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山行記録 カレンダー
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msc_kiroku2 2006-4-22 16:12
      菅原(CL)・寺本(記録)  今日のコースは、山中湖の東岸より三国山を経て、稜線を東に不老山まで辿り、駿河小山に下山する、歩きが7時間強のコースである。寺本は、駿河小山から明神峠を経て駿河小山に戻ったことがある。  8時に御殿場駅で待ち合わせ、河口湖行きのバスに乗り、旭ヶ丘で乗り換え、東電寮入口で下車する。バスの表示には、「東電寮入口」なるバス停が無く戸惑う。表示されている「三国山ハイキングコース入口」と同じだったのだ。地図で入山の道を確認して、パノラマ台へ向う。ここは車で入れるところで、観光客も沢山来ている。山中湖及び北側の山筋を一望できる。天気は晴れで、気持ちよい。ここから山道となる。鉄砲木の頭までは、、幾筋もの路が出来ている。鉄砲木の頭から見る山中湖は小さい。西斜面は、雪が十分あれば、すべるに快適な斜面に思われる。ここから一旦下り、道路を横切り登りとなり、三国峠を越えて三国山に着く。ガイド山行の団体さんや単独行の人と出会う。  三国山からは下りとなり明神峠に至る。明神峠では舗装道路が平行しており、北側に世附川に行く林道のゲートがある。やせ尾根を越えて明神山に続く湯船山の山頂付近はなだらかで、ブナの自然林が残っている。駿河小山に奇特な方がおられて、このコースを整備されているようだ。手作りの丁寧に色塗りし解説もある標識が所々にある。白クラノ頭にある急坂は、階段がついてロープまであった(以前は無かった)のには驚いた。  峰坂峠に下って、世附峠に登り返す。回りはかやとが多い。途中にサンショウバラの群生地がある。ここは、保護されていた。なお、サンショウバラは、箱根と丹沢にしか自生していない貴重なバラで、葉がサンショウの葉とそっくりで、6月頃に開花する。相模原公園に移植されているとも聞いた。  世附峠からは不老山に行かないで、不老の滝を見て帰ることにして、林道を下る。途中、水場がある(これも一時工事のためなかった)。不老の滝で、菅原は、滝下まで偵察に行く。相当高い。少し難しそう?後は、ひたすら下山して、街中で、缶ビールを仕込んで飲みながら歩く。着いたふじみセンターで一風呂浴びて、駿河小山駅より帰路に着く。  顛末:寺本は、世附峠でストックを忘れたことを不老の滝で気づく。戻り返すと、時間が遅くなるので、そのまま下山。翌日、探しに行き、無事回収しました。  行動記録: 4月22日(金) JR御殿場駅集合8:00→バス河口湖行き発8:10→旭ヶ丘乗り換え9:00→東電寮入口9:14→パノラマ台9:30→鉄砲木の頭10:05→三国峠10:27→明神峠11:51→明神山12:26→湯船山12:38→白クラノ頭13:22→峰坂峠13:56→悪沢峠14:22→世附峠14:50→不老の滝15:58→ふじみセンター17:08→JR御殿場線駿河小山駅より帰路

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msc_kiroku2 2006-4-9 23:50
※森さんからの記録です。遅れてすいませんでした。
メンバー:清野(CL)、山本(SL)、両角(充)(装備)、野口(食当)、小林、木村、森(記録)

GWの春山合宿に向け「雪慣れしておく」趣旨で今回のタカマタギ山が計画された。新入会員の小林さん・木村さんも参加され総勢7名となり、先に会装備として購入したエスパースの大型テントを今回初めて使うことになった。残念ながら天気には恵まれず、みぞれ混じりの雨から大雪に変わり、途中で幕営して翌日は山頂を踏まずに往路を引き返した。一晩に50cm以上も雪が積もり頂上までは行けなかったが、ワカンを履きロープも出したりして雪山らしい山行になり充実した。

4月8日(土)
AM6:00に和光市駅に5名(清野・山本・小林・木村・森)が集合、八王子組みの2名(両角(充)・野口)と連絡を取りつつ関越道経由で土樽へ向かう。土樽駅に8時着、休憩後、林道の入り口に車を置いて荷物の分配と支度をして9時前に出発。


