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日程:2012年4月21日(土)?22日(日)
山域:上越 荒沢山?足拍子岳
メンバー:古屋(L)、大浦(食当)、高橋、木村(記録)
一日中天気予報とにらめっこしていたが土曜は晴れ、日曜は下り坂の予報は変わらず。行き先を決めきれずに金曜の夜八王子駅に集合した。1day白馬にアラサー女子チームは盛り上がっていたが、リーダーらの冷静?な判断で上越方面に転進することとなる。
越後中里駅でビバーク、翌朝はゆっくりめの7時起床。予報通り天気は上々、さて雪はどんなだろう。車を走らせると山の斜面の雪はだいぶ融けたようだ、稜線沿いには所々雪庇のかけらのようなものがついている。上にいけば雪はあるのかなということで荒沢山から足拍子の稜線を歩くことにした。
8:30スタート、まずは樹林帯の急登。わずかに残っている雪をつないで登るが、所々どうしても藪に出てしまう。上越特有の笹薮をぐわしっと掴んで登っていく。期待して尾根に出ると雪がない。部分的に雪が残っているが、ほとんど夏道(藪)が露出している。かなりはっきりした踏み跡が出ていたのでこれをたどり昼前には荒沢山に着いた。あぁっ、もっと雪の上を歩きたい!白馬の真っ白な雪稜をイメージしていたので、この落差にしばらく頭が動きませんでした。あまりに暑いのでTシャツ一枚になり、残雪の練乳カキ氷を食べて大休止。そういえばみんな顔から異常なほどの汗を流していたなー。
小一時間ほどのんびりしてしまった。どうするのかなと思っていると、このまま行くようなので渋々ハーネスとアイゼンをつける。12:30頃荒沢山を出発。藪と残雪と露岩のミックスをアイゼンで黙々と進む。高度はほとんど変わらないのだがアップダウンがあり、すっぱり切れ落ちた稜線なので露出したところなど妙に怖い。錆びた番線やペンキの注意書きが時々出てくるので夏は結構登られているルートなのだろうか?藪がきれた所が懸垂ポイント。20mほど降りてそこから登り返し。結構悪そうなのでロープを出して一応確保してもらう。木登りなので沢の高巻きに似てます。暑いのですぐバテてしまいポカリをグビグビ飲む。と、その時さきほど歩いてきた荒沢山直下の沢筋から大量のデブリが落ちていった。うわー怖い、ほとんど底雪崩れ。
振り返るとすぐ下に高速道路があり、ほとんど進んでないような気が・・・。引き続き藪のナイフリッジを進みようやく真っ白い雪の斜面に達した。手前にはなぜか大量の鹿の糞(納豆化したものもアリ)。ザクザクと春の雪を踏みしめる、楽しい時間はすぐ終わり足拍子の山頂手前で雪はとぎれてしまった。ここまできたらということで藪を少し登ると山頂へ、なんと頂には白いカモシカが佇んでいた。我々の愚行を不思議そうに見ていました。
この先、稜線づたいは薮が出ているので、さきほどの雪の斜面を下り良さそうなところをトラバースすることに。腐った雪に足をとられて滑るすべる。雪面を登り返すと、またまた藪に突入。この頃には雲行きが怪しくなってきて稜線に出ると風が強い。なかなか幕営地まで着かない焦りと疲れが皆の顔に浮かんでいる。ここから先が勝負だ!と門脇さんがいたら言いそうな感じ。藪・岩ミックスの稜線を慎重に下降していく。途中何度かロープを出す。藪のきれた急な雪壁に行き当たると、誰かの残置シュリンゲが潅木にぐるぐる巻きにされて支点となっていた。ちょっとあやしかったのでバックアップを追加して懸垂に入る。なかなかルーファイが難しい!というか楽しい。べったり雪がついていたらかなりヤバそうなルートです。
そんなこんなで時間も差し迫ってきた頃にようやく今日の幕営地、ぶなの樹林が見えてきました。暗くなる前でよかったです。最後の稜線は雪をつないで歩けたのでとってもラクでした。19:00幕営地着。久々の長時間行動に満足感・疲労感たっぷりです。大浦シェフ特製のタイカレーとビールで疲れを癒しました。
翌朝、まったりと起きて8時頃出発。下りはまあまあ雪がついていて、所々藪を転げ落ちながら10時には車を置いた橋のたもとに帰ってくることができました。駒子の湯と中野屋のへぎそばで〆、日本酒とビールが美味しかったです。
冬装備で藪山という日本的な泥パインをやってしまいましたが、GWの予行演習に少しはなったかな?
