覚がナメ好きにはたまらない。こういう時沢タビは足裏感覚がよく有利である。 段々になったナメ滝が続く。巻いたり巻かなかったりめいめい自由に進む。途中左から斜めに落ちる溝状の滝がある。今回は水流が多いようで油断すると下の釜にどぶんといってしまう。青木が挑戦し,水流の中の溝を手がかりにして長い間水を浴びていたので,そろそろ落ちるかという目で見られていたが,時間がかかりながらも突破する。 両門の滝は右俣。ここからのいくつかの大きな滝はザイルを出す。途中の人はフィックスロープにトラバース用のカラビナを通すだけの軽いセットで,最後の人だけ普通に確保する。ヤゲンの滝では青木も確保したが,久しぶりでとっさにシステムが思い浮かばず,自分が支点のシステムを作ってしまいとてつもなく操作に苦労した。やはり継続して使っていないと忘れるもので,それにはいたく反省した。 広河原に入って比較的すぐのところで露営設営。タープ一つに6人。ツエルトに2人が入る。人手が十分にあるので焚き火も料理も容易に進む。食当道を極めるという西舘章さんの料理は豚汁と炊き込みご飯。乾燥食材は有名だが粉末味噌というのが新しかった。9人分なので量は豊富にある。若い者が意欲的に消化するが,特に作田さんは底なしに食べられる。すっかり満腹になったところで,せっかく担ぎ上げたチタン板でウインナー大袋・「ホール」キャベツを消費することに。山に来て動き回っても,結果として太って帰るようである。重い荷物を運び上げ・降りた方,ご苦労さまでした。 夜になって空は晴れ上がったようで,天の川が見えた。青木は久しぶりに見たが,谷間で空が狭いのと星が多すぎるので星座は分からなかった。上林さんが最後まで起きて火の晩をされていた。 9月24日(土) 6時起床。朝一番に話題に上がったのが作田さんの「ツエルトに水をかけたのは誰だ」事件。夜中にツエルトにバシャッと水がかけられたという。そんな奴は誰もいない訳であるが,その後,昨晩の残りのウインナーやニンニクが何者かにかじられているのを発見。鹿の新しいフンも見つかり,夜中に動物・小動物が徘徊していたことが分かる。小便でもかけられたのだろう。 8時過ぎに出発。その後になって雨が降りだす。活動中は沢の中なので濡れるのは苦にもならず,夜降られなかった幸運に感謝した。2段20m階段状ナメ滝は右側の乾いた中をザイルを出して登る。上林さんがザイルを通して登っている他の人を助けるためにザイルなしで登ったり降りたりしていてなんて世話焼きの人だと皆で感心する。このあたりは特段難しくなくザイルを待っていられない人が勝手に登るようになっている。なお,水流の中・左端で直登できる。 途中木々が組み合わさって行き先を阻んでいるところに出る。以前はこんなに荒れていなかったように思うのでここ数年の台風かではないかと思う。門脇さんは大勢を連れて右岸を巻くが,青木と上林さんは木々の間に踏み跡らしきものを見つけ中を抜ける。それほど苦労はない。木賊沢を分けて50mナメ滝では一同左岸の小路を巻く。青木は単独登りきるが,長いルート途中段がほとんどないため万が一の時はどこまでも落ちてしまうと思うと恐ろしい。源頭部近くもうすぐポンプ小屋というところで右岸が大きく崩れ,森が開け岩がごろごろと流れを埋め尽くしていた。先の木々がごろごろしていたのはここから流れ出したものか。 ポンプ小屋で装備を解く。行動食を取ったり水を補給したりゆっくりと過ごす。このあたりでは雨は止んでいる。その後は快適な登山道を登る。元気な者が行く予定だった甲武信岳の名は誰からも出なかった。木賊山頂を回り,下山始まったころの見晴台では雲の上にでた。雲海の中で富士山は見えない。以降雲の中を下山する。 広瀬で近丸新道と徳ちゃん新道が分ける。この休憩で須藤さんがヘルメットを落とし,なかなか止まらず結構下まで転がっていった。見捨てることはできず拾いに行ったが,その間,誰もいないのに何かが落ちていった。不思議な現象だった。どうやら須藤さんの水筒らしい。流石にこっちは拾いに行く気力は無く(そもそも追跡できなかった)人から水をもらうことになった。みんな荷物には気をつけようと思った。 長い下山であったが,ようやく徳沢小屋の林道まで到着。西沢渓谷の一般客の間に混じって怪しい一団が突き進んだ。西沢渓谷入口の茶屋でやっていた展望風呂はやっていなかった。タクシーを呼んでいる間にビールを注文する。タクシーで荷物をデポしている峡東タクシーまで。その後,駅反対側の温泉街まで歩いていった。街中では普通ちょっと距離を感じるところだが,いままでの歩きからすれば問題ではなかった。 八王子で平川さん両角夫妻山本さん参加で反省会を行うことになる。向かう途中塩山駅でお座敷列車が入線。珍しかったがグリーン料金がかかること・その後の特急に乗ることを考えて見送った。しかし後で比較してみると値段的にも時間的にもあまり変わらないらしい。もし今度お座敷列車に出くわしたらゆったり帰れる分利用してみたいと思う。
