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山行記録 カレンダー
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執筆 : 
 2009-6-20 22:40
日程:2009年6月20日(土)夜発?22日(月)
山域:南八ヶ岳 県界尾根から南八ヶ岳
山行形態:縦走
メンバー及び役割: 片倉(CL・記録)、白川(SL)

記録:
天候は21日は雨のち曇り時々小雨、22日は曇り一時薄日あり、11時過ぎから雨

20日(土) 23:30 小淵沢駅集合、就寝

21日(日) 5:15 起床
06:10 小淵沢駅発
06:47 野辺山駅着、タクシー乗車
07:00 志木市少年自然の森先のゲート着
07:10 ゲート発、縦走開始
08:50 小天狗着
09:40 大天狗着
09:50 大天狗発
11:25 赤岳頂上小屋着、小奇麗な施設であった。
13:25 赤岳頂上小屋発
14:50 キレット小屋着
16:25 テント張りの後、ビール、ウイスキー、ワインで寛ぐ。夕食には具沢山のマーボー春雨の夕食をとる。
19:10就寝 

22日(月) 4:15 起床
6:05 テント撤収し、縦走開始
07:30 権現岳山頂付近の分岐着
09:10 青年小屋着。コーヒータイムで抹茶ラテが美味しかった。
10:00 青年小屋発
11:30 観音平着
12:25 道の駅に併設のスパティオ小淵沢の湯は、大きく清潔な感じのよい入浴施設であった。参考までに入浴料は大人600円である。小淵沢駅まで徒歩30分程度であった。

感想など。
今回のルートは小気味良いルートに感じた。特に、県界尾根の最後の岩場及び赤岳からの下りの岩場はテンポよく通過できた。軽快な登りが出来れば尚更だったのだが。全体のルートも単調さを感じなかった。
このルートを積雪期に自信を持って登れるか、と言われると即答はできない。
花鳥風月を味わうとまではいかなかったが、シャクナゲ、岩鏡をはじめ名の知らぬ草花を愛でることができた。また、キレットでは野鳥の様々な鳴き声で目を覚ますことができた。
ただ、全体的に生憎の天気で景色は楽しめなかったが、赤岳からの下山中の雲の切れどき残雪の富士山を眺めること出来たのが良かった。
なお、雨のためか縦走入山者に会ったのは1パーティのみあった。
次回は横岳から赤岳への縦走を計画したい。

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執筆 : 
 2009-6-20 1:30
日程:2009年6月20日
山域:丹沢水無川モミソ懸垂岩
山行形態:訓練山行
メンバー及び役割:羽生田(CL) 両角(充) 野口 戸田(SL) 大浦(記録) 長島 大森
記録:
8:00 小田急線渋沢駅北口集合 戸田車 長島車に分乗してモミソ沢入渓点付近まで移動。
8:30 懸垂岩到着。 すでに都岳連の大パーティーがロープを張っている。トップロープを1本セットして講習用の場所は確保。このころ大森さんが到着。メンバー全員が集まる。
9:00 講習開始。 講師は両角さん。新入会員向け(?)に基礎知識の説明から始まる。
ロープの結び方の講習が私には驚きの連続だった。できるはず、と思っていたことが、普段と違うやり方でやってみると、これが面白いようにできない。「できあがり」の状態をイメージして、考えながらやらなければできない。やはり、修行が足りません。
確保支点の設定、セルフビレイの取り方の講習はとても実践的。 メインロープだけで支点を設定するのは、技術書で見たことがある程度で、実際に見たのは初めてだった。 
実際にやってみろ、というので足元に打たれているリングボルトと怪しげなハンガーにカラビナをかけて、ロープを通して引いてみると、ハンガーのアンカーボルトが抜けてしまった。
救助訓練をやっているパーティーが取りついている、隣のルートでは、ハンガーのナットが外れており、クイックドローを掛けたら、ハンガーが外れたと騒いでいた。ゲレンデとはいえ、残置の支点を盲目的に信用してはいけない。特にステンレスハンガーには、根拠もなく信頼を寄せてしまうのは私だけではないと思う。
中間支点の通過、などというのが講習の話題になるとは思っていなかった。 いままで、クイックドローを掛け替えて通過していたからだが、メインロープ以外を使わずに通過するとなると、通過後の状態をイメージしながらロープを掛けるのだが、逆クリップになるなど、なかなかうまくいかない。わかったつもりになり、岩に取りついてやってみると、考えるのに時間がかかり、ホールドを持つ手がジワジワとパンプしてくる。これはたまらん。
さんざん悩んだあと、「両角の法則」を伝授され、あまりの簡単さに呆然とする。必聴モノです。
 タープを張るためのロープワークも実践的。高張力で張られたロープが必要な場面では、山以外にも使える技術です。キャンプなどでこれをサラッとやれば「クール!」と思われるかも?
最後は懸垂下降の途中で停止し、仮固定する練習。個人的には、今までルベルソとシャントでやっていたが、ルベルソだけでやると、仮固定に握力が必要で実用的ではない。ATC?XPでもやってみたが、握力が必要なのは同じように感じた。やはり、下降用にはエイト環を持つべきなのだろうか?
  夏至前日で日が長いうえ、天気が良く、しかもアプローチは車なので、時間が十分にとれたので17:00まで講習を行い、渋沢駅前「煉瓦亭」で反省会のあと、解散。充実した一日でした。

