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iceclimber_msc 2011-7-18 14:25
日程:2011年7月15日(金)朝発?7月17日(日)
山域:只見川支流/大白沢クロウ沢遡行?松?沢下降
山行形態:沢登り
参加者:清野

目印の別荘


荒山沢出合


こんな渓相



記録 
7/15(金)<晴れ>
 家を早朝に出て関越道小出IC経由で砂子平へ。身支度後、7:10出発、別荘脇を通り篭の渡しを使って只見川左岸に渡る。しばらく大白沢右岸に続く踏み跡を辿り、適当なところで入渓。途中二人の釣り屋と軽く挨拶を交わし、先に行かせてもらうが、このあと約2日にわたり誰とも言葉を交わさなかった。こんなことはこのご時世およそない。以前ワカゴイ沢に行ったことがあるので、特に問題なく荒山沢出合に到着。
 ここから先はゴーロ、ミニゴルジュ、ナメ、小滝が交互に出てくる感じで、暑いのを除けば快適、快適。時間も早いのでトロトロ登ったが、この緊張感欠如が後であだに。昼過ぎにはアサユウ沢とクロウ沢の出合(1160m)着。アサユウ沢のほうが沢床は低いし水量も多く、クロウ沢はミニゴルジュを伴って左から入ってきている枝沢にしか見えない。ゆっくりと休み、やおら写真を撮ろうとするとカメラが故障、だから初日途中で写真はなし。
 クロウ沢入り口の瀞は腰まで使って進み、わずかに行ったところでギアラックごとガチャをどこかに置き忘れたのに気づく。ヤレヤレ引返しかぁ?明日は沢の下降が控えているためスリングがないのは致命的なので、荷物を置いて速攻でとって返し休んだ所どころを確認するも、ない!ない!結局、サルコバ沢まで行ってようやく発見。ロス2時間、へとへと。目論見では1300m以上まで幕場をあげるつもりだったので、再び歩き始めてすぐにまずまずの幕営適地があったが、もう少しと思い先を急ぐ。しかし倒木が詰まった滝が2連発、二つ目の釜は背がたたず、落ち口もすべって上がれない。もう戦意喪失、ゴルジュは抜けていないが雨の心配もないので、先ほどのところで幕営。
 今回は岩魚目当てでもあったが先ほどの大返しで時間を食ってしまった上、単独行は幕場についてからも忙しく、じっくり釣りする余裕全くなし。それでも幕場前の浅瀬でエサを待つ岩魚の鼻先に糸を落とすと1投でヒット。ここの岩魚は本当にすれていない。
7/16(土)<晴れ>
 6時幕場発。昨日の滝は左岸から巻きに入るが、小屋場沢の先で雪塊が沢を埋めていたのでついでに巻く。これでゴルジュは終了、大白沢に比べぐっと小さくなった沢はゴーロ、落ち込みが主で、途中雪橋を右岸から巻き、5m滝はずぶぬれになって越えるが気持ちいい。やがて両岸切れた3m滝に出合うが、滝の先は右に屈曲しているのに右岸しか高巻きに使えない。頭に水をつけ木登りの巻きにはいると、屈曲の先に10mほどの直瀑がかかっている。ヤレヤレ大高巻かと思い、あきらめて落ち口の高さでトラバースする。ところが予想外に沢はその先でさらに左曲しており、あっさりと沢床に戻れた。
 その後は、暑さにまいりつつも高度をあげ、目標地点にしていたいくつかの二俣は左を選択していく。12時すぎには1/25000地形図「尾瀬ヶ原」の与作岳(松・・)の字のあたりに詰め上げる。薮こぎが少々で、水がほとんど直下まで流れているのは助かる。大休止のあと真東に向けて薮に突っ込む。意外にも20分で草原状の顕著な沢型が現れたので、喜び勇んで下降開始。3回懸垂下降をし、1565m地点の二俣上で幕営。ブヨがうるさかったが汗を流し、蚊取り線香をたくと気にならなくなった。
7/17(日)<晴れ>
 今日も6時出発。本日の課題は懸垂下降の回数と只見川の徒渉だ。右から同水量の二つ目の沢を合わせると1450m地点、1320m地点の20m大滝は右岸から巻き、ミニゴルジュのスラブ滝は滑りおりる。沢の傾斜が緩くなり安心していると最後に8m滝、これは懸垂下降でおりる。やがて右からドロ沢があわさり、すぐに只見川本流に出合う。
 只見川は水量多く、河原が一部にあるものの側壁が立った所も多く、川(もう沢ではない)通しにはくだれない。左岸沿いに100mも行かないうちに歩けなくなり、小沢を20mほどあがるとそこには何と踏み跡がある。だが、やれ嬉しやの心境も、踏み跡とともにすぐに消えてしまう。薮こぎ、枝沢の下降、枝沢の登り返し、薮こぎ、枝沢の下降、薮こぎ、枝沢の下降、を繰り返し、やっと徒渉できたのが10時過ぎ。大休止後、ふたたび似たようなことをやって12時を過ぎて登山道(1110m地点)にたどり着いた。ここから小沢平までは1.5時間ほどだが、途中水場もありまずまずの道。
 下山途中、48時間ぶりに言葉を交わした相手が山ガールでなくて、メタボ体型の中年のオッチャン二人連れだったのは残念だった。でも人気のない原始の森に3日間どっぷりとつかり、厳しいながらも自分の沢登りの原点を振り返らせてくれた山旅だった。


