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月別アーカイブ

- 山行記録

カテゴリ : 
執筆 : 
iceclimber_msc 2022-9-15 6:10
山行報告書

日程:2022年9月15日(木)〜17日(土)
山域:北アルプス 野口五郎岳〜湯俣温泉
山行形態:
メンバー(役割):F(記録)

記録:15日 6:10高瀬ダム9:15烏帽子小屋 テント設営10:00テン場発12:00野口五郎岳14:00烏帽     子小屋テン場

   16日 6:00 テン場発8:30野口五郎岳9:30竹村新道分岐10:00南真砂岳11:30湯俣岳13:00湯俣温泉
   17日 8:00 湯俣温泉10:30高瀬ダム11:30七倉

 最近釣りばかりだったので、久しぶりに歩く。平日だが七倉の駐車場はかなりの車。6:00にタクシーを相乗りし高瀬ダムへ。3人だったので1人700円。ブナ立て尾根をひたすら登り9:00過ぎには烏帽子小屋に到着。テント設営し、さすがにビールというわけには行かず、とりあえず三ツ岳あたりまで歩こうと思ったがあまりにも気持ちの良い稜線と素晴らしい天気で、結果野口五郎岳まで行ってしまった。あとは、テント場に戻りゆっくり過ごす。翌日は竹村新道から湯俣へ、噂通り長い長い下り。南真砂岳までは、正面に硫黄尾根からの槍、右手に鷲羽岳の眺めが素晴らしかった。

湯俣温泉到着後は温泉に浸かり、湯俣川を散策して楽しむ。下山日も天気は良く、続々と湯俣温泉に向かう登山者とすれ違いながら高瀬ダム湖畔を戻り、帰りはタクシーを使わずに七倉まで戻った。しかしテン場の2000円は高いなーと思う。


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執筆 : 
iceclimber_msc 2022-8-21 5:40
山行報告書

日程:2022年8月21日(日)
山域:八ヶ岳 ジョウゴ沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:K、O(SL)、U、I(CL/記録)

記録: 

8月の訓練山行は八ヶ岳ジョウゴ沢。昨年同様、沢の足慣らし訓練ということでジョウゴ沢を選んだ。
天気予報は雨のち曇り。前日夜は大雨で、どうなることかと思ったが、諏訪南ICを降り八ヶ岳方面に向かうと八ヶ岳のシルエットがうっすら見え、天気が問題なさそうと判断した。赤岳山荘駐車場に6時に集合し、赤岳鉱泉に向けて出発した。思えば、この道は冬に何度か通ったことがあるが、夏は初めてかもしれない。新鮮さを感じながら進み、Kさんが待つ赤岳鉱泉に到着。

ここで装備を装着し、硫黄岳の登山道へ向かう。ジョウゴ沢の渡渉点から入渓した。ジョウゴ沢も冬に一度入ったことがあるが、全く景色が違って新鮮であった。F1とF2は容易に高巻くことができた。広い河原に到着すると、目の前に絶壁が迫る。ゴルジュに向かって進むと入り口に5mほどの滝が現れる。滝の左側が登れそうであるが、触ってみるとボロボロと岩が剥がれる。それ以外の場所は垂直の壁になっており取り付けそうにない。私自身ここで敗退かと思ったが、さすがOさん。出っ張った岩にスリングをかけA0で登ればなんとかなると、ロープを引いてトップで登って頂いた。確保の仕方、フォローの登り方等、Oさんに指示を頂きながら全員なんとか登りきることができた。こういう場合、登れる登れないの判断は自分自身はまだまだできない。

登った滝の上にも5mほどの斜滝があったがここは難なくクリア。ネット情報では、我々がロープを使った滝の記載はほぼなく、この斜滝が核心とのことだった。地形が変わったのかもしれない。この辺りから晴れ間も出始め、いい感じの雰囲気になる。その後、10mほどの滝を巻きながら進むと大滝25mが目の前に。さすがにこの滝は登れない。右岸側の尾根に上がろうと高度を上げていく。途中、酷い泥壁に出くわす。ここも通過に苦労した。