乙女のナメ滝を過ぎた先の大壁、ダイナミックなスケールに圧倒されます。
東のナメ滝は上部まで登攀しているグループがいました。西のナメ滝でひと遊び。
青木さん、久々の沢で大満足。
千畳のナメの手前、水流もなかなかのもの。
千畳のナメは思ったよりあっさりと終わってしまいました。
そして幕営、夜のお楽しみはもちろん焚き火。
翌日は2時間半ほどでポンプ小屋へ。上部の崩落はちょっと残念。
24日は雨がちの天気、残念なことに絶景は望めませんでした。 行動記録 (標高は地形図から) 9/23 7:15西沢渓谷入口-8:00笛吹川東沢入渓点(1140m)-9:25山ノ神(1250m)-10:20東のナメ沢-11:10西のナメ沢-12:00金山沢分岐-13:10両門の滝-15:00広河原(1730m)・露営 9/24 8:15出発(1730m)-9:154段20mナメ滝-10:50ポンプ小屋(2300m)-11:40木賊山頂(2469m)-12:10見晴台(2240m)-13:10広瀬(1869m)-13:50休憩点-14:30徳ちゃん入り口(1150m)-15:00西沢渓谷入口

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msc_kiroku2 2005-9-18 8:04
メンバー:中山(CL) 寺本(SL) 両角 森 須藤(記録) 1.行程 ・奥多摩駅8:23着?(バス)?川乗橋着8:50?(アプローチ)?逆川出合下 ・遡行開始10:05?遡行終了、ウスバ林道着14:30 ・下山15:30?全員無事、鳩ノ巣駅着:16:30(ほぼ予定通り) 2.実施内容  (1)沢遡行  (2)懸垂下降(ウスバ林道下大滝10m)  (3)ロープワーク、各種器具の使い方  ・ハーネスの装着方法(須藤のみ) ・8の字の再確認からビレイヤーのロープ、確保気の扱いの説明 ・タイブロック、8環の使い方(実使用) 3.所感 教室ではない、初めての”山岳会”での訓練山行、しかも夏バテを起こし立ち直り途上ということで、年甲斐も無く結構緊張した一日だった。 アプローチ途上で中山さんが、”ところで今日の山行の趣旨は何なの?”と両角さんに聞かれ、”所持品検査、遡行技術、ロープワークと一連の...”と仰られたところでハッとした。 所持品検査!あのザックの中身を全部河原に並べて一点一点チェックを受け、厳しい指弾を受けるあれか、と思い内心ゾッとした。両角さんのあの鋭い目でじっと見られたら...。 幸い所持品検査は行われなかったが、遡行準備でも遅れをとってはならずと焦り気味で、遡行開始後も暫くの間、いつ叱咤の檄が入るのかと、気が気ではなく緊張しっぱなしであった。森さんに”何だかすごく緊張してるよ”と話すと、”平気でしょう”と全くのいつも通りで、体だけでなく、人間の器がやはり違うのだろうか? 登攀では、1ヶ所の釜で私を除いた皆さん全員が攀れたところを登れなかった。 足がかりが少なく、私の力量では何度取り付いてもだめだった。”技術のせいではなく靴の差だ”と諸先輩に慰めて頂いたが、攀れなかったのは紛れも無い事実である。 ただただ悔しい思いが残る。 技能実習では初めて購入使用したハーネスの装着方法から8の字の再確認と基礎から教えて頂いたが、ハーネスの装着方法すらなっていない自分に多少の気後れを感じた。 沢登り教室に5回も通っていながら何をしていたのだろう? タイブロックは今回が初めての使用であり、こんなに小さいのに何でこんなに優れものなのだろうと思った。ただ登っていく時には使用するにしても、トラバース等タイブロックでなくてもよいところでは、なるべくプルージックを活用したいと生意気にも感じる。 