7/15
7:10出発-8:10台倉山沢(仮称)出合<休>-9:30池ノ沢出合<休>-10:00荒山沢出合<休>-10:15サルコバ沢出合<休>-10:50<休>-<休>-12:40クロウ沢出合<休>-13:20引返し-15:20戻り-16:00幕場<1165m地点>

7/16   
6:00出発-<高巻き>-1300m二俣<休>-1370m二俣<休>-1500m二俣<休>-1650m二俣<休>-<休>-
12:20詰上げ-12:40薮こぎ開始-13:00沢型下降開始-14:30幕場<1565m地点>

7/17   
6:00出発-1320m大滝<20m>-9:00只見川本流出合9:15-<本流左岸沿い・高巻・沢下降>-<徒渉>-10:20右岸10:40-<数度休>-12:00登山道12:10-13:40小沢平-13:55駐車場

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iceclimber_msc 2011-4-27 9:30
日程:2011年4月25日(月)夜?26日(火)
山域:尾瀬・至仏山
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:中山(CL)、西村(SL・記録)

記録:8:20鳩待峠、11:00至仏山、13:30鳩待峠
4月25日:19時北千住に集合、西村車にて片品村戸倉の民宿「喜楽」に向かう。旅館に到着後、軽く前祝をして早めに就寝。
4月26日:鳩待峠駐車場に車を止め(駐車料¥2,500)シールを着けて登りだすが天気が良くて暑い、大汗をかきながら漸く至仏山山頂に到着する。雪は例年と比べて多いようで山頂の石柱も半分ほど隠れていた。小休止後シールを外して滑降開始、むじな沢の手前の大斜面を快適に下降する。樹林帯の近くまで下降したあとワル沢を下降するために登り返すがなかなか厳しい。なんとかワル沢を下降出来そうな地点まで登り返して再度滑り始める。中山さんの人間ナビのおかげで渡渉もなく鳩待峠への登山道に出ることが出来た。天気も下り坂になり本来は27日にワル沢を滑る予定であったが予定を変更して本日帰宅することになった。戸倉の日帰り温泉で汗を流す頃には雨も本降りになり、早々の帰宅となった。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2011-4-24 10:50
日程:2011年4月23日(土)?24日(日)
山域:/西丹沢 大滝沢本流・鬼石沢、マスキ嵐沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:(CL・食当)門脇、山本、古屋、(装備)白川、高橋、森屋、(SL・食当・記録)片倉、
天気23日は曇りのち小雨、夜は雨 24は晴れ 
23日(土)
7:00 片倉車は、横浜市営立場発、8:05 新松田駅着 8:40 古谷車と共に新松田駅を出発する。大滝橋から左折、林道を10分弱入った大滝峠へと続く登山道入り口の駐車場に駐車し、9:30 身支度後一軒屋避難小屋へと出発する。11:10避難小屋にて沢登り身支度をした後、鬼石沢大滝へ向かう。パーティ7名全員が二股を左に入った10m滝、次の20m滝及びこれに続く主要な滝を楽しんで登った。休憩した後、13時ころ、二班に分かれた行動をとる。一つはまだ登りたいと欲の出てきた古屋、白川、高橋、そして片倉の突進組、もう1班は、程よい運動を終えて、そろそろ宴会の飲む準備などをしたい門脇、山本、森屋の組である。突進組は、まだ良い滝があるのではないかと進む。大した滝もなくそれなりの滝をこなし進むが、鬼石と言われる所以であろうか。それらしき、大きな岩を越したところで詰めに入るべきであったが、三俣付近で欲を出して遠くに見えるよさそうな滝を目指して真ん中の沢筋を進む。
一つ、二つ滝を楽しめたのは良いが、詰めた後の途中の尾根から50mは優に超えるであろう白滝が望めたのはよかった。尾根歩きは予想より長かった。14:40案の定、ようやく登山道に出たと思ったら畦ケ丸避難小屋であった。山頂まで5分とかからない場所である。小屋で一息ついた後、高橋、片倉組は山頂を往復する。その後、小屋での下山準備が整い15時過ぎに同避難小屋発、40分後の15:40過ぎには一軒屋避難小屋へと戻れた。その後、膨大な酒と山に最適な栄養満点の門脇料理を鱈腹頂きました。23時ころまで飲み、話まくった仲間もいた。