山域:上越 荒沢山?足拍子岳
メンバー:古屋(L)、大浦(食当)、高橋、木村(記録)
一日中天気予報とにらめっこしていたが土曜は晴れ、日曜は下り坂の予報は変わらず。行き先を決めきれずに金曜の夜八王子駅に集合した。1day白馬にアラサー女子チームは盛り上がっていたが、リーダーらの冷静?な判断で上越方面に転進することとなる。
越後中里駅でビバーク、翌朝はゆっくりめの7時起床。予報通り天気は上々、さて雪はどんなだろう。車を走らせると山の斜面の雪はだいぶ融けたようだ、稜線沿いには所々雪庇のかけらのようなものがついている。上にいけば雪はあるのかなということで荒沢山から足拍子の稜線を歩くことにした。
8:30スタート、まずは樹林帯の急登。わずかに残っている雪をつないで登るが、所々どうしても藪に出てしまう。上越特有の笹薮をぐわしっと掴んで登っていく。期待して尾根に出ると雪がない。部分的に雪が残っているが、ほとんど夏道(藪)が露出している。かなりはっきりした踏み跡が出ていたのでこれをたどり昼前には荒沢山に着いた。あぁっ、もっと雪の上を歩きたい!白馬の真っ白な雪稜をイメージしていたので、この落差にしばらく頭が動きませんでした。あまりに暑いのでTシャツ一枚になり、残雪の練乳カキ氷を食べて大休止。そういえばみんな顔から異常なほどの汗を流していたなー。
小一時間ほどのんびりしてしまった。どうするのかなと思っていると、このまま行くようなので渋々ハーネスとアイゼンをつける。12:30頃荒沢山を出発。藪と残雪と露岩のミックスをアイゼンで黙々と進む。高度はほとんど変わらないのだがアップダウンがあり、すっぱり切れ落ちた稜線なので露出したところなど妙に怖い。錆びた番線やペンキの注意書きが時々出てくるので夏は結構登られているルートなのだろうか?藪がきれた所が懸垂ポイント。20mほど降りてそこから登り返し。結構悪そうなのでロープを出して一応確保してもらう。木登りなので沢の高巻きに似てます。暑いのですぐバテてしまいポカリをグビグビ飲む。と、その時さきほど歩いてきた荒沢山直下の沢筋から大量のデブリが落ちていった。うわー怖い、ほとんど底雪崩れ。
振り返るとすぐ下に高速道路があり、ほとんど進んでないような気が・・・。引き続き藪のナイフリッジを進みようやく真っ白い雪の斜面に達した。手前にはなぜか大量の鹿の糞(納豆化したものもアリ)。ザクザクと春の雪を踏みしめる、楽しい時間はすぐ終わり足拍子の山頂手前で雪はとぎれてしまった。ここまできたらということで藪を少し登ると山頂へ、なんと頂には白いカモシカが佇んでいた。我々の愚行を不思議そうに見ていました。
この先、稜線づたいは薮が出ているので、さきほどの雪の斜面を下り良さそうなところをトラバースすることに。腐った雪に足をとられて滑るすべる。雪面を登り返すと、またまた藪に突入。この頃には雲行きが怪しくなってきて稜線に出ると風が強い。なかなか幕営地まで着かない焦りと疲れが皆の顔に浮かんでいる。ここから先が勝負だ!と門脇さんがいたら言いそうな感じ。藪・岩ミックスの稜線を慎重に下降していく。途中何度かロープを出す。藪のきれた急な雪壁に行き当たると、誰かの残置シュリンゲが潅木にぐるぐる巻きにされて支点となっていた。ちょっとあやしかったのでバックアップを追加して懸垂に入る。なかなかルーファイが難しい!というか楽しい。べったり雪がついていたらかなりヤバそうなルートです。
そんなこんなで時間も差し迫ってきた頃にようやく今日の幕営地、ぶなの樹林が見えてきました。暗くなる前でよかったです。最後の稜線は雪をつないで歩けたのでとってもラクでした。19:00幕営地着。久々の長時間行動に満足感・疲労感たっぷりです。大浦シェフ特製のタイカレーとビールで疲れを癒しました。
翌朝、まったりと起きて8時頃出発。下りはまあまあ雪がついていて、所々藪を転げ落ちながら10時には車を置いた橋のたもとに帰ってくることができました。駒子の湯と中野屋のへぎそばで〆、日本酒とビールが美味しかったです。
冬装備で藪山という日本的な泥パインをやってしまいましたが、GWの予行演習に少しはなったかな?
