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climbing-nao 2010-9-27 16:18
平成22年9月25日(土)?27日(月)
メンバー CL古屋 SL山本

とりあえ写真UP

  初日は御池まで超快適なテン場

  ピラミッドフェイスを望む

  最初の核心5級のピッチ



  ここが最もしびれた最後の核心ピッチ

  で四尾根を継続し最後は山頂を踏んできました

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climbing-nao 2010-9-22 22:28
日程:2010年9月17日(金)夜発19日(日) 
山域:上信越 清津川 釜川右俣
 山行形態:沢登り
メンバー及び役割:CL・記録 古屋  SL ・羽生田
記録: 9/17(金) 21:30祖師谷大倉駅集合 24:30 越後田沢駅
     9/18(土) 5:30起床 7:00林道ゲート・入渓 7:50二股 11:20三つ釜 16:20清水沢出合
            18:00三ノ沢橋にて幕 
9/19(金) 5:30起床 7:00出発 7:40横沢二俣 13:00霧ノ塔 14:30小松原小屋 16:00林
           道 17:20林道ゲート
     
 17日 快適な越後田沢駅でビバーク。トイレも立派である。朝方巡回の警官に起こされる。
      羽生田さんによると前回も来たらしい。「田舎だから滅多に駅に車など無いとの事」
      始発電車の客は結構多い。
 18日 6:00駅出発、グリーンピア津南に向かう道路は真っ直ぐで快適。グリーピアの手前で大場方面に向かい、林道に入る。6:50林道ゲート前に車を止め、そのまま取水堰堤まで下る。10分ほどで取水堰堤。
     踏み跡をがあり先行パーティーがいると思いきや釣り人が二人。軽く挨拶をして邪魔にならないように先行する。40分ほどで二俣。ここまではさほど水量の多さは感じなかったが右俣に入り最初の釜を持った滝の勢いを見てその多さを実感。前回は泳いで左壁から滝を越えたようだが、今日の水の勢いではどう考えても突破は不可能。水も冷たいし、まだ陽も当たってないので泳ぐ気にもなれないので、右壁から取り付きバンドをトラバースすることにするが、安易にとりついたのが失敗。ノーザイルで行ってしまったが、トラバースの手前で行き詰まる。ロープを出して一旦降りてから羽生田リードで再チャレンジ。すると見事に残置ハーケンを発見A0を交えて微妙なトラバースに成功。最初からつまづいてしまい時間をだいぶかけてしまった。その後、三つ釜まではへつり、泳ぎと、気持ちは消極的ながらも積極的に水に浸かり遡行する。持参したライフジャケットも活躍。
     三つ釜は写真で見るよりも本当に素晴らしく自然の造形美にしばらく見とれてしまう。両岸のスラブも壮大。今日は水量も多いため滝を遠めで見ると雪壁のようだった。大休止後、左岸のリッジから登る。下部は快適だか上部は慎重に登り、ヤド沢を渡り滝上に出る。滝上も釜を持った素晴らしいナメ滝が続き、ガイド本の「清水沢までは困難なところはない」との通りと思いきや、水量が多いため、ここからが核心で最初の高巻きでドロスラブに追い込まれる。空身で羽生田さんが登り、またしてもタワシが活躍。その後も荷揚げを2回、懸垂も3回ほど交え、清水沢の出合いに到着したのが16:30。適当なビバーク地もないため、とにかく、予定どおり林道横断地点まで進むことにする。この時間なので瀞の泳ぎはつらいがそんなことも言ってられないのでとにかく泳ぐ、最後のゴルジュの抜け口はさすがに空身になってザイルをつけ突破し、ザックピストン。最後の滝を右岸のルンゼから超えようやく三ノ沢橋に到着したのはあたりも暗くなりはじめた18:00だった。ビバーク適地がないので結局橋上でタープを張るがなかなか快適。焚き火跡もあったので落ち着いたらやりますかと話していたのだか、食事が終わったのが20:00をまわっており、二人ともかなり疲れていたのでそのままダウンとなった。月明かりに照らされながら21:00就寝
19日 5:30起床。天気予報は曇り後雨だったが天気は良さそう。7:00に出発し霧ノ塔を目指す。横沢二俣下の滝は、なぜ?のトラロープを利用し左岸から巻き、降りたところが二俣。左俣の滝にもなぜなぜ?トラロープがかかっており利用させてもらう。ここからはナメや小滝が連続し癒し系となったとおもったが10メートル滝が出てくる。左岸の草付どろルンゼ巻きは危うく笹薮に突っ込み腕力トラバース。ロープを出しても良かった。さらに急に岩が滑った感じとなり二人して何度かこける。覆いかぶさる樹木もうるさくなり、掃いながらの遡行でなかなか高度もかせげず、何度も休憩をとりながら忠実に詰め最後は若干のやぶこぎで見事、13:00霧ノ塔ピーク付近に抜ける。
     下山は小松原湿原の寂れた雰囲気に癒され、心地よい風にふかれながら三連休なのに登山者誰一人とも会わない下山となった。林道ゲート到着17:30
      2日間、時間はかかったが、最後まできっちり詰め上げれた事に非常に満足している。
     最後は湯沢に湯治に来ていた戸田夫妻と合流し、人参亭でボリュームたっぷりのトンカツを食べ20:00過ぎに関越に乗るが、またもやの大渋滞で自宅に到着したのは25:00をまわっていた・・・・・・・・・