24日(日) 6時起床、中には朝起きな人物がいて、寝ていられず6時頃には皆起きてしまう。年寄りは早いなど言うものもいた。必ずしもそうでないのだが。天気の方は、昨日とは打って変って良い天気変である。のんびりと朝食の支度にとりかかる、昨晩の残ったうどんと朝食用のカレーライス用のカレーだ。朝日を浴びながら、今度は9:35 マスキ嵐沢に向け出発する。白川さんと片倉が交互にリードを受け持つ。撤収時の回収を見越したロープのかけ方、或いは支点の位置、支点の強度など状況にあったリードの手法を学ぶ。F3あたりだろうか、滝の中を横切り冷たい水の餌食となる。そうこうするうち、13時頃だろうか、主な滝を登りつめたあたりで、気持ちの良い日差しを浴びながらの大休止となる。ここからは、練習のため、遡上した沢を下ることになる。初心者への指導は先輩へお願いして片倉はロープを出し、ハンマストや肩がらみでの懸垂下降を試みる。14:00には入渓地点に戻れた。休憩しながら沢靴の履き替えなどの後、14:30下山を開始。14:50駐車場着、15時過ぎ二台の車に分乗し、帰路へ就く。片倉車は17:00に自宅着。今回は新人を囲み、近場で結構な沢登りと祝宴を楽しめた。それに、プラスアルファもあった。

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iceclimber_msc 2011-4-17 10:50
日程:2011年4月17日(日)
山域:鷹取山
山行形態:岩登り訓練
メンバー及び役割:大浦(CL)、戸田(記録)、白川

記録:9:00 追浜駅集合
10:00?17:00 鷹取山 前浅間・コの字ボルダーにて終日練習 (15:00頃 白川さん合流)

大浦さんからのクライミング訓練の呼びかけに手を上げたのは私だけ。もともと三つ峠を予定していたが、場所を変えて鷹取山での花見クライミングとなった。
久しぶりのクライミングで試してみたいことがいろいろ有ったので、初心者でも安全に訓練できる場所を選んでいただき有り難かった。コの字ボルダーは独立した高台になっていて静かな上、目の前には葉も混じり始めた桜が風情を添えて、一日中我々のクライミングを見守ってくれた。
途中、ボルダリングをしにきたグループも含め5組ほどが入れ替わり練習していたが16時頃には皆いなくなってしまった。
午前中は主にトップロープでのクライミング、午後はカムやナッツの使い方を大浦さんから教えていただき、実際クラックのルートでカムをセットし登ってみる。その後、アブミの練習を行う。
その頃白川さんが合流。白川さんはソロクライミングのシステムを左側のコーナークラックを使い大浦さんから教えてもらっていたようだ。私はフィックスしたロープにタイブロックで確保しながらひたすらアブミの掛け換えを練習。最後に数本登り練習を終える。
今日のような簡単なルートで繰り返し練習するのも有効な訓練になると思った。今度はハングしたルートをアブミで登ってみたい。大浦さん一日ありがとうございました。

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iceclimber_msc 2011-4-15 10:50
日程:2011年4月15日(金)
山域:神楽峰/かぐらスキー場?霧ノ塔?雁ケ峰?かぐらスキー場
山行形態:山スキー
メンバー及び役割:中山(CL)片倉(SL・記録)
記録:天気 晴れ 
6:32東京駅発 8:06越後湯沢駅着、8:20バス発 かぐらみつまたスキー場着発9:00、ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ第五リフトから9:30発、11:10頃2010m峰着、ここまで、難なく、いや快調に登ってしまう。雪質も良かったせいだろうか。コース取りも良かった。じっくり休んだ後、12:30頃、雁ケ峰方面へ滑降開始、もう少しうまく滑れるとより楽しいだろうなと思いながら。13:00過ぎ、雁ケ峰着、小休止の後、かぐらスキー場へ向け滑降のはずであったが、少し、西寄りに降りてしまう。間もなく気づき、東に戻るべく尾根を4、5本越えるはめとなる。いままでがあまりに快調過ぎた。やっとの思いで正規ルートにたどり着く。しかしまた一苦労、かぐらスキー場が直下に見えるが、急傾斜である。恐怖を感じるほどの断崖ではないが、私のスキーレベルではちょっとキツイ。横滑り、斜滑降でどうやらスキー場にたどり着く。前半の順調な進捗が、後半に生きて、15:005頃にゴンドラ乗り場に着く。15:20頃下山し、15:45のシャトルバスにて岐路に着く。
 今回の、山スキーは思ったより急斜面がすくなく、天気も良し、快適であった。特に、全体を通して体力に優しく、スキー登山気分に浸れた。また、恐怖を覚えるようなところがなく、良かった。ただ、前日までの不摂生ためか、歯痛があり、頭痛薬を呑んで凌いだ。しかし、帰りの新幹線ではきつかった。その代わり、越後湯沢駅でのへぎそば、刺身など美味しかった。今回もまた、新鮮な経験を嗜めた。
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