日程:2012年4月15日
山域:三ツ峠山 屏風岩
山行形態:訓練
メンバー:8名
記録:
前日の大雨で屏風岩までのアプローチは雪!(下山時はドロドロ)朝は岩もしっとりと濡れていましたが徐々に乾いて暖かく快適でした。途中、地蔵ルート左にて人の頭ほどもある石が剥がれ落ちビックリしましたが、幸い何事もなく充実した訓練となりました。
山域:三ツ峠山 屏風岩
山行形態:訓練
メンバー:8名
記録:
前日の大雨で屏風岩までのアプローチは雪!(下山時はドロドロ)朝は岩もしっとりと濡れていましたが徐々に乾いて暖かく快適でした。途中、地蔵ルート左にて人の頭ほどもある石が剥がれ落ちビックリしましたが、幸い何事もなく充実した訓練となりました。
日程:2012年4月14日(土)
山域:四十八滝沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:門脇(SL)、片倉(CL)、森屋、木村(記録)
記録:
伊勢原駅で片倉車に拾ってもらう。外は大粒の雨、誰も止めようと言う人がいないのだから仕方ない。森の中に入ると雨もやわらぎ、上下雨具では暑いくらい。適当に沢をつめていく。最初の滝、初滝だろうか?森屋さんリード、勢いのある水流を避けてか右寄りの悪そうな草付きを登る。途中プロテクションをなにもとらなかったのでルートを修正し、後続の門脇・片倉両氏は水流左から水の直撃をまともに受けて登る。私はリハビリ?を理由にさっさと巻きました。両氏はこれで相当消耗したようで寒い寒いと言いながら大滝まで登っていく。寒いはずです、大滝の脇には氷の残骸が・・・!次はアイスで来ようと相談し、サクッと下ることにする。帰りはグリーンセンターで暖まり、沢屋ってやっぱりおかしいよねということで〆。私は結構好きです、こういうの。
大滝
氷の残骸・・・
山域:四十八滝沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:門脇(SL)、片倉(CL)、森屋、木村(記録)
記録:
伊勢原駅で片倉車に拾ってもらう。外は大粒の雨、誰も止めようと言う人がいないのだから仕方ない。森の中に入ると雨もやわらぎ、上下雨具では暑いくらい。適当に沢をつめていく。最初の滝、初滝だろうか?森屋さんリード、勢いのある水流を避けてか右寄りの悪そうな草付きを登る。途中プロテクションをなにもとらなかったのでルートを修正し、後続の門脇・片倉両氏は水流左から水の直撃をまともに受けて登る。私はリハビリ?を理由にさっさと巻きました。両氏はこれで相当消耗したようで寒い寒いと言いながら大滝まで登っていく。寒いはずです、大滝の脇には氷の残骸が・・・!次はアイスで来ようと相談し、サクッと下ることにする。帰りはグリーンセンターで暖まり、沢屋ってやっぱりおかしいよねということで〆。私は結構好きです、こういうの。
大滝
氷の残骸・・・