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ClaimerClimber 2010-9-14 21:42
日程:平成22年9月11日(土)夜?9月12日(日)
山域:奥秩父笛吹川東沢渓谷下流部
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:CL・記録:大浦 SL・装備:木村 清野

記録:
9/11 道の駅みとみ泊 風が冷たい 明日は猛暑でありますように
9/12 6:30頃、寒いのでノロノロ起床 7:30 村営駐車場発 8:00鶏冠谷出会い辺りから入渓9:30 ホラの貝ゴルジュ核心部ツルツルの岩で遊ぶ 10:30鷹見岩沢出会いで遡行終了 11:30 ホラの貝ゴルジュで落とし物捜索 12:30 村営駐車場に戻る

9/11(土)八王子駅集合、大浦車で中央道経由、道の駅みとみ泊。入山祝いを行うが風が冷たい。0:00頃就寝。
9/12(日) 天気は上々だが風が冷たいので6:30ごろ起き出す。7:30おなじみ村営無料駐車場に車を移動して林道を歩く。今週の台風の後片付けか、土砂が道の脇に盛り上げてある。
水位は最低に近いようだ。気温はうなぎ登り。ゴルジュ突破には好条件がそろっている。
鶏冠谷出会いを分けて、入渓。いきなり5mぐらいの滝が現れる。とりついてみるが、残置ハーケンは遠く、その手前にはクラックはあるが適当なリスが見つからない。いったん降りてカムを借りようとすると、滑った岩でフリクションが効かず釜に落ちる。BDの#2カムぐらいがあれば良かったのだが手持ちなしなので、トライアルをしばらく続けたが、先はまだ長いと諦めて巻く。

この後、泳ぎとへつりを交えて、ホラの貝沢出会いにたどり着く。

ここからホラの貝ゴルジュの本番。碧の水が流れ出す険悪なゴルジュへ泳ぎ出す。・・があっさりと泳ぎついてしまい、あれ? 水が少ないので押し返される距離も短いようだ。ここから核心部、例のアブミトラバースの箇所だ。作法に則り、正しくアブミでトラバースする。ハーケンがベタ打ちしてありアブミの掛け替えに終始するのみ。アブミでは大袈裟に長すぎる上に壁の傾斜が弱くて乗りづらい。

が、ここでハプニング発生。アブミを釜に落としてしまう。釜の神様が現れて、「お前の落としたアブミはこの金のアブミか?それともこの銀のアブミか?」と問われて、正直に「Mt.DAXのテープラダーです。」と答えて、正直者への褒美として金銀のアブミを貰う、ということもなく、アブミは浮かんでもこない。ま、この先にアブミは要らないだろうから、取り敢えずは遡行を終えてから処遇を考える、ということで先に進む。泳ぎだ、突っ張りだ、大股開きだ、相撲部屋のすり足稽古だ、でゴルジュを越えて、予想より早く終了点に辿り着く。

木漏れ日ながら、強烈な陽の光を浴びて濡れた体を温めながらの合議の末、アブミ回収に向かう。辿り着いてみれば釜の底に沈んでいる様子が見える。釜に潜って回収。やれやれ、次は温泉だ、ということになり、名湯(か?)ほったらかし温泉に「立ち寄り湯」することにする。西沢渓谷を歩く人の多さに驚きながら、「おお、これが山女子、あれが山ガール、あれは山姥」とすれ違う人を観察しつつ駐車場に戻る。ま、彼女達から見れば我々は「土木工事の人達」なのでしょうが・・。
満杯の駐車場でそそくさと着替えをして温泉に向かう。
ほったらかし温泉、抜群のロケーションです。新月の夜や満月の月の出の時刻に甲府盆地を俯瞰しながら、マッタリしたい温泉です。
このあと、中央道の渋滞にはまりながらも夕刻前には八王子に到着、解散となりました。
今回は、水量の少なさに助けられて、あっさりゴルジュを抜けてしまいました。
水量が少ない時なら前泊不要で東京発日帰りは可能でしょう。しかし、上流の集水面積を考えると、降水後はひどく険悪なゴルジュに変貌しそうです。

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執筆 : 
 2010-9-4 23:50
日程:2010年9月4日(土)
山域:小川山
山行形態:フリー
メンバー及び役割:古屋、木村