写真1:林道入り口で靴を履く小林さん。ハーネスも最初から着ける。曇っていたが早くも雨が降り出す。


写真2:取り付き地点からつぼ足で進む。膝まで潜ることも。

除雪された林道を進み、取り付きの雪の壁にピッケルを突き刺して乗り越え、尾根の末端をからむように登る。急登して尾根上に出ると、左側に大きく雪屁が張り出していて尾根の真ん中から右側を行く。右も急斜面で気が抜けず、一部地面が露出して木の根がからみ歩きにくい。途中9:50、休憩して水分と行動食を取る。


写真3:尾根上の地面が露出している。
しばらくして緩やかになり疎林の中を進む。登っているうちにいつの間にか雨が雪に変わり、雪も深くなってくる。11:15に二回目の休憩。


写真4:狭い尾根上で休憩中。
尾根の右急斜面側をトラバースして進み、途中2m程度の雪壁を降り、程よい平坦地(標高1060m近辺)に到着(12:10)、本日はここで幕営とする。整地して、早速新品のエスパースを設営する。脇に立派なトイレも工作する。


写真5:大雪の中でテント設営中。
14時前にはテントに入り、雪を溶かしてお湯を作る。夜まではかなり時間があり、各自持参の酒と食当の野口さん準備の生野菜サラダと漬物などでゆっくりと過ごす。


写真6:皆さん、まったり中。
夜も近づいてきたので夕食のカレー(大鍋2つ分)を作って食べる。18:30、かなり早いが、就寝の準備を始め、19:00就寝。

4月9日(日)
5:00起床。大雪でテントの下の方がかなり埋まった。テントとトイレの除雪工作を行う。朝食は夕べの残りのカレーとラーメン。朝食中に小林さんの靴のソールが剥がれかけていることに気付き応急処置を行う。天候から頂上までは無理と判断、下山を決定する。


写真7:ソールの応急処置
テント他全てを撤収し、アイゼンとワカンを装着しアンザイレンして、7:50に下山開始。


写真8:下山開始、トップは清野さん。


写真9:そしてラストは両角(充)さん。
すぐに昨日の2mの雪壁が出てきて、これを乗越すのに若干てこずる。途中、穴にはまったりちょっと滑ったりしながら、昨日と同じ場所とは思えない深雪の尾根を下る。尾根も緩やかになったところでロープを仕舞い、休憩(9:30)、新雪で気持ちの良い樹林帯をどんどん降り、10:40に取り付きに到着。訓練も兼ねて林道への雪壁(3m)を懸垂で降りる。


写真10:雪の林道を車へ向かう。
車の所まで戻ったあと、土樽駅で荷物の整理をする(11:30)。越後中里の岩の湯でさっぱりした後、湯沢駅前の中野屋で昼食のへぎそばを食べて帰路に向かい、往きと同様に和光市駅で解散した。
以上

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執筆 : 
msc_kiroku2 2006-4-9 23:40
清野さんから写真が届きました。

「8日?9日で土樽はタカマタギに行って来ました。
といっても、時ならぬ大雪に見舞われ1060m
地点で幕営して、日曜はラッセル訓練しながら
下山です。
進入会員の小林さん、木村さんお疲れさんでした。
下山後は岩の湯に立ち寄り、中野屋のへぎそば
でしめました」

記録はのちほど。


初日の登り返し(小林さん撮影)




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msc_kiroku2 2006-4-9 16:09
メンバー:青木・中山(記録)