その後はハイマツ帯に入った。獣道を進みながらなんとかガレ場に到達する。最後は硫黄岳山頂手前(頂上南西側)の登山道に出た。一年ぶりに沢に入る私には最後のハイマツ漕ぎはかなりハードであった。大勢の登山客でにぎわう頂上で装備を解き、登山道を使って下山。赤岳鉱泉で休憩した後、駐車場まで戻った。車で帰路に付く頃に夕立がくる。かなりグットタイミングであったようだ。

ジョウゴ沢は予想していたより渓相もよく、滝場など見所もあり良い沢であった。ただ、今回の訓練の目的は足慣らし・沢装備の確認等々であったが、思った以上にレベルの高い沢であった(当初は1級くらいの沢かと予想していたが、十分に2級はあったと思う)。また、CLであったにもかかわらず、滝の突破、最後のハイマツ漕ぎ等は、Oさんをはじめ参加して頂いた皆様にお世話になりっぱなしであった。ただ、私にとっては大変良い訓練になりました。感謝いたします。


21日:6:00赤岳山荘駐車場発ー7:40赤岳鉱泉着、8:00赤岳鉱泉発ー8:10ジョウゴ沢入渓ー9:10ゴルジュ入口の滝ー9:50大滝ー11:30登山道ー11:50硫黄岳頂上着、12:10頂上発ー13:10赤岳鉱泉着、13:50赤岳鉱泉発ー15:00駐車場


F2
 

広河原


大滝


ハイマツ漕ぎ

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執筆 : 
iceclimber_msc 2022-8-11 15:20
山行報告書

日程:2022年08月11日(水)〜12(木)
山域:梓川支流島々谷川/某沢

山行形態:釣り
メンバー(役割):F(記録) A

記録:
11日 
  松本インターから安曇野市三郷小倉からスカイラインとは名ばかりの、眺めのよくない林道、三郷スカイラインを走る。ちょうど展望台のある手前の駐車場に車を停める。山の日であるからか駐車場には10台近くの車が駐車されていたが、釣りでなく登山者であることを願い準備をし出発。大滝山登山口まで1時間林道を歩き、そこから、廃道と化したX沢林道を木々をかき分けながら予定の下降点まで進んだ。下降に使った沢はよく踏まれておりほどなくX沢へ下り立った。X沢の流れを下っていくとしばらくして某沢が出合う。

予定ではここから少し下った場所をテン場予定としていたが、出合いに絶好のテン場があり、ここを宿に決めた。タープを張り、薪を集めた後、いよいよ期待の某沢に竿を出す準備をしていた時に沢から2人組の釣り人が下降してきた。「うわっ、やっぱりいたか・・・・」と内心つぶやき、釣果を聞こうと思ったが挨拶だけ交わした。2人組はそのままX沢を登っていった。気を取り直して、Aさんと交互に竿をだしながらポイントを探っていくが、一向に魚の気配がなく、それでも2時間くらい釣り上がった。

  1500メートル付近で引き返しテン場から下流側を狙ってみることにする。時間的に夕まずめ時で魚の活性も上がってきたようで、ようやく待望の一匹、しかも尺岩魚を釣ることができ今晩のおかずには十分なりそうだ。テン場に戻り、焚火と夕食の準備に取りかかる。冷えたビールで喉を潤し、Aさんの持参してくれた網でじっくりと焼いた岩魚をつまみに、まったりとした至福の時間が過ぎていった。


12日 
  ゆっくりと起床、台風が近づく影響からか朝方に雨が降り始めるがすぐに止んだ。8時過ぎに出発し、今日はX沢を竿を出しながら最後まで詰める予定。某沢よりこじんまりとした沢で雰囲気のいい沢であるが、あまり開けた感じでなく、フライやテンカラは振りづらい。それでもポイントごとに毛ばりを流していくが、昨日の某沢同様魚の気配はなし。活性が低いのか、スレているのか?結局最後まで岩魚の姿を見ることなく、納竿。13時に林道に上がった。

 釣果として物足りなかったが、釣りとはこんなもの。1カ月前釣れたのに今日はまったく、1年前まったく釣れなかったのに今日は爆釣なんてことはよくある話。楽しい時間を過ごさせてくれた沢と森にありがとうと感謝したい。