記録:
小川山のマルチピッチの入門ルートに行ってきました。
[春のもどり雪] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目のスラブからいきなり緊張の一歩が。久々のスラブなのでかなり怖かったです。2ピッチ目は微妙なフレークを使い登っていく。ルートどりが今ひとつでした。それにしてもピンがない。4ピッチ目のクラック沿いはカムを使いながら抜ける。終了点からの眺めがよく気持ちいい。懸垂の時に下をよく見ないでロープを落としたら木にひっかかり面倒なことになってしまった。気をつけないといけない。
[南稜レモン] 古屋さん(奇数)、木村(偶数)ピッチ。1ピッチ目、右のクラックを使いながら快適なフェイスを登っていく。2ピッチ目、高度感のあるトラバースの2・3歩が怖い。3ピッチ目、クラックはちょっと無理そうだったのでオリジナルルートのスラブを行く。4ピッチ目、カンテ?フェイスを登ると屋根岩3峰の頂上に出た。うーん気持ちいい!南稜レモン良いルートです。次回はクラックを練習して再チャレンジしたいです。
最後にセレクション1ピッチ目のクラックで遊び(これが一番難しかった・・・)小川山満喫しました。


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執筆 : 
climbing-nao 2010-9-3 21:34
日程:平成22年8月27日(金)夜?8月28日(土)
山域:谷川岳・赤谷川本谷/沢登り
山行形態:定例山行
メンバー及び役割:CL:古屋・SL記録:山本・食当:大浦

記録:
8/27 水上道の駅泊
8/28 6:07川古温泉P?8:28赤谷川横断点?8:56入渓?10:15マワットのセン上?11:58裏越のセン下?12:40裏越のセン上?13:07扇沢(巻き始め)?14:20トウドウのセン上(巻き終わり)?15:30 1,400m付近の河原にて幕営
8/29 8:15出発?9:40左岸俎嵒からの支流?9:52奥の二俣?10:51オジカの頭西側稜線1,700m付近の登山道?11:28出発?14:00毛渡乗越?15:25赤谷川横断点?17:59川古温泉P

古屋車にて水上へ。道の駅で、湯檜曽へ入る門脇パーティと合流して入山祝いを取り行う。
翌朝、天気は上々。川古温泉に車を停めて、赤谷林道を歩く。赤谷橋までは結構蛭が多い。山道が赤谷川本谷を横断する処から入渓。水は濁りもなく、水位は下がってきているようだが、平水位よりも高いようだ。下マワットのセンは直登を断念して左から高巻き。CL古屋の、「トウドウのセン以外は全て直登します。」宣言が有ったのだけれど、無理なものは無理だ。マワットのセンは、右からへつり、バンドに立ってハーケン打って支点を作る。古屋リードでシャワークライム。下の二人もずぶ濡れ。あまり登られていないのか残地支点は無く、飛沫を浴びながらハーケン打って突破。コールも聞こえないので、フィックスされたであろう頃合いを見計らって登り始める。日差しもあって暑いのだが、長時間のずぶ濡れで結構冷えた。続く巨岩帯はパズルを解くようで、かなり消耗したが、巻きは全て右岸で明瞭。裏越のセンは登るなら右から取り付いてバンドを左上するようだが、左のルンゼを詰めて巻いて、扇沢の出会いで沢床へ戻る。トウドウのセンは定石通りに扇沢CSチムニー滝の手前から素直に左岸に取り付く。右手の岩峰を確認しながら登れば間違えることは無い。小雨が降り、遠くに雷の音がする。下からはトウドウのセンを突破しているらしいパーティのコールが聞こえる。懸垂することもなく、トウドウのセンの落ち口へ降り立つ。右から沢が入り、泊まれそうな処も有ったが、滝一つ左から巻いてもうすこし良い幕場を求めて更に進む。水が濁り、水位がさらに下がる。河原は意外と狭く、結局左岸の笹原の台地に上がり、笹を払って幕場とする。結構快適。思ったほど虫もいない。河原に降りて焚火を試み、飯の支度をしながら飲み始める。今回も大浦食当の飯が旨い。酒も旨い。焚火はいまいち。
翌朝はのんびりと寝坊して、充実した朝食。下に泊まっていた2パーティが先に出て行った。小ゴルジュ帯は腰くらいまで浸かって問題なく通過。開けた河原となり、稜線が見渡せる。暑い!草原状の中の流れを快適に進む。こんな処に泊まってマッタリとするのも良いなー。右手より俎嵒からの沢が入り、すぐに奥の二俣となり左へ入る。水量が減って、ナメ状の小川となるが、結構滑る。忠実に詰めると、左手に稜線登山道が見えたので、笹藪をトラバースして稜線に出る。快適な遡行だった。しかし、ここからの下山は長い!暑い!帰り道も蛭に取り付かれたが、無事川古温泉へ下山。帰路高速は渋滞にはまった。
良い沢だけど、下山が長い!!無雪期の尾根歩きは向いてないと思った。
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