せっかく習ったものだし、タイブロックを万一無くしてしまったらそれしかないのだから。 8環を使用した懸垂下降は、ぎこちなさはあるも何とか無事下降できた。 登攀と懸垂下降は上下動という意味では正反対のものだが、懸垂下降は浮遊感と開放感があり”今のところは”気分がいい。 もっとも、ビレイを諸先輩に確実に行って頂いているという安心感があるからで、自分でビレイを行うようになったらそうはいかないかもしれない。 ビレイはいろいろと説明をして頂いたが、出来る限り早く確実に身に付けたいと思う。 これができなければ、いつまで経っても”連れてきてもらっている”のであって一緒に”来ている”ということにはならないのだから。 自分のこととその感想ばかりを綴ってしまいましたが、私の一つ先輩の森さんは、清清と各訓練内容をこなされておられました。 全体を通して非常に得ることの多い山行でしたが、何よりも暖かく見守り、ご指導頂いた中山さん、寺本さん、両角さんに感謝致します。 中山さんには登攀装備の購入からお付き合い頂き、お世話になりっぱなし。両角さんには足の調子が未だ万全でないところを押して来て頂き、寺本さんには4時の電車で駆けつけて頂き、本当にありがとうございました。森さんもお忙しい中、計画作りお疲れさまでした。 今回を第一歩として、更に前へと踏み出していきたいと思います。 4.番外?渓相雑感 これまでの沢は教室での丹沢しか経験が無く、初めての奥多摩の沢であった。 丹沢よりも渓が狭く、傾斜が緩い、又杉、檜などの人口林がさらに多いという印象を持った。特に傾斜が緩いということからか、歩く時間が長い割になかなか上へあがっていかないという感じがした。 中山さん、両角さん、寺本さんたちはしきりに沢が”荒れてしまった”と仰っていた。 岩、石が乱れていて、大きな流木もところどころ目に付く。 釜も水量が少なく小さくなり、渓相ががらりと変わってしまったとのことだった。 私にとっては初めてなので過去との比較は出来なかったが、自分が感じたことは水が澄んでいないということだった。沢というと清冽な水という印象だが、大げさではなく、一目見てそういう気がしない。 特に場所によっては3番手、4番手から水の中を歩くと目の前の水が、前の遡行者に川底の泥が巻き上げられ、本当に土色に濁ってしまう。水も沢特有の”冷たい”という感じがしない。 遡行時にはあまり気に止めずいたが、下山途中でその訳が分った。ウスバ林道を歩いて間もなく、森の墓場に出会った。枯れた木々が伐られ、根株だけが一面の斜面に荒涼と広がっていた。 林道にして5百メートル、林道を挟んで上下2、3百メートル程に広がる相当な面積であった。 中山さんの話では、鹿が増えすぎた害で木、山が荒れこのようになってしまい、ここの土砂が雨が降るたび、渓に流れこむので荒れてしまったのだろうとのことであった。これだけ荒れると木々が元に戻るには何十年もかかるから”自分はもうここ(沢)へ来ることはないだろうな”と仰っていたことが印象的だった。 いつもそうなのだがこういう場を目のあたりにして、人間のとどまることのない驕りと、自分もその人間の一人であり、何もしていないことにもどかしさを感じる。

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msc_kiroku2 2005-9-16 20:51
メンバー 清野CL 平川SL  西舘彰芳(食当)西舘章子(記録)扇原 秋の連休山行第一弾、恋ノ岐は噂どおりきれいな沢でした。が、我々が見る限り6グループくらい。そう混雑はしていませんでした。オホコ沢の幕場はキャンプ場のような混雑でしたが、私たちは上流の静かな一画に居を構え、ゆったりとした一夜を楽しみました。平が岳からの下山はキツかった……。
入口付近からこの渓相。銘渓といわれるだけのことはあります。
中域ではナメが続きます。
平川さん30分でイワナ2尾ゲット。骨酒を楽しみました。
上流に行ってもまだ釜や廊下が続きます。
ツメが近づくにつれ滝が顔を出します。
藪こぎ終了、登山道を1キロほどで平が岳へ。
いちおうピークハントはお約束。
だらだらの下山路でほとほと疲れ果てた約2名。
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