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執筆 : 
iceclimber_msc 2022-7-27 15:20
山 行 報 告 書

日程:2022年7月27日(水)
山域:立場川・ノロシバ沢
山行形態:個人山行 沢登り
メンバー及び役割:F(CL)、A(SL・記録)

記録:6:00舟山十字路、7:00旭小屋付近より入渓、9:00ノロシバ沢出合、11:30稜線、12:00青年小屋、13:00西岳、15:00船山十字路
 
  立場川本谷、ノロシバ沢とも倒木多く、岩が脆い。本谷では3つの堰堤を越え、ゴルジュ帯は巻き、ノロシバ沢に体力を温存。ノロシバ沢出合はわかり難く、通り過ぎるもすぐに気が付き引き返す。

  ノロシバ沢は始め水量が少なく荒れた感じだが、徐々に水量を増す。最初の二俣を右に進んだ後は、小滝が続き、特にチョックストーンの滝が多いが、何れも難なく超えられた。核心と言われる8mのチョックストーン滝も難しくなく、渓相が年々変化していることが伺える。最後のチョックストーン滝だけは手強く、ロープを出して残置支点にスリングでアブミをつくりFさんが突破する。ザック搬送後、続く私はアブミを回収しながら、最後はゴボウでなんとか越えた。最後の二俣は左を探るも、ボロボロと崩れる右岸を諦め懸垂で降り、右俣へ進む。最後は崩れ落ちそうな急斜面をツメ、ノロシバの北東側の稜線に出た。沢装備を解いていると雨が降り出したので、急いでノロシバをあとにし、長い下山路へと向かった。ノロシバ沢の途中で滝上に死亡している鹿さんがいて驚いた。これを見ちゃうと沢水はたやすく飲めなくなるなあと思った。

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執筆 : 
iceclimber_msc 2022-7-24 5:30
山 行 報 告 書

日程:2022年7月23日(土)〜24日(日)
山域:西丹沢小川谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:S(CL) H(SL) K S(ブロッケン山の会) O(記録)

記録:

  翌週予定の沢登り教室のS、H両講師の下見山行。ブロッケン山の会のS氏も講師のため山行に参加された。前日の山岳スポーツセンターでの訓練終了後、玄倉駐車場まで車で移動して教室の予定幕場で幕営する。

  翌24日7:00にS氏と合流し遡行開始する。晴れで朝から暑い。一か所堰堤を越える箇所があるが、その手前の台地状の川原が蕨の群落になっていた。春に山菜取りに行くと良いだろう。

  小川谷入渓後最初の関門、登りにくいF2には新しいハンガーが設置されていたが、ハンマーで叩き潰されており使用不能だった。S氏が空身で登り、鐙2台を設置してフォロワーが越える。他の滝のビレイポイントでも、壊されたハンガーが散見された。ハンガーやボルトが設置されると抜きたがる自然保護原理主義者が必ずいる。大水一発で渓相が簡単に変わる丹沢で、少数のハンガーの有無などどうでも良いだろうに。多くの滝の登攀は以前と変わらないが、釜は以前より深くなっており、取りつきにくい滝が増えたように感じる。水浸しの沢登りが楽しめる20年ほど前の小川谷に戻ったようだ。

  ハイライトの一つ、一枚岩の大岩は登れなくなっていて驚いた。左右に空洞ができ簡単に潜り抜けられる、ただの穴潜りになっていた。下見が目的なので支点やビレイポイントの確認に時間をかけたが3時間程度で終了点に到着した。登山道を下り1時間ほど幕場に戻り、デポを回収して玄倉駐車場に着いたのが14:00頃。ここで解散とした。

  今回はヤマビルに悩まされた。入渓点から下りの登山道まで、湿った草付きや濡れ落ち葉の吹き溜まりにはほぼ確実にヤマビルがいた。西丹沢はヤマビルが少ないというのは完全に昔話になったように思う。吸血被害に何度も遭うと哺乳類には抗体ができ、抗体を含む血液を吸ったヤマビルは死滅するという説がある。これまで散々ヤマビルに献血された方は、今後その血液を武器にヤマビルキラーとして山の安全に貢献していただきたい。
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