4/9(日) 
水上駅8:25→ロープウエー山麓駅→ロープウエー上9:40→天神尾根1830m12:30→熊穴沢避難小屋14:10→ロープウエー山麓駅15:40

 始発電車を乗り継ぎ水上駅に8:11到着、路線バスにてロープウエー駅に到着、降雪・やや風強い昨日より45cmの積雪とのこと。身支度後ロープウエーにてスキー場に上る、横殴りの風雪の中「天神尾根」をシール登行日曜日の為登山者多い、天気は昼位から良くなる予報だが「熊穴沢避難小屋」(雪ノ下で全く出ていない)上よりますます風が強くなり、立っていられないほどで対風姿勢をしていても風向きがコロコロ変わるので何回も引き倒される、ガスも濃くなりホワイトアウト状態の為1830m付近で撤退を決める、青木シールを剥すとき素手になった為右手の感覚が一時なくなるが懐で温め大事無し、全く視界が効かない中「天神尾根」を下り始めるがスキーが滑っているのか止まっているのか判らない、ホワイトアウトの為平衡感覚がおかしくなっている、地形図・コンパス・高度計・経験を活用し慎重に南方向に下り途中「ヒツゴー沢」に降りている枝尾根に引き込まれそうになるが何とか「熊穴沢避難小屋」にたどり着きヤレヤレほっと一息標高差280m位下ってきたのでガスもかなり薄くなり、スキー場方面は視界が効くようになってきた、大休止後多くのスキーヤーのシュプールが残る「熊穴沢」?「西黒沢」?「ロープウエー山麓駅」を滑り降りたが、中山は既に大腿四頭筋がパンク寸前で新雪快適斜面を斜滑降・キックターン・ボーゲンでトロトロと下る(青木さんすみません)疲れ果てて下山、水上駅前で坦々麺を食べ在来線を乗り継ぎ帰宅。
 反省、「熊穴沢避難小屋」までとするべきだった、山行当日に大腿四頭筋が痛くなるという未だかつてない経験をした、強風の中筋肉を過剰に使ったことと軽度の「低体温症」になったのではないかと考えられます、記録を書いている4/16現在筋肉痛は無くなったが疲労はまだ残っている。悪条件の為写真なし。

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msc_kiroku2 2006-4-8 23:21
メンバー:平川CL 西舘章子SL 西舘彰芳(記録)  先々週の源次郎F5に残したシュリンゲが惜しかったのは事実。でも例会後(1時間で帰るはずの)西舘×2と(飲まないはずの)平川さんは東中野で泊まりの2次会に突入し、急遽決まったのが熊倉川です。この辺りは「Dr.ヤブ山」平川さんの庭のような場所。この沢も沢はじめに気軽に登る場所の一本なのだそうです。金曜朝にウチから出勤した平川さんと寝不足の他2名の事情もあて、土曜はゆっくり出発することにします。  新宿からホリデー快速を利用し、五日市到着は8時50分。9時のバスは本来なら超満員のはずですが、天候悪化が周知徹底されていたこともあってガラガラ。約40分で南郷下車。林道終点で南沢の出合に着きます。 「ホントは装備なんていらないんだけどね」という平川さんですが、いちおうハーネスとガチャ、メットにハンマーはお約束。それでも難しい場所もなく快適に進みます。ところがやっぱり沢はじめ。どうも今年入渓者はまだいないようで、スタンスにはどっぷりと落ち葉が積もっています。それをかき分けての登りが続き、有名な「陸軍滝」は見るだけで巻いて(とても登る気にはならない)さて問題のCS到着。本には「A0で?+」なんてあるものの、実際には落ち口がヌメってあがれない。平川さんが先行し、念のためのお助けロープ(30m)を使い章子はタイブロックで上がります。西舘は続いてA0するもののその次の一手が出ない。お助けを支点になんとかクリア。  思わぬ核心を越えたら、危ぶんでいた天気が急転。雨が降り始めました。詰め直下は膝下の積雪ならぬ積落ち葉。かき分けつつ詰めへ着くと、これがフカフカの急斜面。キックステップで蹴りこんでも次の一手を探すうちにズルズル落ちてくる始末。ハンマーを打ち込んで手がかりを作りながらなんとか登ったのが正午すぎ。雨も強くなり登山道直下にある東屋に避難します。しばらくすると雨も止み陽が差すようになったので、上野原への縦走をあきらめて上川乗に下山。下りきったところで雷が鳴り出します。  ところがここでまたやってしまいます。順調に下りたので気をよくして靴を洗い道路に出ると、向こうをバスが行きます。……しまった、乗り過ごした……。しょうがなく途中でみつけた喫茶店でブレンドを飲み1時間つぶします。その後拝島のお風呂でのんびりし、解散。  沢の近辺にはうっそうとしたヤブ山も多く、冬はサルもクマも野犬もありの場所だとか。来シーズンはヤブ歩きにも挑戦してみたいものです。
いちばんいやらしかったCS。
手間取ったのは詰めです。
雨宿りにちょうどいい東屋がありました。
下りてきたところで雷雲がやってきます。
今回のコース。ホントは上野原まで南下する予定でした。
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