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執筆 : 
 2009-6-20 0:50
日程:2009年6月20日(土)?21日(日)
山域:ザンザ洞本谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:山本(SL)、木村(CL、記録)

記録:
 翌日沢のザンザ洞本谷と二ノ沢を二日連続で登る計画。玄倉に車を置いてユーシンまで林道を歩く。途中の青崩隧道が通行止めになっているため一旦沢に降りてまた登り返す。3時間ほどでユーシンロッジに到着した。ロッジの一部を解放しているのでそこに荷物をデポして出発する。檜洞沿いの踏み跡を辿り、行けるとこまで行って沢に降りる。最初はゴーロ帯だがユーシン沢との二俣を過ぎると苔生した美しい渓相となる。



快適に遡行を続けるとザンザ洞出合に到着。出合はあまりパッとしないが、良くみると木の札がかかっており「ザンザ洞出合」と書いてある。出合からほどなくして最初の滝が出てくる。ここで本谷と二の沢に別れる。本谷方面の左の滝は悪そうなので右側の二の沢の滝を登り本谷へ降りることにする。木村リードでとりつく。下部はどんどん登れるが上部が少し厳しい。おまけに岩がヌルヌル滑るのであまり快適とは言えない。ぬめった所に立ち込んでいる時に手のホールドが欠け、バランスを崩し足がつりそうになった。ヒヤリとしたが体勢を立て直し落ち口まで一気に登る。


ザンザ洞本谷と二の沢分岐の滝

山本さんにバトンタッチし本谷へ下降する。踏み跡らしきものはなく木登り交えた大巻き、これが意外と悪かった。本谷へ戻ってしばらく進むと巨大な大岩が沢を塞いでいる。左から登れそうだが、何故か右から高巻く。一段あがると岩の間の穴を通って向こう側へ抜けられた。これはこれで面白かった。続いて「象の鼻」と呼ばれる滝、左のカンテ状が登りやすそうだが苔で滑っていそうだ。シャワー直撃のクラック部分をシュリンゲを使い登る。


「象の鼻」をシャワークライミング

その後はキレイな滑滝が続くが、あまり人が入ってないためか滑る滑る。そうこうするうちに最後の大滝に到着。これは無理と左から高巻くことに。この巻きもかなり悪かった。踏み跡もいまひとつ良く分からなかったし。左の方へ逸れていくと違う尾根に出てしまうので要注意、軌道修正して本谷へ降りる。最後はガレを忠実に詰めるとハシゴのかかった登山道に出る。この頃にはガスってきて周囲があまり見えなくなっていた。巻きやつめでこうなると方向が分からなくなって困るかもしれない。登山道から1時間30分ほどでユーシンに降りた。全体的に岩がモロクなっているので要注意である。残置も少なく古いので信頼できるか確認してから登ったほうがよい。ザンザ洞にはがあまり入ってないのかコケでとても滑りやすい。(プローチが遠いですからね。)
 ユーシンロッジの対岸にタープを張り、焚火などして夕飯を食べる。アリがやたらと這い上がってくる。明日は二の沢の予定だが、今日と半分くらいは同じ行程なので少し面倒な気がする。ほかの沢の遡行図も持ってくればよかった。
 翌日、目を覚ますと雨がザーザーと降っている。足のほうが冷たいと思ったら浸水していた。この降り方だと沢はちょっと無理そうである。残念だけど今回はこれで下山となる。
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